2008年9月29日月曜日

「勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan」


勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

著者の勝間さんは、もっと生産性やワーク・ライフバランスを意識して、生きることを充実させようというテーマをいろんな角度から表現しておられます。今回のご著書は、自分たちが暮らす国がどのような方向に向かっていけばよいかというスケールになっており、個人の生活にとどまらない俯瞰的な視点が強化できました。

また、この一冊を通して現状の分析、めざすビジョン、解決のための提言へと運ぶ思考のプロセスを学ぶことができます。


まず、タイトルにある「ライフハック」とは、気の利いたやり方で生活を便利 に変えていくという意味だそうです。

私は、「気の利いた」という言葉がキーワードだと思いました。

日本には、気が利かないやり方=「非効率・人の暮らしを軽視するやり方」がまだまだ多いからです。

この本の中で著者の勝間和代さんが、漫画家で最強のワーキングマザー西原理恵子さん、「反貧困」の作家である雨宮処凛さんと対談しています。 子どもを持ったお母さんの本音や若年層の貧困の具体的な現状を見て見ぬふりをすると、社会が閉塞的になり結局自分に返ってきます。まずは社会全体で正しい情報を得て問題意識を束ねることからスター
トです。

気が利いた国、日本 を創るためには

①他者への思いやりを持つ=国内、海外の弱者に目を向け、貢献する。特に教育分野への投資。

②自分を大切にすること=努力をして付加価値を生むことで対価を得る。

その報酬によって人生の選択肢・自由度が増す。

③「衆人の知恵」を活用する=アイデアを共有したり、正しい情報へのアクセスを容易にすること。

ということが自然にできるようになる必要があると思いました。


勝間さんは、ニューヨーク訪問でアメリカ型資本主義の限界を目の当たりにし、アメリカの「生産性」はお手本となるが、「生活面」は必ずしもお手本とならない、と述べています。

人の暮らしが充実するように、気の利いたやり方で今の日本に少しづつ修正を加えていこう、
というメ ッセージが込められているようにも思えました。

実行プラン:教育、付加価値を生むこと、衆人の知恵を生かすことにエネルギーを多く使う。

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