2008年10月15日水曜日

Argumentative Essayを書けるようになる①

 どのような社会でも通用する人間になるために、論理的な文章を日本語と英語でしっかり書けるようになりたいと思っています。そのためには、具体的にどういう構成で書いたら良いのでしょうか。また、説得力のある意見を述べるために必要なことはなんでしょうか。

 私は法律事務所に10年以上勤務しているので、弁護士が書面や意見書を毎日せっせと書いている姿に毎日触れています。弁護士といえば、口が立つとか法廷に立って弁舌をふるうイメージを持つ方の方が多いかもしれません。しかし、私が見ている実際の弁護士は、毎日大量の文章を作成しています。司法試験にも論文が課されていますが、合格した後も司法研修所で、書面の書き方を徹底して習うそうです。そうして鍛え上げられた文章力のおかげで、論理構成が美しい「訴える論文」が書けるのだそうです。

 ビジネス書でも「論理的思考力」とか「ロジカル」という言葉をよく見かけます。日本人は、社会人になって初めて、それまでほとんど論理的思考力を鍛えてこなかったことに気付くのではないでしょうか。少なくとも私は、卒論や大学の英語の授業以外に論文を書いたこともなければ、意識的な論理的思考もしてきませんでした。ロジカルな話し方などもっての他で、自分の感覚的、主観的、思い込み的な思考の愚かさに気付かせてもらったのが職場です。

 次第に、事実と評価は完全にわけて考える、客観と主観は区別する癖が付きました。今では、頭の中で主観的な考えが浮かぶと、自分でツッコミをいれて自分に説教するようになりました。
 論理的な思考パターンが身に付いたら、それを文章にしたり、話せるように定型化し、道具として使えるようにします。

以下が、弁護士に教えてもらった論理的文章の基本形です。

まず、問題提起をします。

〇〇であろうか、△△(ここにキーワード:論点が入る)が問題となる 。

その後は、

確かに(自分の考えと反対の考えを述べる。)
       ↓
しかし、(理由を具体的に述べて、自分と反対の考えに反論する。)
       ↓
従って(結論:自分の考えを述べる。)

という流れになります。

問題提起ができたら、自分の意見をサポートする強力な証拠、信憑性のあるデータを入手しなくてはなりません。ここで、情報収集力が大切となってくるわけです。

 プレジデント社出版の「5つの仕事力」の中に、マッキンゼー時代の大前研一さんが部下に常に叱咤していた言葉があります。「論拠に基づかない議論をやめろ。ちゃんとして証拠を持ってこい。証拠がないんだったら、自分でサーベイしてつくれ。」問題解決のための議論とは、徹底して論拠に基づく議論なのだと教えられます。

 レポートを書くときは、資料を集めて書くことができますが、大学入試の論文や英検の英作文、司法試験の論文などは、頭の中にある情報がすべてです。曖昧なことは文章化できないので、普段から知識を緻密に言語化する癖をつける必要があります。

 よりよい言語化の訓練法は、人に説明する、文章を書く、それをハイスキルな人に添削してもらうことですが、初めは、うまい人がやっている方法徹底的にまねするのがいいと思います。

 実行プラン①:まずは、良い文章や良いプレゼンテーションに徹底的に触れたいと思います。
 
 実行プラン②:日本語で論理的文章を書くと同時に、英語でArgumentative Essayを書くスキルを身につけたいと思います。Argumentative Essayにも基本がありますので、次回まとめてみたいと思います。

 

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