2008年11月15日土曜日

速読を始めるきっかけとなった本「王様の速読術」

王様の速読術
最近、速読とは、一冊の本を早く読むことではなく、立て続けに大量の本を次から次へと読んでアウトプットし、意識を磨きあげることではないかと思うようになりました。一冊の本を早く読んでも、言語化してまとめないと意識に残りにくくなりますし、スピード感をもって、どんどん読んでいかないと、せっかく培った感覚が鈍ってしまうのです。ピアニストやスポーツ選手が「1日練習をさぼったら」という感覚に似ているかも知れません。一日読まないとあっという間に感覚が鈍ります。

毎日複数冊の本を暇さえあれば並行して読み、興奮がのこる状態で一気にブログに書き上げる、これをスピード感を持ってとぎれることなく繰り返す、これが効果的な速読のあり方だと思います。
私が初めて速読の基本を知ったのは、齊藤英治著「王様の速読術」です。それまで読書と言えば、興味が赴くままに気分で本を選び、内容はその後忘れてしまうというような、「蓄積」とは程遠い、娯楽に近い感覚を持っていました。

王様が読者に語りかける形式で速読術を伝授してくれる「王様の速読術」について、再読し、速読の原点に戻ってみたいと思います。

<本の位置づけ>
王様の立場を、読み手である自分に置き換えます。そして、この本の中では、本は王様の家来と位置付けています。これは、非常に大切な意識の持ち方で、遊びの設定ではありません。王様は、忙しく、幅広い知識を持っている必要があります。まずは
謁見時間は限られている、と心得よと導入部分で述べられています。
本は、家来である。優秀な家来を選んで、限られた時間内で、多くの重要な情報を得て、総合的に判断せよ。
というのが最初の意識変革となります。
<時間に対する認識>
タイムスケジュールは大切で、「30分で読んでしまう」と決めることが大切なのです。一つの作業に余分な時間をかけていたら、色々なチャンスを失うという下りは、非常に重みがあります。
情報過多社会においては、情報を短期間で収集できなければ、「ろくに知識も知恵ももたないで、ひたすら情報の海に飛び込み、溺れてしまうことになる。他人の無責任な意見を信じ、「みんながやっているから」とやってみて、後悔することになる。そうした失敗はすべて自己責任」ということを肝に銘じる必要があります。
時間に対する意識は、年を重ねる程高まりますし、忙しい世代にとっては、時間は宝だと考える必要があります。王様は言います。「なにを、何時間、何分間やるのか、決めること。そして時間が来たら、やめる。そうしなければ、ほかのことができなくなるではないか
<アウトプットをしなければ完結しない>
速読の技術は、アウトプットを含む一連の流れに必要なものです。脳が柔軟な状態、楽しい状態でアウトプットする、しかもアウトプットのパターンを持っておくことがすばやく取りかかる秘訣となります。得た情報は必ず何らかの「形」にしておかなければ、消えてしまうのです。書きとめたり、人に語らなければ、結局情報を得なかったことと同じになってしまうということです。

<速読の基本・目的を持つ>
明確な目的意識を持って、主体的に読むこと。

<速読術は3段階>
①プレビューを5分間で行う
表紙、カバー、目次を眺め、全体像、本の構造をつかむ
②5分間で全部のページを写真読みする
本から浮かび上がるキーワードと自分にとってのキーワードを発見する。大事そうな箇所の見当をつける。フセンや印をつける。
③残りの20分でスキミング
重要なところは速度を落として理解に務める。

<専門家になるために>「一週間で専門家式速読法」
基本書を含む10冊を用意する。基本となる入門書を1冊全文熟読する。9冊を速読する(2割読んで8割を知る。)

情報はよい判断、よい仕事、よい人生のために必要不可欠だと思います。速読の技術を身につけうと、世の中の色々な情報の中でも、正しいもの、大切なものに敏感になれると実感しています。

王様は、「短い人生だからこそ、チャンスが少ない世の中だからこそ、本という家来を味方にしなされ
という言葉で語りかけてくれます。本を最も有効活用する方法については、今後も沢山の本に出会いながら磨き上げたいと思います。

実行プラン①目的をはっきり持って本を買う。本を読む前に目的を裏表紙に書く
実行プラン②何分で読むか裏表紙に書く。キッチンタイマーで測る。
実行プラン③本を読んだら、必ずブログにアップする。


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