2008年10月3日金曜日

絵地図(イラストマップ)の魅力とは



名古屋に、覚王山というエリアがあります。日泰寺という、タイ王国から寄贈された仏舎利(お釈迦様の遺骨)を安置するお寺を中心とし、おいしいカレー屋さん(えいこく屋)、パリ風のケーキ屋さん(シェ・シバタ)、アジア雑貨店などが並び、ゆるやかな異国情緒が街にとけこんだ、不思議なまちです。
そこでは、覚王山 マップという楽しい絵地図を手に入れることができ、エリア一帯を興味一杯で歩きたくなるしかけになっています。
単なる地図と違って、行動をおこしたくなるのが絵地図の魅力です。
上の絵地図は岐阜市内の美殿町のマップです。手にした後、やはり街歩きをしてしまいました。


今日の日経新聞の文化欄に、絵地図師として活躍されている高橋美江さんによるイラストマップ
の作り方の記事が掲載されていました。

その記事には、絵地図づくりのコツがいくつか書かれていますが、中でも

①小さな路地をなるべく省略しない。初めて来た人にとっては、何本目の道で曲がるかという指標にもなるから。

②その土地の人にとっては日常であっても、よそ者にはたまらない魅力になるものを探して絵にする。

という意識の持ち方に注目しました。


地図という極めて正確性が求められるものと、効果的なイラストで演出されたその土地の日常が結びつくと、「散歩したくなる」という感情が芽生え、「街歩き」というアクションが生まれます。

地図だけでは、用がある場所に行くのに使うだけですし、イラストだけでも人はアクションを起こしません。


「情報が正確である」ことと「ビジュアル的な楽しさ・ワクワク」がセットになっているものは大変魅力的で、行動を起こしたくなる。

ことがわかります。目的に合ったビジュアルというのも突き詰めていくとなかなか奥が深そうです。



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