2016年1月5日火曜日

子どものおやつづくりはプロのレシピで。『子どもと食べたい 時短おやつ』菅野のな著




 
 
ワーキングマザーにとって、「子ども達になるべく手作りで栄養バランスの取れた食事を与えたい」と思ってもままならないことも多いかも知れません。

平日は急いで帰宅して、子どもの好きなカレーやシチュー、うどんなど、すぐに出来るものを作ってはいても、ワンパターンで食材の偏りが気になってきます。

 

私の場合、子どもの食事作りの目標と言えば、以下の3つに集約されます。

 

  食材の種類を増やしたい

  少食・偏食を直したい

  楽しく、手早く作りたい

 

ひとつの解決策としては、休日に栄養たっぷりのおやつを作っておけば、平日の朝ご飯にプラスしたり、夕飯後のデザートとしても重宝します。

 

これまで、私も休日に白玉団子やちぎりパンなどは作っていましたが、それだと炭水化物が増えるだけにすぎませんでした。野菜や果物、ミネラルを補うことにはならないし、腹持ちがいいだけというおやつになってしまっていました。

 

そんなときは、プロのレシピに頼るのが一番です。最近は一般の方が投稿するレシピサイトも人気ですが、おいしさ、栄養バランス、見た目、どれをとってもはずれがないのがプロのレシピのよさです。私は料理の時もプロのレシピしか使いません。徹底した試行錯誤の結果ですから、安心して初めての食材にもチャレンジできるからです。

 

「子どもと食べたい 時短おやつ」は、卵・乳アレルギーのお子さんにも配慮したおいしいおやつが豊富です。また、スコーン、ピザ、など子ども達が大好きなおやつが、みごとに栄養満載に変身しています。

 
玄米、雑穀、米粉などの食材は、自分の発想だけではなかなかおやつに進化させられないのですが、子どもが好きそうなものとミックスして美味しく仕上げてあります。

 

私が真っ先に作ってみたのは、玄米や雑穀をつかったピザ。ちょっとアレンジして、表面に我が子の好きな五平餅のたれやカレーソースを塗ってもよく食べてくれました。意外にも玄米の香ばしさにはまってくれたようで、私としては驚きでした。

 

ほかにも、和洋のおやつが豊富で、自分の子どもに合わせてアレンジもしやすいし、なによりできあがりがおしゃれで可愛い!

 

みんなが幸せになれる、おやつの本。たまにはおばあちゃんにも読んでもらって、作ってもらうのも、家族の絆が強まっていいかもしれません。

 



2015年11月18日水曜日

私がこの冬おすすめする勉強会はこれだ!



これまで、数々の勉強会に参加してきて、良い勉強会には2つの特徴があると思っています。

・アットホームな雰囲気で、初参加の方の居心地が良いこと
・主催者の方ご自身が勉強熱心で興味の幅が広いこと


です。

つまり、リラックスモードでいられて、学ぶことが多いため、満足度が非常に高いのです。

今後開催される勉強会で、是非おすすめしたいものがありますので、紹介させて下さい。

☆おすすめ勉強会その①
11月28日(土)午後5時30分から
永江企画さん主催 やりたいことを【行動】に移すワークショップ


花熊武士さんこと永江企画さんは、名古屋ライフハック研究会の常連さんで、いつも周囲に温かい心配りをして下さっています。

そして、地域や経済の活性化をソフト面から考えつくす柔らかな感性と、高田純次氏以上の笑いを誘う迷言を生み出すその思考回路は、レベルが高すぎて太刀打ちできません(笑)。

そんなナイスガイの花熊さんが、構想を温めてきたワークショップ企画を実施されます!

多様な人との「話し合い」が行動を阻む「壁」をはずしてくれるはずです。
詳細は、こちらです。↓

http://kokucheese.com/event/index/351507/


☆おすすめ勉強会その②

12月12日(土)午後1時30分から
名古屋ライフハック研究会vol.34「ライフハック大忘年会2015」


毎年盛り上がる「私のライフハック」のシェア大会です。

スタッフのお一人「関西出身のお祭り男」虹の父さんは、存在するだけで周りのモチベーションをアップさせてしまう生まれながらのリーダー。生き方そのものから学ばせていただくことが多く、関わった人すべてがファンになってしまう程チャーミングなお人柄の持ち主です。

プレゼンテーションの練習の場となるLT(持ち時間5分)も行われますので、是非気軽に参加してみて下さい。

 詳細はこちらですよ↓前払い制ですが、コンビニ払いや銀行振り込み、カードも使えますので、とても便利です。

http://nagoya-lifehack.blogspot.jp/2015/11/2015-vol34.html

2015年10月13日火曜日

アートテラー・とに~さんと巡る名古屋パブリックアートツアーに参加してきました!


名古屋ライフハック研究会の魅力は、なんといっても「視野が広がる」「目からウロコ」の講座やワークに出会えることです。


今回のテーマは、この季節にぴったりのアート。

名古屋はパブリックアートが豊富で、こんなところにも!あんなところにも!状態。

☆アートテラーという職業をクリエイトした、とに~さん


今回は、参加者のKさんの素敵な提案により、「アートテラー・とに~」さんをお招きして、独自の編集力が光るツアーとライブが行われました。

言葉を語らないアート作品は、見る人の解釈や人生経験、イメージの持ち方によっていかようにも変化するものに思えます。

しかし、自分一人だけで鑑賞していると、新しい物の見方、発見に乏しくなってしまいそうです。

アートテラーという職業をクリエイトされたとに~さんは、まさに私たちに新しいアートの見方のヒントをくれる若き紳士。


吉本興業で芸人さんをされていた経験から、話術や視点は面白さに満ちていて、さらに知的で品の良い雰囲気がとても印象的な方でした。美術館や学校からのオファーが相次ぐのも納得です。


☆青空の下、アートをめぐる旅

当日の午前中は、3時間で名古屋市内を中心に岩倉市までを散策し、超有名作家のパブリックアートをめぐる旅が企画されていました。


どうやら名古屋のみえっぱり度とパブリックアートの数には相関関係があるらしく、公共の場で多くのお宝が発見できるらしいのです。


科学館前の広場にあったのに、今まで全く気付かなかった作品。地面にアートがあったなんて気づきませんでした。
とに~さんの解説が光ったのは、お笑いの世界とからめた例え話が豊富で、芸術作家も独自の表現方法を追求する「芸能人」だということに気付かせてくれたことです。

「常に世の中にないものを創り出す」

「○○をテーマにしているといえばあの人といわれるように、作家としてのアイデンティティを確立する」


など、普段は考えたこともない芸術作家の苦悩とか人間的な感情が見えてきて、雲の上と思っていたアーティストの方々に親しみを感じるようになりました。


とに~さんが今回どうしても行きたかったという岩倉市シンボルロード「音のアート」は、触ったり登ったりくぐったり座ったり、見る人が作品とコミュニケーションがとれる面白い作品群でした。

ついついいじりたくなる、五感で楽しむアート群が出現!
「未来の思い出」というタイトルの台場。時間と空間の広がりが与えられた、不思議な作品。

☆アート・フレンドリーになれた一日


5つの人影がかくれんぼをしているように見える。作家の遊び心に「ふふっ」となる。
一般的に、アートが敷居が高いのは、「触れないで下さい」の表示だったり「静かな美術館」という環境だったり、緊張を強いられることが多いからかも知れません。


今回のツアーでは、アートテラー・とに~さんの軽快なトークが創りだした、アート・フレンドリーな環境と綺麗な秋空のおかげで、最高の気分転換もでき、心やわらぐ一日となりました。



今回の企画・運営に携わって下さったKさんの実行力にも感動しました。Kさんから、東京で行われるとに~さんのアートツアーのことを教えていただいて、すごく興味を持っていたので、名古屋で実現したことに感激でした!

名古屋ライフハック研究会的にも、初のお出かけ企画ですごく豪華な一日でした!


美術館に行って楽しくすごしたい、アートにまつわる面白い話が聞きたい方、是非、とに~さんのアートツアーをチェックをしてみて下さい!本当に面白くて、新しい楽しみが増えますよ!
※ライフハック研究会ブログでも、とに~さんの魅力がわかります。
http://nagoya-lifehack.blogspot.jp/2015/09/20151012.html

※参加者の方が、今回のツアーの具体的な内容がわかるまとめを作ってくださいました↓
http://togetter.com/li/885771

2015年4月6日月曜日

ブックナビゲーター矢島雅弘さんから学ぶ!「エモーショナル・リーディングのすすめ」に参加してきました。【名古屋ライフハック研究会vol.31】

イラストよりもうるおいたっぷりの矢島さんでした。ハグした方によると、とってもいい香り!

☆音声書評のプロフェッショナル、矢島さん来名!


名古屋ライフハック研究会Vol.31(平成27年4月4日(土)13:20開演)のゲストは、ブックナビゲーターの矢島雅弘さんでした。
一冊からもっと学べる エモーショナル・リーディングのすすめ

矢島さんは、「一冊からもっと学べるエモーショナル・リーディングのすすめ」の著者で、Podcastingの番組、「新刊ラジオ」のパーソナリティをされています。


もともと声優をめざされていたそうですが、脚本のある世界よりも、即興トークが必要なお仕事にぴったりの方だと思いました。

というのも、書籍に関する背景知識がとても豊富で、受け答えも瞬発力抜群、言葉運びには知的なリスナーを刺激するような繊細かつ大胆さがあって、もう、芸術の域。
さらに、ほのぼのと明るい雰囲気を保ちつつ、盛り上げ上手なところに、声だけでなく心の振動も伝わって来ました。


個人的には、腰が低くて、マイクの持ち方が両手ですごく丁寧だったことにも、お人柄の魅力を感じましたよ!


☆「エモーショナル・リーディングとは」

さて、矢島さんが提唱する「エモーショナル・リーディング」ってどんなものなのでしょう。ワークを通して実践してきたので、少しだけご紹介します。


言語化ってとても大切。ノートやメモって面倒に思えるけど、得られることが多すぎると私も思います。
【方法】
①著者と対話をするように能動的に読む(あくまで、肯定的な姿勢で。)
②自分の「心が動いた」表現にメモ。論理よりもまず、自分の感情の動きに着目。





②のメモをすることで、見えてくるのは、例えば、
・自分の興味の方向性
・今後の自分の仕事や生活の課題
・この本を読み続ける上での仮説とか課題がクリアになること



だったりします。

まずは、自分の感情のフックにかかったかけらを集めて、論理化するのは後。

それが、自分の価値観を掘り下げたり、自分だけの気づきを得るためのポイントなんだと思いました。
グループ内では、読書の悩みの解決法の話し合いも。矢島さんも加わって感激。例えば、難解な本を読むときは、気持ちのハードルを下げて1つでも学ぶ、一定時期寝かせるなど、スマートな方法を伝授して下さいました。


☆早速やってみた。自分の価値観があぶり出されて気持ちいい!


私は、早速、翌日に好きな本をコピーして、エモーショナルメモをたくさん書きました。自分の価値観があぶり出されるとはこのことです。読書会でのアウトプットも、この方式を使うと、掘り下げができたり、意見交換しやすいな、と思いました。


学校だと、文章を読む技術として、正確な読解とか、要約しか学べないですよね。しかも国語の記述で点数がつけられるとか、心外でつまらない。

でも、エモーショナル・リーディングのテクニックを使って自分独自の感性で読むと、ぐっと面白くなるし、気分は自由だし、自分のオリジナル人生に役立つし、しかも簡単。大人の読書法として、すごく効果的だと思いました。



名古屋ライフハック研究会スタッフの虹の父さんも、常にご自身の感情のフックを大切にされている方です。
「エモーショナル・リーディング」は、ライフハック研究会のコアなテーマにもぴったりでした。参加者の方々と深く共有できて本当によかったです!

そして、矢島雅弘さんような豪華ゲストをお招きできるのも、スタッフの著名ブロガーコウスケさんがコーディネイトして下さったおかげ。人と人との温かい信頼関係で魅力的な場を提供して下さっていることに、本当に感謝しています!

※ライトニング・トークスとライフハグ(!?)懇親会のレポートは、後日アップしますね!

2015年3月30日月曜日

ちきりんさん著『マーケット感覚を身につけよう』の講演(名古屋)に行ってきました!


3月27日金曜日の19時から名古屋で行われた、社会派ブロガーちきりんさんの新刊『マーケット感覚を身につけよう』の講演に行ってきました。


開場30分前についたのに、もう行列が出来ていました。

定年後のご夫婦と思われる方も早くから並ばれていたのにはびっくり。きっと、日曜の朝には関口宏のサンデーモーニングを見ていそうな知識層、というたたずまいで、分厚く難解そうな本を読みながら待機されていました。

ちきりんさんが、団塊世代にも影響を与えているのは、嬉しかったです。


当日、ちきりんさんは名古屋版バージョンの豪華なシャチホコ(金のエビフライだったのかも?!)のお面をつけていたのですが、自由で快活で開放的な雰囲気があふれ出ていて、人間的な幅の広さにも強い魅力を感じました。

きっとちきりんさんは、霞ヶ関にいても、Kioskの売店にいても違和感がないはずです。そして、どこにいてもオンリーワンかつナンバーワンとして実績を上げられるだろうし、縄文時代や江戸時代に生まれていても、サバイバル能力抜群で、みんなから頼りにされていただろうなあ、と思います。


講演の冒頭は、新刊『マーケット感覚を身につけよう』は、既に出版されている著書『自分のアタマで考えよう』と対の関係にあるというお話から。

マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

自分のアタマで考えよう


「論理」(ロジカルシンキング)と「非論理」(マーケット感覚)という二項対立での説明は本当に理解がしやすくて、こういった説明の仕方の隅々から、ロジカルシンキングを自由自在につかいこなせるちきりんさんのスキルの高さを感じます。

どちらか片方だけではいずれ行き詰まるから、両方揃ってはじめて、成果を出してサバイバルし続けられるというお話だったのですが、ちきりんさんの周囲で伸びた人は両輪揃った人だったという実例が刺激的でした。

そして、どちらのスキルも才能ではなく、後天的に獲得できるんだ、というメッセージもあって、モチベーションが上がりました。

講演の構成は一貫してロジカルなのに、デリバリー(話の仕方)には堅苦しさが全くなく、友達に話しているようなテンション。そして、お面なのにアイコンタクトもチャーミング(この技術が、すごい!)。

著書の内容についても、What、Why、Howのフレームワークを用いたスライドのおかげで、骨子が1分以内で理解できました。
今後は、個人のスキルが、組織内でなく、市場でやりとりされるケースが増えてくる、という前提に十分納得できました。


さて、新刊『マーケット感覚を身につけよう』に書かれているポイントは5つです。
手帳にメモしておくと、毎日意識して行動できると思います。


【5つのポイント】

1.プライシング能力
2.インセンティブシステムの理解
3.市場に評価される方法
4.失敗と成功の関係
5.市場性の高いところに行く


具体的な内容は、本書を読んでみて下さい。私は既に5,6回くらい読んでいますが、読むたびに発見があるので、まだまだ読み込むつもりです。


私は、今3歳の息子には小学生になったら市場に出て仕事を持つ機会を与えたくなりました。
おこづかいをあげるようになったら、こづかい帳をつけさせるよりも、欲しいものの値段について自分なりの考えをメモさせます。「ものすごく欲しいから高くても気にならない」とか「すぐに飽きそうだからあと2割くらい安い方がいい」とかね。
あと、失敗って、すごく大切なステップなんだと伝えること。


私自身は、講演でもブログでも紹介されていたちきりんさんのオススメ本『クラウドソーシングの衝撃』も読みました。

クラウドソーシングの衝撃 雇用流動化時代の働き方・雇い方革命 (NextPublishing)


そして、市場で評価されるには、小さくても実績や信頼を積み続けるという地道な誠実さはますます重要になると思いました。人間としての社会性、マナーは、知り合いがいない広い市場に出て行くのに不可欠です。外国人と交流して、信頼を得ることをイメージするとわかりやすいんじゃないかな。



講演を聴き終わった後、ちきりんさんがゼミの教授で、フィールドワークやケーススタディを一緒にしたら、どんなに楽しいだろう、と想像していました。

でも、やっぱりちきりんさんには自由な生き方をしてもらいたいし、未来指向のマーキュリー(商業の神様)のような存在として、多くの人にヒントをもたらしてくれたら嬉しいな、と思いました。

最後に。

「ありのままで生きたい」女子小中学生の皆さん、アナ雪を見てカタルシスを得るだけじゃなくて、ちきりんさんのブログや本を読んで、自由に人生設計ができるよう、実践を繰り返すのがベストです。


2014年10月27日月曜日

世界観が広がった!『トリリンガルフォトグラファーが語る中南米のリアル』に参加してきました!

★Itoujiさんの世界観を通してみる中南米のリアル!!!


Itoujiさんの感動のフォトを集めたサイト。是非是非ごらん下さい!
※Itoujiさんのフォトサイトhttp://www.uj-image.com/


3年間のメキシコ赴任を終えられ、帰国後も新プロジェクトで多忙を極められるItoujiさんの、中南米の旅を語るトークライブに行ってきました。

Itouji
さんはとても爽やかで、あのコウスケさんがライフハック研究会にナンパしたほど(笑)魅力的な男性です。


そして、科学的かつ人文的な広い視野を持たれています。
お仕事では、ダイナミックな仕組みを構築されている一方、語学力に優れ、自主勉強会を開催されたり、ほぼボランティアで現地の日本語講師を務められるなど、身を削って社会貢献もされる、日本男児の鏡です。


Itoujiさんのその溢れるようなエネルギーと、技術、感性、思慮深さが余すことなく発揮された本イベントは、アイデアフル&プレイフルな名プロデューサーnijinochichiさんの発案により、実現しました。nijinochichiさん、場作りの天才ですよね。


海外がキーワードで集った濃いメンバー

20名の参加者も、海外での起業経験のある方や辺境の地に行かれた方など、驚くほどディープな経験を持つ方ばかりで、これもnijinochichiさんの仕掛けの一つ。


Itoujiさんの南米での経験を咀嚼しつつ、それに関連した独自の体験(海外でのインターンシップ経験、遺跡めぐりのコツや美味しかった食事など)を語り合い、グループディスカッションも時間が足りなくなるほど。
京都や大阪からの参加者もおられ、もうこれは、泊りがけの合宿イベントにしてもいいくらい話題がつきませんでした。

それぞれのメキシコ感を広げられる工夫が随所に
さて、メキシコと聞いて皆さんは何をイメージされますか?

私は、お花の先生の影響でメキシコ民芸に興味があり、メキシコの吹きガラスやピューター、などをインテリアにしています。プリミティブな感じが好きなのです。

一番行きたいけど、2週間の余暇は欲しい行き先、それがメキシコです。

 当日受付には、さりげなく焼き物(セルビン焼き)の呼鈴がおかれていて、時折nijinochichiさんが無邪気にチリンチリンと鳴らしていたのですが(笑)、その品のある美しさにはずっと目を奪われっぱなしでした。
タラベラ焼きは一般的ですが、セルビン焼きというまだ新しい民芸品。ネットで色々検索してみました。わざわざ買いに行く価値がある価値があるほど美しい!


イベントの冒頭では、メキシコの概要紹介がありました。そして、メインはフォトグラファーItoujiさんの写真を見ながらの思い出トーク。

それまで写真に全く興味がなかったItoujiさんは、独学で一眼の撮影技術を磨かれたそうです。

ウユニ湖やグランドサークルなどの地球の神秘は、胸に迫り来る構図・発色だったり、街角の日常は、匂いやほこり、湿度まで伝わって来そうな風合いだったり、現地で感じた主題を最大限に生かす工夫が考え抜かれていました。

表現力が光る写真を見ながら、撮影スポットでの野宿や乗馬のエピソードを聞いていると、日常を忘れて、ストーリーの中に吸い込まれてしまいました。

また、リアルタイムでFacebookに綴った当時の出来事や感情を、スライド上でレトロスペクティブに見て行く試みは、現地の感覚がビビッドに蘇る感じがとても良かったです。


また、目的に応じたカメラの選び方やカメラのしくみ、画素数の理解の仕方など、子どもでも理解可能なほど比喩表現(にんじん畑!)がうまく、私のような素人でもすぐに理解できました。本当に凄いプレゼン能力です。

具体的な撮影スポットまで丁寧に解説されたスライド。数々の資料の完成度が素晴らしかった!
記録写真と表現写真の違いの話には、はっとさせられ、事実を写すよりも、そのとき自分が感じたテーマをメインに写す方が、「自分だけの」写真になるなあ、と感じ入りました。

次回はカメラ講座をやって欲しいという声が沢山あがっていましたよ!


圧倒的な行動力に裏打ちされたItoujiさんならではのライブ

今回のイベントの最大の魅力は、Itoujiさんの世界観、価値観を通して中南米の新発見ができたことです。
TVの海外ドキュメンタリーやバラエティにはない、同世代のビジネスマンが何を考え、何を感じたのかという直球の言葉が、「リアル」に迫って来ました。
そのなかからちょっとだけご紹介します。

 
多角的な視点から語られた中南米。侵略された過去、格差社会、労働意識、家族感など、盛り沢山。

・職場教育で「見て覚えてね」は通用しない。教えてもすぐに転職してしまう風土だと、教育のモチベーションを保つのに苦労しそうです。

・メキシコ人は意外と勤勉これはみなさん意外なようでした。

・国が信用できないので、家族で助け合う→Itoujiさんも言われたとおり、日本に置き換えたとき、家族の絆という意味で再考させられます。社会保障が充実している北欧などはどうなのかも気になります。

・格差が明確な社会でも、下層部に悲壮感がなく、人生を楽しむ術を身につけている富裕層と比較することが不幸の始まりで、自分たちの運命を受け入れる明るい心っていいな、と思いました。


勉強会に参加されている方の共通点として、「視野を広げたい」という熱意があげられます。

今回は遺跡好きな方、南米の風土・文化が好きな方、メキシコ経済、歴史に興味のある方、カンクンなどのリゾートに行きたい方、メキシコで働きたい方、大自然の撮影方法に興味がある方、すべてのニーズを満たしたいました。
さらに、新しい分野にも興味が発掘できる絶妙な構成となっており、完成されたスライドにもItoujiさんが準備に費やされた時間と労力の大きさを感じました。


懇親会などもろもろ雑記

・久々にお会いしたジェリーさんがパワーアップしていました。実はどこかのCEO(で、庶民のフリをしているの)かもと思われるほどの最新知識と洞察力。トークのキレ感がすごすぎます!
・ジョギング王子ヒデアキさんにも久々にお会いできて嬉しかったです。幸せ感と充実感がとっても伝わってきましたよ!
bravebotを自作されたみやさんから、ひとつドミノをいただくことができました。色使いが可愛く、フォルムも愛らしくて、癒されます。年末のライフハック研究会に参加すると、あなたもいただけるかも!
みやさん自作のBravebot。愛くるしい!何か話しかけたくなります。
・バリアフリーについて、再考するきっかけをもらいました。私も、意味のない段差やエレベーターの設計がひどい岐阜駅など、不親切だなあ、と思っています。まずはTwitterなどで呟いてみようと思います。


・コウスケさんがその場でFacebookグループを作って下さいました。行動力、即応力抜群。小学生の頃の渡航体験の話がミステリアスで、気になってしょうがありません(笑)。


・名古屋ライフハック研究会でも、一度、LTコーナーで「旅」というテーマを設けて、旅のTipsや写真、感じたことのシェアを集中的にできたら面白いよね。という話でktamuraさんと盛り上がりました!


nijinochichiさんが、受付や誘導を一人でされていて大変そうだったので、お手伝いできればよかったと反省しています。プライベートでここまで充実したイベントが開催可能なんて、本当に凄いことです。そして、バリアフリーかつむっちゃ美味しい豚しゃぶのお店をチョイスして下さったお心遣いに感謝!

 
刈谷駅前で便利!貸し切り状態でトークも盛り上がりました!久々に夕食をおなかいっぱい食べました。本当に美味しかった!


今回のイベントが発端となり、今後色々な形で展開していくはずです。それが今からとても楽しみです。

Itoujiさん、nijinochichiさん、地球規模の新しい感覚を沢山与えて下さって、本当にありがとうございました!

2014年9月22日月曜日

名古屋ライフハック研究会vol.28堀正岳氏×酒井一太氏から学ぶ、自分メンテナンスの小さな工夫


心待ちにしていた名古屋ライフハック研究会vol28が、9月20日(土)に名古屋駅前ウインクあいちで行われました。
 

お二人の著者の豪華共演は名古屋ライフハック研究会初!
ライフハック研究会の原点回帰へ


名古屋ライフハック研究会は、堀正岳さんのブログ「Lifehacking.jp」に共鳴する方々が集い、2009年にスタートしました。


今回は、その堀正岳さんと、ライフハックの本質を大切にするブロガーである酒井一太さんの共演というビッグなイベントであり、約40名で会場が埋め尽くされました。


酒井一太さんのブログ「Find the meaning of my life」は、独自のテーマに細やかな感性が注がれ、その鋭さと審美眼に鳥肌が立つ思いをします。


お二人にとってライフハックは空気のような存在であり、自分らしくあるために常に共にあるもの。


そんなお二人のお話には、笑いがあり、スパイスがあり、深い教養があり。

 
洗練されたオリジナルワールドにぐいぐいと引き込まれて行きました。


自分を知り、掘り下げることが「ストレスマネジメント」になる

堀さんと酒井さんの共通点は、誠実な表現者ということ。

 
そして人間としての心を大切にされていることです。カテゴリー的にはお二人とも「ビジネス書」を著されていますが、人間理解が深く、感性の人だと私は思います。

酒井さんは、過去にうつになった経験から、いかに日常生活の中で自分をメンテナンスしていくかの「小さな工夫」について語られました。


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リソースが少なく、パフォーマンスが落ちるという観点では、うつだけでなく、あらゆる持病、障害、体の不調や結婚、転職、出産、昇進などの環境の変化などにおいて、誰しも経験する状態です。

そこで、自分の状態をよく知って自分にぴったりのケアをすることで破綻を防ごうという提案がされました。

酒井さんが誠実なのは、人間一人一人の違いにちゃんと目を向けられていたことでした。

“あなただけの”工夫であることが大事

世間を気にしすぎたり広告に踊らされたりせず、情報を遮断して、自分自身が心から没頭できることを見つけて英気を養ったり、自分の体調を毎日簡単に記録して、対処の目安にするなど、小さな工夫はすべて「オリジナルで」というのが酒井さんの主張です


一太さんご自身は、「机の上が散らかったら」、「好きなことをして自分をメンテナンス」するサインになっているそうです。

女性であれば、例えば、朝着ていく服が決まらない(判断力の低下)、化粧が面倒になる(社交性の低下)といったことも指標になるのではないでしょうか。

そういったサインに気づく感性や心の余裕を保つためには、ひとり時間は欠かせないな、と改めて思いました。

酒井さんのお話にも出てきましたが、自転車に乗っている時間は最高の自分時間だと思います。私も毎日通勤で一時間以上自転車に乗っていますので、もっと意識して自分を解放してみます。

酒井さんの提案をまとめると、

・世間と自分を隔離する時間を持つこと
・自分の心体の様子を観察すること
・大好きなことに没頭すること

すべて自分を大切にするための、根源的な考え方であり、よい人生を送るための知恵だと思いました。

それにしても、一太さんの講演、エピソード満載でウィットも毒も効いていて、笑いあり涙あり、叙情的で良質な映画を見た後のような余韻が残りました。

人間心理の癖をメタ認知して変えてしまおう!

執筆や、ライブ配信なども、スマートに楽しまれている、堀正岳さん
 
本職は北極の気候学者であり、現地にも赴かれる堀正岳さんは、思考のスケールがとても大きい方だと感じています。

今回のテーマ、「ストレスマネジメントのための工夫」においても、地球規模の視野で研究をされ、俯瞰的な視点で人類を見つめる堀さんならではのお話を聞くことができました。

まず、講演の最初に、「3つの考え方と19のテクニック」という全体のフレームワークを示された効果は絶大でした。
 
聞き手の思考の整理を考慮されていたため、終始リラックスできました。

3つの考え方とは、

・歪んだ内的独白を外す考え方(例えば、イライラする原因は自分の価値観、考え方に起因するものだから、変えられる)
【参考図書】
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・レジスタンス ~打倒しがたい強敵~
(
大事なことに取り組もうとする時ほど強い心理的抵抗が発生し、逃避してしまう。その心理的抵抗(レジスタンス)を理解し、具体化すれば対応可能)
【参考図書】
やりとげる力
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敵を見える化すれば乗り越えられる例「Brave Bot」

このドミノの裏面には、説明が。病気の少女を救ったエピソードにも感動しました。
 

・戦略的にgiveする(taker ではなく、賢いgiverが最終的には豊かである)
【参考図書】
Give and Take: A Revolutionary Approach to Success
Adam M. Grant Ph.D.
Viking Adult
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 私は、この「戦略的に」という言葉は、堀さんならではの照れなのだと思いました。
Giveの一つの例として、難病の幼い子への寄付のお話がありました。堀さんにとって、アメリカ文化の中で育まれたフィランソロピーの精神はきっとごくごく自然な気持ちのような気がします。日本ではまだまだ特別なボランティアや寄付を「構えなくていい、自分の幸せになって帰ってくるから、まずはやってみて」というメッセージのように思えました。
また、搾取されるだけの愚かなgiverでなく、賢いgiverであれという知恵も含んだ「戦略的」という言葉のはずです。


3つの考え方のいずれにも共通するのは、人間心理を理解して、よりハッピーでいられるように対処しましょう、ということだと思いました。


さらに19のテクニックは、ここでは秘密ですが、すべて具体的なライフハック。



1つだけご紹介。自分らしさを取り戻すために、欠かせない大切なこと。

堀さんが、子育て中の奥様のストレスマネジメントについてもちゃんと気にかけられているエピソードも印象的でした。

家族はチームであり、誰かが倒れてしまうと日常生活が崩壊することさえあります。まず自分をメンテした後は、家族のストレスマネジマントにちょっとでも貢献すると、より絆が深まり、安定した毎日が送れると思います。

★堀さんの新刊が9月25日に発売されます。
 

 
知的生産の技術とセンス ~知の巨人・梅棹忠夫に学ぶ情報活用術~ (マイナビ新書)
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講演後には、堀正岳さんの新刊がプレゼントされるジャンケン大会が行われました。私は惜しくも発売前に拝読することはできませんでしたが、堀さんのような知的生産ができることに強い憧れがあります。

堀さんから、本の内容について少し御紹介がありました。


梅棹先生のファンの方は勿論、「情報に新たな付加価値を加えること」が求められている、あるいはそれが趣味という方も、最新の技術を獲得できるはずです。

 
それにしても、堀さんの講演に出てきた参考文献や経験談は非凡で、世界中を視野に入れてピックアップされたものばかりでした。

堀さんのような知的生産のためのセンスを磨くには、視野の広さや、感覚の独自性を持つことも欠かせないように思いました。


 
 
 
 














センスを磨く方法が知りたい!



ずっと楽しみにしていたあまりにも夢のような時間だったので、土曜日のライフハック研究会は現実だったのか、未だにボーっとしています。

名古屋ライフハック研究会の発起人、虹の父さんも感無量のご様子で、懇親会でもいつも以上にテンションアップ。

テンションアップの虹の父さんの靴下柄
靴下をこっそりご紹介(笑)。レッグウォーマーの装着はライフハックのひとつ。体のメンテナンスは大事。

 
いつも誠実に尽力される姿が印象的なスタッフのkomatsunaさんもお二人のお話に感化されて、参加者の方々と今回のテーマをさらに堀下げられていました。


一太さん、堀さん、貴重な休日に名古屋まで出向いて下さって、本当にありがとうございました。今回の講演は後々まで研究会で語り継がれるはずです。