2008年11月30日日曜日

勝間和代著「起きていることはすべて正しい」~運を戦略的につかむ勝間式4つの技術~

起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術

勝間和代氏の本は、「頭をちゃんと使って何でも生かす、ということはどういうことか」にいつも気付かせてくれます。考えるということは本来、とても楽しいことのはずなのに、意識して思考の訓練がされていなければ、思考停止のまま特攻して玉砕することが増えると思います。今回の御著書「起きていることはすべて正しい」は、自分の周りで起きることは思考の訓練にもってこいの教材ばかりですよ、というメッセージであると思いました。

この本を読んで私が強く吸収しようとしたことは2つあります。1つは頭や体を上手に使うための意識の持ち方、もう1つは人との向き合い方です。

具体的な技術を体得することが行動改善への第一歩だと思います。この本から学んだ具体的な技術は下記の通りです。

勝間氏から学ぶ「頭を良くする意識の持ち方」

(時間について)
時間の使い方は日々改善できる最も初歩的なテーマだと思いますが、常に意識していないと浪費につながります。主体的に時間を使っていく訓練をし、日々改善したいと思います。
・自分の足で歩き、自分の頭で考える時間を増やす(例えば、読書)
・何に時間を使うべきかを選択する


(日々のアクションについて)
自分の行動をいつも客観的にチェックしていきたいと思います。特に、あらかじめイメージする訓練は、いい結果を生むための準備運動だと思います。頭をポジティブな予想で満たし、望む結果を得る、アスリートの気持ちになりたいと思います。
・ネガティブな言葉は使わない
・行動を速く、インプットとアウトプットを大きくする。
・毎朝、毎週、年の初めに、画像でイメージトレーニングをする。(具体的にだれと会ってどんな話をするか。)
・継続的改善。毎日細かいことでも、ちょっとでもよくなるように工夫をする。
・やりたい仕事を明確化して伝えれば、やりたくない仕事は減る
・勇気を持って、新しいこと、違うことをやってみる

状況をプラスに持っていく努力をすることを通じて、自分の個性や能力が磨かれるのだと気付かされました。

勝間氏から学ぶ「人との向き合い方」

(エネルギーや行動が広がる人との付き合い方)
自分が魅力的になって、魅力的な人達と一緒ににエネルギーを使って行けたら、楽しい人生になるだろうなあと思います。
・メンタル筋力が強い友人(行動力がある)と付き合う
・会う人が決まっていたら、お互いがチャンスを最大限に生かせるようなシュミレーションを描く。
・決断することは人に嫌われるリスクをとること。積極的に断らないと魅力的になれない。
・よい情報、よい出会いを増やす
・パーソナル資産を連結できる人とのつながりによって、より大きなことができる。
・羨ましい人がいたら、先方からお友達になりたいと思ってもらえるように自分が魅力的になれるよう努力して
実力をつける
・必要以上に威張らず、必要以上に媚びない(迎合しない。)

まずは仕事の場で、しっかり実力をつけ、丁寧に自分の主張を説明し、相手の実力を評価し、協力して問題解決するという流れをいつもイメージしたいと思います。また、人生を楽しむためにも、素敵な友人と知的生産&娯楽トルネードを起こしたいと思います。

今回の御著書も内容が多く、今吸収したいことについてだけでも、これだけの示唆が得られたので、今後読むたびに新しい発見や示唆が得られる、濃い内容の本でした。

最後に、この本の中で書かれている、「起きていることはすべて正しい」の本意について引用したいと思います。
「起きていることはすべて、自分に対するメッセージ、あるいは何らかのチャンスとして受け止めよう。そして、そのメッセージを分析し、そこに対して自分の持っているパーソナル資産を正しく割り当て、使いきり、最大の成果になるように行動を続けよう」

2008年11月23日日曜日

アートディレクターに整理術を学ぶ~「佐藤可士和の超整理術」を読んで~

佐藤可士和の超整理術
判断するにも、実行するにも、物事がしっかり整理されていなければ集中力が発揮できません。大量の仕事を、高スピードで片づけていく時、頭の中で物事を「整理する力」が活発に働いています。仕事をする上で、「整理する力」は次の動作を迷いなく、確実に行う上で必須であると確信しています。瞬時を争う医療現場の仕事は、恐らく、整理と判断、実行が同時に行われているのではないかと思います。

 プロフェッショナルな人々は、整理をする時どのような意識を持ち、具体的にどのように整理しているのかを知り、自分の整理力に生かしたいと思います。今回は、本書「佐藤可士和の超整理術」から、アートディレクターの意識、思考の流れを追体験してみたいと思います。
佐藤さんが整理や仕事について持っている意識について、抽象化し、自分の仕事に応用できるよう考えてみたいと思います。

・整理を駆使して問題解決する
どう整理するかには視点の導入が必要となってくるのだと思います。複雑で量が多く、すぐにまとまらないことを整理するために、フレームワークがあるのだと思います。フレームワークについては、色々な本からパターンを学び、各事象にあてはめていきたいと思います。自分の仕事を完全マニュアル化してみたり、書類の置き場所や机のレイアウト一つで作業効率や組織の問題が解決すると思います。自分で思いつかない場合は、本を読んだり、人に相談して整理のためのとっかかりを見つければ、整理ができたも同然だと思います。
・アートディレクターの仕事とは相手の問題を解決する仕事
仕事とは、相手あってのもの。相手のために何かする、という原点に気付かされました。相手がどう考えていて、相手がマネジメントしきれていない問題点に気づいてあげるのが第一歩。そうすれば一緒に問題解決に向かえると思います。問題は一人で解決するものではないのです。
・答えはいつも、自分ではなく相手の中にある
確かに、相手が持っている問題については、相手が納得解をもっていると思います。例えば、髪型を変えたい人が美容室に来たら、今のどういう部分が気に入らなくて、どういう雰囲気にしたいのか、髪質やライフスタイルを考慮する等、すべてお客さんの中の答えを導きだしてあげるのが正解だと思います。今、こういうスタイルが流行っていますよ、とか、海老ちゃん風が人気です、というのは答えではない、ということだと思います。
・本当に伝えたいことを届けることで初めて広告は機能する
問題が整理できたら、本質を見極めるということだと思いました。本質はいくつもあるわけではなく、絞りきれるものだと思います。佐藤さんのデザインが、非常にシンプルなのは、余分なものを極限まで削りメッセージを明確にきめているからだと思います。広告に限らず、「明確なメッセージ」が定まらない講演、発言は人に訴えかけるものがないのです
・広告は誰も見ていないという前提で始めると根源が見える
前提を疑うことが、根本的解決のスタート、ということだと思います。そもそも広告とは、というところから始めてみる。そもそも仕事とは、そもそも会社とは、そもそもお金とは、非常に基本的な部分から問うてみると、表面的なことにこだわりすぎて、枝葉末節的な議論に陥るのを防ぐことができるのです。
・身体の軸を整えることで本来の健康を取り戻す
仕事をしてる人は、自分の体にも常に敏感で、社会的責任がある以上、健康を保つ義務もあります。佐藤さんは、バランスボールを使ったエクササイズにより、身体感覚が鋭くなったそうです。腹筋や体幹部分の筋肉を鍛えることで体の軸の調整ができるようになったと述べられています。私は、現在ピラティスに注目していますが、背骨の位置を意識し、インナーマッスルを鍛えて、骨格を正しく保つのが基本だと思います。バランス感も年齢とともに崩れていくと思いますので、バランスボールの体操の本も読んでみたいと思います。
・本質を見つけ出すトレーニングを普段から続ける
理解するということは、本質がわかると同等の意味だと思います。問題解決にもコミュニケーションにも、まずは理解が大切。そのために、本質は何かということに常にアンテナを張る必要があるのだと思います。とらえどころのないもの、例えば人間心理や理念のない会社などもたくさんあるかもしれませんが、せめて自分自身や、自分の仕事については、深く掘り下げていく作業をしてみる必要があると思います。そこからパターンを見つけ出せば、抽象化が可能になると思います。
・仮説を相手にぶつける
これってこういうことですか、といういわば確認のような作業こそがコミュニケーションの基本だと思います。曖昧な点、不明な点を自らの思い込みで埋めてしまっては、間違いが生じる。思い切って自分の考えを発表し、フィードバックを受けることは大切です。しかし、率直な返事をくれる人だけではないので「率直な意見を聞かせてほしい」という真剣な態度で本音を探る必要があると思います。
仕事でやってはいけないことは「思い込み」ということを肝に銘じたいと思います。

・言語化することで、思考は情報になる
考えていても、漠然としたイメージだけでは、人に伝えることができませんし、共有することも難しいと思います。アーティストというイメージングで勝負する世界ほ方ですら「言語化」の重要性を認識しているのですから、普段の仕事のやり取りでは、口頭にせよ文書にせよ、「言葉」が支配している部分は極めて大きいと思います。的確に言葉にする訓練は、常に必要で自分の文章や発言は自分で厳しくチェックし続けていきたいと思います。

実行プラン①複雑な問題をフレームワークにあてはめて整理してみよう
実行プラン②相手の意向を徹底的に探ろう
実行プラン③本質を見極める訓練をする。要点を整理して話す、書く。
実行プラン④ピラティスを続ける
実行プラン⑤前提を疑う、思い込みを捨てる
実行プラン⑥言語能力を向上させる

フラワーアレンジ~オレンジの鶏頭~


10月のフラワーアレンジは、オレンジの鶏頭をふんだんに使い、秋色の実物を添えた、秋の彩り溢れる
テーブルアレンジをしました。
最後にエアープランツを散らすと、素敵なニュアンスがでます。空気中の水分を吸収して生きているそうです。
バラ(ラ・カンパネラ)
実(シャリンバエ)
ケイトウ
ドラセナ(パープルコンパクター)
エアープランツ

今月のフラワーアレンジ~エメラルドウェーブをワイヤーを使って~


輸入花の色は、日本の花よりも大人びた、ダークなものが多いと感じます。
今回は、ブラックという名前のワインが濃くなったようなカラー、ザ・プリンスという八重咲きのオールドローズをメインにしたブーケを作りました。
スカビオサ(チョコレート)
トルコキキョウ
まりも
リューカデンドロン(クモーサムレッド)
アマランサス(ハンギンググリーン)
ゴールデンキャスケード
そして、葉ものは、エメラルドウェーブ、アローカシア、レッドダッチェスです。
紫のグラデーションと、黄色いゴールデンキャスケードのアクセントに、ワイヤーを刺して好きな方向に捻じ曲げたエメラルドウェーブがオブジェのような雰囲気を醸し出して出来上がり。

2008年11月21日金曜日

サイエンスカフェが街にやってくる~光を分解するとは?~

サイエンスといっても、高校時代に、生物の授業が楽しかったという記憶があるくらいで、それ以降は理系の分野からは完全に遠ざかっていました。どうして小中高と5教科満遍なく学んできたのに、大学では、文系理系に分かれてしまうのでしょう。少し寂しい気もしましたが、最近は、理系の教授が街のカフェにやってきて、授業をしてくれます。文系人間が大人になっても、理科の楽しさに戻れるチャンスが身近にあるわけです。

サイエンスカフェは、主に大学が主催をしているようです。教授が研究室から飛び出して、街のカフェで市民にわかりやすい話をしてくれる場です。サイエンスというと、科学に限定されたイメージを持ちがちですが、社会学、西洋文学など、文系科目でも催されているようです。しかし、やはり、「難解で、堅苦しそうな」理系の分野の方がカフェという柔らかい場を借りてイメージアップをすることで、理系離れを防ぐ効果も期待できますし、ますます難解なテーマを持ち込んでもらいたいと思います。

本を読んで語り合うのは友人同士でもできますが、実験道具を持ち込むのは、きちんとした主催者がいないとできませんから、貴重な場でもあります。
私が理系から遠ざかって一番困ったのは、英検の文章問題に物理や化学の話が出てきたときでした。科学のイメージをつかめていたら、きっともうすこし肩の力を抜いて読解できたのではないか、と自分の理科系の疎さを反省していました。そんな折に出会ったサイエンスカフェは、新しい視野・視点を獲得するのに大変ふさわしい場所だと思っています。

参加費も安く、私の住む地域で催されるサイエンスカフェは、ケーキとお茶がついて1000円以下のものがほとんどです。喫茶店でお茶を飲むのと変わらない出費で、科学者の話を聞いたり、実験をしたりできるのです。高校生や、本当は理系が好きだった文科系の人も、気楽に参加できます。

さて、今日参加してきたサイエンスカフェは、名古屋市立大学の分子分光学専門の渡邉 凖准教授による、

分光計測で何がわかるか ~光を色、時間、方向で分ける~

場所:7th cafe( 名古屋市中区栄 3-18-1 ナディアパーク 7 階)
実費 (600円 : コーヒー/紅茶+ケーキ)
でした。

分光学的計測とは、光を色(波長または波数)、時間(強度の時間変化)、方向(偏光方向)で分けて(分光して)測定することです。それぞれの場合について簡単な演示実験を交えて原理を説明し、どのような情報が得られるのかお話しようと思います。簡易分光器や偏光板を使って、黒い(光が無い)ということに関する科学手品も披露します」

上記の案内文を読むと、そもそも光とは何か、光をどうやって分解するのか、光を分解すると何がわかるのか、という疑問にぶち当たります。私は何の予備知識も持たずに参加しました。

受付で、ボール紙で作った実験道具を渡され、ライトのキーホールダーをもらいました。なんだかこれだけで、子ども時代に学研の科学と学習のおまけに没頭していたことを思い出し、頭がやわらかくなったような感じです。北欧風のおしゃれなデザインの星形ライトがいくつもぶらさがったカフェは、ソファーやデザイン性のある家具がざっくばらんに配置してあります。会費を払って、ケーキと紅茶かコーヒーをいただき、スクリーンの近くのソファに腰掛けました。シナモンのケーキがとても美味しく、このケーキのためにまた来たくなるほどでした。

さて、光というと、光ファイバーとか、何億光年とか、「ものすごく速く届く」とか「明るい」という言葉が思い浮かびますが、理科系の学問は光で何を知ろうとしているのでしょう。奥が深いというより、自分がいかに身近なものを表面的にしか知らないかに驚いてしまいます。今まで何も真実を見ていなかったに等しいにかもしれません。wikipediaによれば、

光(ひかり)は、電磁波の一種。おもに可視光線のことだが、赤外線紫外線を含めていうことも多い。 光は波動粒子の二重性をもち、波動であることを強調する場合は光波、粒子であることを強調する場合は光子と呼ばれる。 光源や観測者の速度にかかわらず「相対速度が変化しない」という特徴を持つ。
光は、「電磁波の一種」というところから自分の概念を超えています。電球とか通信の光なら理解可能ですが、虹とか太陽などの自然光と認識しているものも、電磁波なのでしょうか。定義を知るというのは、勝手な思い込みを捨て、正確な概念を構築するのに欠かせないプロセスだと思いますので、まずは、定義をしっかり意識しつつ、本日のカフェ談義を少しおさらいしてみたいと思います。

まず、「人間の眼はだまされやすいので、物理的にどんな光が来ているか、装置で客観的に観測するのです。」と、教授が話し始められた時、「人間の眼には見えないものが沢山あるんだなあ、危険な物質もあるし、怖い。」という感想を持ちました。文科系で言うと、目に見えないものと言えば「心理」でしょうか。脳内物質や汗の分泌で、ある程度数値化が可能かもしれませんが、なんとも曖昧な世界です。物理の世界は真実がそこにあるので、探究していけば必ず答えがあるように思います。しかし、それを探し出す条件設定や手段を無数に繰り返さなくてはならないような気がして、気が遠くなります。どんなことでもあいまいなままにしておくほうが安心だった私は、頭を使い切らない、単なる頭脳の怠け者だったのではないかと思えてきます。

受付で渡されたボール紙に小さな穴がいくつも空いていて、小さな窓からのぞく仕掛けになっている実験道具は、回折格子により光を分ける装置の簡易版でした。蛍光灯の方を向けてのぞくと、小さな穴の近くに緑、青、赤などの光が縦に見えます。確かに光が色に分解されていました。例えば、CDの裏側に光を当てたときに虹色に輝いて見えるように、本来特定の方向にだけ強く進む光を回折と干渉によって色々な方向に分けるものだそうです。これは、プリズムとはまた違うそうです。また、フィルターを使って光を分ける方法もあるそうです。

元素に特有の光を見るために、色々な物質を燃やす実験もしました。

リチウム・・・リチウム電池でしか馴染みがありませんが、強い赤の火でした。

バリウム・・・レントゲンのときに飲むバリウムなのでしょうか。教授は「花火の緑色」と説明されていました。

銅・・・電車の火花でみられるそうです。

カリウム・・・赤と紫っぽい青。

カルシウム・・・橙色。食べられる光とも思えるような美味しそうで、団らんのような温かい色でした。カルシウムは白いイメージしかなかったので、燃やした時の色は新鮮でした。

そして、最も印象的だったのが、黄色い光を、シェードを通した黄色い光を背景にしてに見ると「黒い炎」になったことです。これは、微妙に周波数が違う同じ色の光を重ねたとき、色が吸収されてしまうという、吸収スペクトルの正体だそうです。これにより太陽の黒点の説明がつくそうです。黒点は太陽の上のゴミでも雲でもなく、周りに比べて周波数が少しだけ違う光を放つ部分だったのですね。

参加者から質問も適宜飛び出し、「それはカミオカンデと同じ仕組みですか?」とか、水銀灯についての質問など、私が全く意識してこなかった世界の話でしたので、参加者の意識の高さもうかがえました。

文化系人間の私にとっては、雰囲気をつかむのが目標でしたので、分光計測の機械のしくみや具体的な測定方法について、明確な理解は出来ていません。しかし、光を分解するといろんな事がわかったり、技術に役立つのだなあ、という印象が持てたことが大きな収穫でした。仕事帰りに科学者のお話がカフェで聴けるなんて、映画よりも非日常でたった2時間で自分のものの見方ががらっと変わりました。

実行プラン①:サイエンスカフェに積極的に出かけよう。
実行プラン②分解すると新しいことが見えてくる。細分化したり、振り分けたり、いろんな事に応用してみよう。

2008年11月17日月曜日

どうやったらできるかを考える

頭の中で消化できない問題を分析してみると頭の中で「道筋がなかなか見つからない」ことが多いです。それは私が数学が苦手なことと関係しているような気がします。暗記したことをふくらませて、あいまいに答えても許される「英文和訳」的文系科目は楽しくできましたが、数学は、答えまでの道筋を頭の中で組み立てなくてはならず、すぐに行き詰まってしまうのでした。しかも、短気も災いしてすぐに「出来ない」と決めつけてしまうのも悪い癖です。本当はなんとかしたいと思っているのですが、頭が思うように働かないジレンマに陥ります。それでも頭を使わなければ、人間とは言えないと思いますので、「アイデア」を出して壁を乗り越えたいと思います。

具体的な解決法を見出す上で、最近とてもいい手段に出会いました。
①休日の午前中公園をウォーキングする。
②マインドマップで発想を広げる。

ウォーキングは、足腰を強くするために始めたのですが、色々問題だと思っていたことを「うーん、うーん」と苦しみながら考えていると、びっくりするくらいスカッとしたやり方、アイデアがひらめきました。

マインドマップは、複雑で理解が難しい事柄を色々関連付けながら派生させていくと、脳がスムーズに働くことを実感しています。問題整理の段階で非常に役立つと思います。

この二つをうまく組み合わせてみたら、もっと早く、楽にいい案が浮かぶ気がします。順番としては、マインドマップで情報を整理し、発想を広げておく。その後にウォーキングをして、身体を動かしたときに活性化する脳の働きを利用する、というのがいいのではないでしょうか。

実行プラン①:マインドマップをひとしきり書いてから、ウォーキングする。

「脳」にいい生活プランを考える~食事編~

血の巡りが良いと、健康で快活でいられると思います。血流が悪いと、脳に酸素が回りにくくなるのではないかと心配になります。仕事ができる人、皆にパワーを与えられる人は、「熱」を帯びているイメージがあります。情熱は「血の巡りがいい」ことと関係しているのではないでしょうか。

冬も近づいてきたので、体質改善を進めながら、「冷えない体づくり」について考え、具体的プランを考えてみたいと思います。冷えない身体つくりは「健康」と「脳」にいい生活のためです。

以前、薬剤師さんが行う、「食生活で冷えを改善する」というセミナーに行った際、心に残ったのは、

①塩分を適度にとる。

②陰性食品を避ける。陽性食品を積極的に食べる。中性食品は体にとてもいい。

という2点です。いつも意識していましたが、ネットで調べてみると、陰性食品と陽性食品の分け方がそれぞれ違い、同じ食品でも逆の分類分けがされているもの(例えば牛乳)があり、どれが正しいのか疑問に思いました。とりあえずは、ほとんどの文献で「陽性」とされているものは、おそらく陽性と考えられるので、意識して「陽性食品と中性食品、適度な塩分」を摂り入れたいと思います。

<陰性食品の摂りすぎに注意しよう> 

陰性食品は、カリウムの含有量の多い野菜類や果物に多いようです。調理法によって、陽性となる野菜もあるようなのですが、夏野菜は基本的に身体を冷やす効果がありますので、冬は冬野菜を食べるようにしたいと思います。

薬剤師さんもおっしゃっていましたが、基本的に、寒い国の人が食べているものは身体を温める効果があり、南国の人が食べているものは身体を冷やすと覚えておくといいと思います。南国産であるバナナなどは、カリウムを大量に含んでおり、たいへん体を冷やすといわれているそうです。健康に良いバナナですが、摂り過ぎはよくありません。

<陽性食品の特徴を知ろう>

陽性食品は身体を温め、赤血球を増やす役割があるそうです。陽性食品は 3栄養素( 鉄分 タンパク質 塩分 )を多く含んでいる、ということがひとつのめやすになるそうです。セミナーでは、「鶏肉・味噌・梅干し」が強調されていました。

<中性食品は玄米>

中性食品は、あまりないそうなのですが、代表的なのは玄米です。私も毎日食べていますが、農薬が残りやすい部分が精製されていない米なので、「無農薬」には徹底してこだわる必要があります。

昨日のブログで紹介した「スキニービッチオーガニックダイエット」と総合的に判断して、以下のような食事の摂り方をしていこうと思います。今後も、自分の体に合っており、理想の体質になるための食事を考察して改善していきたいと思います。

実行プラン①血流アップの冬の食事計画

ランチは温かいものを食べる。外食よりも、職場でシンプルなものを作る。

職場でも熱湯があれば作れる。玄米ごはん+豆腐+(海藻・根菜のゆでたもの)+コチジャン・味噌で「豆腐チゲ」

2008年11月16日日曜日

健康のために頭を使おう「スキニービッチ・オーガニックダイエット」

スキニービッチ 世界最新最強!オーガニックダイエット

「健康維持」は生産性アップの柱の一つと説く経済評論家の勝間和代さんがお薦めの本を基本に、健康について具体的プランを立ててみたいと思います。「スキニービッチオーガニックダイエット」は、アメリカのモデルさん二人が書かれた本です。「ダイエット」というよりは、健康にいいものだけを摂り、危険なものは食べてはいけない、というスタンスの本です。

アメリカと日本の食の事情は少々異なるかもしれませんが、食べ物が食卓に上がるまでの間に加工されたものの危険性を、恐ろしい表現で教えてくれます。薬漬けの食品については気分が悪くなって食べたくなくなるように表現されます。「強烈な印象」を受けて、食生活を改善したい方にはぴったりの本です。
以下、頭の中に常に置いておきたい項目を並べました。

<摂ってはいけないもの>

・炭酸飲料は毒薬
・カフェインは神経系からお肌まで、全身にダメージを与える
ノンカフェインのお茶を選んだ方がいいということですね。
・飼育された、鶏肉、牛肉、卵、乳製品を摂るのは抗生物質、農薬、ステロイド、ホルモンを食べているのと同じ。
・牛肉より怖い鶏肉
<取り入れるべきもの>

・有酸素運動は1日20分朝やること。
自転車通勤や、ヨガ、ピラティスなどのエクササイズを取り入れるのがよさそうです。
・複合炭水化物を食べよう。
じゃがいも、さつまいも、とうもろこし、玄米
・朝、フルーツを自分でしぼって飲む。
・オーガニックのフルーツ、野菜、豆類、ナッツ、種、全粒粉を中心としよう。
・タンパク質は、豆、大豆製品から。
・歯磨き粉は天然素材のものを
・塩は未精製のケルト海塩
・蒸器を買って野菜を蒸そう。
・ヨガをする。

何でも、変えることには苦痛が伴いますが、「急がずに、まずは一食から変えてみよう。その後1か月続けるてみましょう」と、賢い食生活のための第一歩の意識の持ち方を教えてくれました。
「日曜日に玄米や豆などの作り置きをしましょう」とありますが、日常生活の忙しい中で、なるべく楽に食生活をキープしたいものです。

最後に、この本の中で、心に響いた一言。

価値あるものはすべて、手に入れるために苦労する甲斐がある。

実行プラン①玄米、豆腐、味噌、野菜をランチに取り入れる。
実行プラン②未精製のケルト海塩を買う
実行プラン③炭酸飲料、カフェインは取らない。
実行プラン④玄米食を続ける。

2008年11月15日土曜日

速読を始めるきっかけとなった本「王様の速読術」

王様の速読術
最近、速読とは、一冊の本を早く読むことではなく、立て続けに大量の本を次から次へと読んでアウトプットし、意識を磨きあげることではないかと思うようになりました。一冊の本を早く読んでも、言語化してまとめないと意識に残りにくくなりますし、スピード感をもって、どんどん読んでいかないと、せっかく培った感覚が鈍ってしまうのです。ピアニストやスポーツ選手が「1日練習をさぼったら」という感覚に似ているかも知れません。一日読まないとあっという間に感覚が鈍ります。

毎日複数冊の本を暇さえあれば並行して読み、興奮がのこる状態で一気にブログに書き上げる、これをスピード感を持ってとぎれることなく繰り返す、これが効果的な速読のあり方だと思います。
私が初めて速読の基本を知ったのは、齊藤英治著「王様の速読術」です。それまで読書と言えば、興味が赴くままに気分で本を選び、内容はその後忘れてしまうというような、「蓄積」とは程遠い、娯楽に近い感覚を持っていました。

王様が読者に語りかける形式で速読術を伝授してくれる「王様の速読術」について、再読し、速読の原点に戻ってみたいと思います。

<本の位置づけ>
王様の立場を、読み手である自分に置き換えます。そして、この本の中では、本は王様の家来と位置付けています。これは、非常に大切な意識の持ち方で、遊びの設定ではありません。王様は、忙しく、幅広い知識を持っている必要があります。まずは
謁見時間は限られている、と心得よと導入部分で述べられています。
本は、家来である。優秀な家来を選んで、限られた時間内で、多くの重要な情報を得て、総合的に判断せよ。
というのが最初の意識変革となります。
<時間に対する認識>
タイムスケジュールは大切で、「30分で読んでしまう」と決めることが大切なのです。一つの作業に余分な時間をかけていたら、色々なチャンスを失うという下りは、非常に重みがあります。
情報過多社会においては、情報を短期間で収集できなければ、「ろくに知識も知恵ももたないで、ひたすら情報の海に飛び込み、溺れてしまうことになる。他人の無責任な意見を信じ、「みんながやっているから」とやってみて、後悔することになる。そうした失敗はすべて自己責任」ということを肝に銘じる必要があります。
時間に対する意識は、年を重ねる程高まりますし、忙しい世代にとっては、時間は宝だと考える必要があります。王様は言います。「なにを、何時間、何分間やるのか、決めること。そして時間が来たら、やめる。そうしなければ、ほかのことができなくなるではないか
<アウトプットをしなければ完結しない>
速読の技術は、アウトプットを含む一連の流れに必要なものです。脳が柔軟な状態、楽しい状態でアウトプットする、しかもアウトプットのパターンを持っておくことがすばやく取りかかる秘訣となります。得た情報は必ず何らかの「形」にしておかなければ、消えてしまうのです。書きとめたり、人に語らなければ、結局情報を得なかったことと同じになってしまうということです。

<速読の基本・目的を持つ>
明確な目的意識を持って、主体的に読むこと。

<速読術は3段階>
①プレビューを5分間で行う
表紙、カバー、目次を眺め、全体像、本の構造をつかむ
②5分間で全部のページを写真読みする
本から浮かび上がるキーワードと自分にとってのキーワードを発見する。大事そうな箇所の見当をつける。フセンや印をつける。
③残りの20分でスキミング
重要なところは速度を落として理解に務める。

<専門家になるために>「一週間で専門家式速読法」
基本書を含む10冊を用意する。基本となる入門書を1冊全文熟読する。9冊を速読する(2割読んで8割を知る。)

情報はよい判断、よい仕事、よい人生のために必要不可欠だと思います。速読の技術を身につけうと、世の中の色々な情報の中でも、正しいもの、大切なものに敏感になれると実感しています。

王様は、「短い人生だからこそ、チャンスが少ない世の中だからこそ、本という家来を味方にしなされ
という言葉で語りかけてくれます。本を最も有効活用する方法については、今後も沢山の本に出会いながら磨き上げたいと思います。

実行プラン①目的をはっきり持って本を買う。本を読む前に目的を裏表紙に書く
実行プラン②何分で読むか裏表紙に書く。キッチンタイマーで測る。
実行プラン③本を読んだら、必ずブログにアップする。


2008年11月9日日曜日

今より10倍欲張り女(ヨクバリージョ)になるすすめ~2008年3月・勝間和代さん講演レビュー~

最近、日々成長を実感できるような毎日を送っています。そのきっかけとなったのが、今年の3月に行った講演です。演者は、朝日新聞の土曜版beを読んで知っていたキャリア女性、公認会計士、経済評論家の勝間和代さんでした。その講演の最後に「まず、ブログを開設してください。やる人とやらない人の差は大きいです。」というメッセージがありました。講演中、「生産性をアップさせるためには、インプットとアウトプットの比率を1:1にする必要がある。」という、私の問題がすべて解決するような言葉に出会い、その具体的な手法として、ブログという緊張感のある場で、アウトプットする」ことを薦められたのです


その後、このブログを開設するまでになぜ6ケ月もかかってしまったのか。「書く内容がそんなにあるか不安」「人に見せられるような文章を書けない」「完璧なものしか書いてはいけない気がする」という意識がハードルを作っていました。登録やの複雑そうな設定も懸案事項でした。しかし、このblogger blogは非常に単純で操作が簡単だったこと、昔は作文が好きだったこと、書くネタを見つけるために観察力や向学心が発達するのではないかと思ったことがきっかけで、あっさり開設するに至りました。機が熟するというのは、こういうことなのだと思います。


この講演を聴きに行くにあたり、勝間さんの御著書「インディペンデントな生き方ガイド」を読んで、勝間さんは考え方がまっとうで、尊敬すべきメンターであると確信しました。


最近、この講演を企画した朝日新聞から、講演のサマリーが届きました。今では骨身にしみ込んだ勝間メソッドのいくつかを振り返りたいと思います。

・今より10倍楽に欲しいものを手に入れるには、いきなり10倍は難しい。今より0.2パーセントずつよくなれば、1年で2倍、3年で8倍になる。
・男性と女性は経済的にも支え合うもの、という意識を持つ
・人脈作りの秘訣は、「GIVEの5乗」で相手に積極的に恩を売ること
・人のため何かをするには、「情報」を収集し分析することが一番重要
・インプットの質を高めて、アウトプットを10倍にする。
・生活習慣を整える
・人より10倍試して、いろんな失敗を増やす。失敗から学ぶことは多い。成功しかしたことがない人は弱い
・なるべく楽な方法で(時間を浪費せずに)自分のコミュニケーションスタイルを持つ。
・「ねたまない・怒らない・愚痴らない」をポリシーにすれば、問題解決に頭が向く


学習法や仕事のとらえ方など、自分の問題解決の方法を探っていたにも関わらず、今まで全く意識をしてこなかった概念に出会い、触発されました。その後、勝間さんの論理的思考法についての本や、問題や事象を整理するための本を買い、少しずつ、アウトプットの質を上げるよう努力してきました。自分の概念を新しく構築してくれた本は、何度も読んで自分の行動につながっているか点検する必要があると思います。今後も勝間さんの御著書を再読して、よりよいアウトプットのためのトレーニングを積みたいと思います。

実行プラン①「今より0.2パーセントずつよくなれば、1年で2倍、3年で8倍になる。」を呪文のように唱える。
実行プラン②「GIVEの5乗」は、ときどき空しくなる時もあるが、認めてくれた人とはきっと信頼し合えると信じて続ける。
実行プラン③「情報」の分析の方法を知る。
実行プラン④勝間和代さんの御著書を何度も読んで刷り込ませる。

茂木健一郎さんの発想の広がりに驚く~4人のトークセッション~

初めてパンフレットを見たとき、これ以上ないほどの凄いメンバーの講演会だと目が釘づけになっただけでなく、どうして入場料が500円なのか不思議でしょうがなくなり、すぐにチケットを買いに走ったのを思い出します。

脳科学者茂木健一郎さん
女流作家林真理子さん
スピリッチュアルカウンセラー江原啓之さん
俳優奥田瑛二さん

作家の林真理子さんはアラフォー世代の女性の心の友です。応援しながら一緒に成長してくると、自己と同一化してしまうくらい愛おしくなる存在。それが真理子さんです。エッセイも小説も、ぼおっとした感じの作者が非常に細やか鋭い女性の目線を持っていることにショックを受けつつも、読んでいるうちに林さんの観察眼にすっかり魅了されてしまうのです。

奥田瑛二さん、非常に色気があって、本物の俳優さんだと思います。会場にいらっしゃった奥様の安藤和津さんも、やんちゃな奥田さんを操縦できるほど芯のある方で、知性と品がある女性だと思います。
奥田さんが舞台に上がられるとき、まるでこれからお芝居が始まるかのような、勢いのよい駆け上がりかたに、目が釘づけでした。あっという間に舞台に躍動感を与える、そんな演出力をもつ素晴らしい感性をお持ちの方でした


今でこそ江原さんはオーラの泉でおなじみですが、私は15年くらい前に、女性ファッション雑誌で「京都の寺社を江原さんが案内」という特集を読んでいました。神社のことを丁寧に説明してくれていて、「古き良き神聖な場所の案内人」という新しいジャンルの人だと感心したのを覚えています。

そして、誰もが興味を抱く「脳」の世界を、すばらしい発想で分析したり発見したりして一般の人にも語りかけてくださる茂木健一郎さん。この講演で茂木さんの思考の広がり、興味の多さ、自由な感性が炸裂し、私は完全に「茂木さんのライブトーク」の大ファンになってしまいました。TVでお見かけしている茂木さんは、編集の関係もあり、「脳の研究者・知識人」として枠にはめられてしまっているような感じを受けるのですが、やはり、本物の茂木さんはダイナミックアーチストだと思いました。ジャズ演奏家でもあり、抽象画家でもあり、無限に広がるマインドマップのような、色とりどりの発想が次々生まれるのです。茂木さんと連想ゲームをしたら、どうなってしまうのでしょうか。

そんな茂木さんの言葉から、印象的だったものをご紹介します。


人気があるということは何かある何がささえているかを分析してみよう。
流行り物や人気のあるものは馬鹿にしてはいけない。分析することで、人が興奮する要素を探してみようと思います。
現場が全て行動、どう生きるかがすべて
行動は一度に一つしかできない。その行動がその人の本質を表す。

人間は海より広い。決めつけるのは愚かだ。

人の意識や人格や行動等、自分が知っているのは、ほんのひとかけらなのだから、あの人はこういうひと、という言い方をするのは、自分には知力がないと言っているに等しいですね。


自分が「変わる」ということにセンシティブな人は人をきめつけないいかに自分の中にスペクトラムを持つか。

変わっていく自分を楽しみたい。絶えず昨日よりいい自分を作りたい。周りを見る目も成長させたいと思います。


黒魔術師と白魔術師どちらになりたいのか何のためにエネルギーを使うか。

せっかくの人生だから、長続きする白魔術師の方がいいでしょう。黒魔術師は、跳ね返ってくるものも多いと思う。

・プロと素人の違いは、現場を見るとわかる

おばさんと女性の違いは、醜いものを垂れ流すか否かできまる。プラスに変えてから出さないのがおばさん。

客観性は一生涯持ち続けたいと思います。しんどい時は、ファッションも化粧もだだくさになってしまうのもよくないですね。


続いて、江原氏は、人間関係についての考え方を転換させる方法を伝授されました。
意地悪な人というのは、自分の狭い領域を守るのに必死

意地悪な人は、確かに自分の価値観が絶対だと思いこみ、それを人に押し付けたり、自分が王様であろうとする気持ちが溢れていると思います。端的に表していて、納得しました。

不幸な人はマイナスな言葉が多い。
綺麗な言葉だけで過ごせば、無意識も意識もクリーンな自分になれると思います。意識して、やさしく、あたたかできれいな言葉だけを使っていきたいと思いました。

茂木健一郎さんは、化粧品会社と共同で女性の化粧と脳についての研究を進めているそうです。化粧をすることは「他人に化けること」というお話でしたが、化粧をすると、脳がどうなるか、どこにスイッチが入るのかについて知りたくなりました。研究結果が楽しみです。

実行プラン①プラスの言葉を使って幸せを呼び込もう
実行プラン②すべては海より広い。探究して、自分も変わろう
実行プラン③舞台に上がるときは、躍動感を大切にしよう。

肉体は精神を超えるか?アスリートが語るからだとこころ

「ココロとからだ、どちらが先にくるか」という問いに、アスリートやオペラ歌手の皆さんが答える形で始まった、エンジン01文化戦略会議4時間目。元女子マラソン選手有森裕子さん、俳優の奥田瑛二さん、ハンマー投げ室伏広治選手の父で、息子に日本記録を譲った室伏重信中京大学教授、世界のプリマ・オペラ歌手中丸三千繪さんが参加。スポーツ&音楽ライター玉木正之さんが司会進行役でそれぞれの体験談をもとに、肉体と精神のとらえ方を語られました。

 肉体と精神を比較したとき、「精神」が上にくると思いがちですが、ニーチェは「肉体は20世紀最大の発見」と言っているそうです。自らの肉体の可能性、肉体の存在を意識することは、アスリートたちにとっては日常的なことかもしれません。普段スポーツをせず、今までのように体が自由に動かなくなって初めて「身体」の存在に気付くレベルの私にとって、極限まで身体を酷使するプロの方々のお話は、実体験では得ることのできないものでした。

 室伏さんの体は、現役の選手かとおもわれるぐらい引き締まっており、身体に生命がみなぎっている感じがしました。お話の内容は「ハンマー投げは、考える頭の方が大事」という結論に至りました。

「技術種目は、数え切れないくらいの動きの組み合わせで成り立っている。考えて、その場の条件をとらえて投げるから、精神が身体を動かしている。しかし、時として精神が及ばないレベルの運動ができてしまうことがある。」というお話から、基本は頭で考えているけれども、ひょんなことで自分でもびっくりするような動きができることがあるのだということがわかりました。これは、どんな技術にもいえることかもしれません。熟練してくると、無意識に会心の動きが出来るときがある、そんな感じでしょうか。

室伏さんの技術のあくなき追求の話は、アスリート出なくても学ぶところがありましたいい動きはいったん壊れてしまう。そうするとまた作らなければならない。それの繰り返しである」「スポーツは基本的には考えたことを体で表現するものだ。よって世界一の考え、アイデアを持つと世界一の運動ができる可能性がある」。息子さんの体格が細かったことなど、冷静に分析する姿が非常に冷静で、思慮深さ、探究心も一流の方であることが分かりました。

オペラ歌手の中丸さんは、衰えるときは精神と肉体は一緒に衰えるのだという説を語られました。自分の発声法の限界に気付いた時点で、その発声法をすべて捨てて、完全に新しい訓練、声の出し方に変えられたのだそうです。それが48歳の時。あるレベルを超えたら、目線を変えることが大事で、死ぬまで歌い続けるためには、思い切った決断で体の使い方を変えていかなければならないのですその決断や目線を変える、という意識はもちろん、精神であり、肉体の変革のコントロールは頭がするものであることに気づきます。

有森裕子さんは、股関節脱臼で生まれ、特に運動神経がいいわけでもなく、肉体的には「アスリートの素質あり」として生まれてきたわけではなかったといいます。尊敬していた先生がたまたま顧問だった陸上部に入り、短距離でも800メートルでも一番になれなくて、競技を変えているうちに、ライバルの少ないマラソンにたどりついたそうです。マラソンは好きでも嫌いでもなく、仕事だから走る、それしかできないから走るという極めてクールな姿勢にもかかわらず、非常に強い意志、くらいつく粘り強さだけでやってきたというお話に驚きました。有森さんの場合は、「意志」や「粘り」という精神力の強さがまさに人よりも弱かった身体をひっぱっていっているように思えます。そしてオリンピックでメダルまで取ってしまったとは、世界級の意志があったということに他ならないと思います。

プロの方々がこぞって「頭だ」「意識だ」「意志だ」と精神優位な話を展開されると、肉体は単なる付属物でしかないように思えてきます。

奥田さんは、「身体を鍛えるのは体に良くない」という独自の理論を展開されました。「役者さんが肉体改造ばかりにかまけていると、演技はそっちのけになる。中年になるとマッチョな体に不釣り合いなしわくちゃな顔という不自然さだけが残る」。確かに、役者さんは身体をつかって演じるけれども、身体は道具であって、それそのものを立派に見せる必要はなく、気配や感情に結び付いた動きで人の心をとらえていくものだということだと思います。

最後に、室伏さんの言葉から、印象的なものをひとつ

会心の出来ということはめったにない。出来てもまたその上のことをいつも考える。壁がある。壁を破らないと次の会心は得られない。会心にもレベルがある。昔の会心なんて今思えばたいしたことない。会心とは悟りのようなもの。そうやって向上していく。」

今回、エンジン01文化戦略会議に朝の9時から数コマ参加し、ライブで一流の方々のお話を聞くことに、すっかりとりこになってしまいました。TVとは全く違います。TVでは放送作家のいうとおりのトークや、当たり障りのないように編集されるなど、御本人の息遣いまで聞こえてきません。ご本人を目の前にする臨場感、肉声で聞くことができる体験談、編集されない自由な語りにハラハラしたり、笑ったり、同じ空間で出来ることは素晴らしい時間でした。これからも講演やセミナーには積極的に参加していきたいと思います。

実行プラン①ライブの講義に積極的に参加する。

実行プラン②スポーツでさえ精神の使い方が重要。日常や労働でも精神の使い方が結果を左右するこことを意識する。

実行プラン③思い切って過去のやり方を捨てることも選択肢のひとつ。

豪華教師陣による「ベストセラーの綴り方教室」

「ベストセラー」を出し続ける作家は、どんな努力をしているのか、日々何を観察して過ごしているのかを知りたく、文化戦略会議11月8日(土曜)の3時間目に参加しました。

講師は、
作詞家の秋元康さん
女流作家の林真理子さん
時代小説家の山本一力さん
食のガイド作家山本益博さん
ハードボイルド作家の大沢在昌さん

という異なった分野のヒットメーカーの皆さんが、ベストセラーについて語ってくださいました。

まず、作詞家の秋元氏は「今流行っているものとは逆のもの、皆がやっていないところを狙う」「ヒットは2割ぐらいである。うまくいかないのが8割」「あの〇〇、といわれるような強烈なキーワードが必要」という名言を残されました。

プロデューサーとしてのお仕事は、資金や巻き込まれる人の数も多く、「ヒットしなければならない責任」が伴うため、どうしても「ヒットを狙う」という商業的な視点は外せないそうです。マーケッティング的な要素もあると思いますが、やはり、秋元さんの感覚がヒットを生んでいることは間違いなく、秋元さんの普段の生活(何を読んで、観て、どう感じているか)について、もっとお話が聞きたかったです。

林真理子さんもエッセイ「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がヒットした時は、あえてヒットを狙ったそうです。当時書店の本棚にならぶエッセイは、外国や女性の素敵な暮らし方といったおしゃれなものが多かったので、もっとどろどろした女の本音を書けば売れる、という、真逆をいく作戦をとったそうなのです。

人がやっていないことをやる、というのは、ブルーオーシャン戦略とも呼ばれ、競合がない市場を自分で作り出す手法ですが、そのジャンルを打ち立てるのが「感覚・感性・先読み力」だと思います。しかし、ベストセラー作家が特殊な感覚の持ち主かというとそうではなく、観察力や吸収力、たゆまざる努力、そして消費者と同じ普通の感覚がなければならないと思います。

山本益博さんは、20代に落語の寄席や飲食店巡り、西洋諸国の食べ歩きを精力的にこなされた結果、当時まだメジャーではなかったグルメガイドを出して大ヒットされたそうです。大学時代の下宿先の大家さんが文筆家だったため、落語について評論した山本さんの文章を赤ペンでぎっしり指導してもらったおかげで文章力が鍛えられた、というエピソードも披露されました。おかげで山本さんは言葉にも敏感で、グルメ本の中で「究極」とか「絶品」という言葉を絶対に使わないそうです。山本益博さんから学べたのは、フットワークの軽さ、圧倒的な範囲をカバーする探究心、文章力を磨くための指導の重要性です。

山本一力さんは49歳にして作家デビューをされるまで、ツアーガイド、広告代理店、商社などの職を経験され、働く人として、悔しい思いや苦しさもたくさん味わってきたことが、小説を書く糧になっているそうです。山本さんは、言葉を一つ一つしっかりと選び、伝えよう、という姿勢が伝わってくるお話で、職人的気質を感じました。山本さんは、仕事の経験にとどまらない、「自分への投資が大切」と述べられました。本を読む、映画を見る、落語を見ることを自分の金を払ってしてきたら、どういうものが面白いかわかるようになるのです。山本一力さんが物語を面白くするポイントには、主人公の職業選びにあるそうです。
仕事が変われば付き合う人も変わる、取り巻く環境、人間関係の面白さを描けるのは、山本さんの職業経験があったからこそなのだと思います。どんな経験にも無駄がない、ということです。しかし、注意力、観察力がなければ、言語化し、面白い物語は書けないと思います。もっと山本さんの視点についてもお伺いしたかったです。また、山本さんの、「自分の器が小さいと、その大きさでしか判断出来ない」「自分の器の小ささを知らないと、相手をなめてかかることになる」という言葉が非常に印象的でした。

山本さんは色々な作品を鑑賞した結果、映画「ジャッカルの日」が基準点となり、その基準を元に面白いか、面白くないかの判断をしているそうです。チャージの量を増やし、器を広げ、基準を持つことが世の中を観察し、判断する上で大切な習慣になるのです。

ハードボイルド作家の大沢在昌さんは、23歳で作家デビューされ、小説家という職業以外は経験していないという、山本さんとは違った立場の視点で話されました。「新宿鮫」がヒットするまで、どんなに丹精込めても、売れると思ってもさっぱりな状態が続いたそうです。「新宿鮫」のヒットはずばり、口コミであったと分析されています。書評や宣伝なんて影響力がほとんどない、「面白かったよ」という知人の薦めで「買う」という行為につながるのです。「なにがヒットにつながるかは、作者としては、全く予想できないから、出し続けていれば、たまたま世の中とクロスすることがある。だから世の中の流れをおいかけてもしょうがない」ということでした。東野圭吾さんの「ガリレオ」のキャラクターもずいぶん前に考案されていたのに最近になって取り上げられたことを例に挙げられていました。とにかく出しつづける、ヒットはなかなか出るものではないことを念頭に、書くことも大切です。粘り勝ち、ということでしょうか。

大沢さんは、ルックスがかっこよく、ハードボイルド系というよりは、さわやかで面白いお人柄でした。会場の方は、すっかり魅了されており、ハードカバーの上下刊を購入されていた女性が幾人かいらっしゃいました。石田衣良さんのように、ビジュアル効果ももっともっと前に出していったら、大沢さんファンの人が増えると思います。私は、ハードボイルドは全く読んだことがありませんが、器を広げるために、読んでみたいと思いました。

最後に、秋元さんが、カリスマ店員がポップを書くと売れる、というお話を福岡県のCDショップを例に挙げて話されましたが、これは、経済評論家の勝間和代さんが御著書の中で言われている、「一部の目利きに」取り上げてもらうことが、火がつくきっかけになる理論と同じだと思いました。

世間から評価されるものをつくるためには、日々、器を大きくしたいと思いました。

実行プラン①いいアウトプットをするには、日々の経験すべてが糧である。真剣に生きよう。
実行プラン②人のやっていないところを一生懸命探そう。
実行プラン③秋元さんの「象の背中」、山本一力さんの「あかね空」、大沢在昌さんの「新宿鮫」を読む。
実行プラン④映画「ジャッカルの日」を見る。一流を知り、自分の器を広げよう。
実行プラン⑤「あの〇〇」と覚えてもらえるようなキーワード、コンセプトのあるアウトプットをする。
実行プラン⑥文章を添削してもらおう。

2008年11月8日土曜日

エンジン01文化戦略会議・和田秀樹さん組長「医の一番にココロを治す」

文化戦略会議「エンジン01」の講義、8日土曜日の第1時間目の題目は、「医の一番にココロを直す」。精神科医和田秀樹さんのファシリテーションのもと、ココロのついて、各方面の文化人の方々からそれぞれの専門分野から得られた話を聞くことができました。特色ある5名の講師がそれぞれの体験、見解を元に、現代に生きる人の心を分析していきました。講師は、東京タワーやレインボーブリッジ、岐阜の白川郷などのライトアップを手掛けられる石井幹子さん、大河ドラマの楽曲やオペラの作曲をされる音楽家三枝成彰さん、ユング心理学の宮野素子さん、近畿大学産業理工学部の森川展男さんと進行役の和田さんです。

「光」「音楽」「臨床現場」「犯罪の類型」「医学」というそれぞれの異なった立場から「ココロ」を多角的に見ることができたのが、この会の魅力です。

精神科医の和田秀樹さんは、「世間はメタボメタボと騒いでいるが、心筋梗塞は日本では死因の1位ではない。病気による死因トップは癌だし、さらにガンより多い死因が自殺だ。」と統計をもとに述べられました。そして、ガンを防ぐにはNK細胞の活性化により免疫力つけることが重要で、免疫力を高めるには、メンタルが充実し、楽しい気分で過ごすことが秘ということでした。今後日本人の死因の2分の1は癌になっていくそうです。また、年をとるほど出来そこないの細胞がつくられるのは当り前で、80歳過ぎた人の体を解剖してみると、たいていどこかにガンが見つかるそうです

つまり、心が元気であれば、健康で長生きできるのです。いつも自分の心の状態を観察し、危機に陥らないようにしなければならないのです

講演はその後、心をよい状態に保つ方法、心が危機状態になる原因について、お話は進んでいきました。

「光」をデザインされる石井さんは「光の癒し効果」と「心に届く光がある」ことについて北欧での留学経験からお話しされました。石井さんが留学されたフィンランドの冬は「朝は10時に明るくなり、午後の2時には日が暮れる、しかも太陽は常に夕暮れのような低い位置にあって、燦々とふりそそぐ太陽とは全く無縁の、暗い世界」だったそうです。日照時間が短く、暗い時間が多いと、人間は暗く鬱々とした気分になるそうです。そこで、照明によって本来の人間の快活さを取り戻そうと、色々な試みやでデザインが研究されているのだそうです。確かに、「光」は人の精神にプラスの影響をあたえると思います。ネオン街、月のあかり、朝の光、南国の太陽、どれも「光」であり、「照らす」ことで人の心を安心させたり、浮き立たせたりします。そこで和田さんが、米国でもうつ病の患者さんに対する光療法があり、光を当てる機械を使って治療できるという話をされました。

光をよく観察したり、ありがたいと実感することが少なかっただけに、改めて「灯」に注目してみようと思いました。作家の遠藤周作さんがエッセイの中で、「気分が沈んだらイタリアに行き、燦々と太陽をあびたらケロリと治る」という趣旨の内容を書かれていましたが、自分の心の状態を、光で調節することも可能だ、ということなのだと思います。落ち着きたいときは間接照明をうまく使ったり、朝日を浴びてエネルギーをもらったり、一日に30分は太陽の光を意識して浴びている時間が必要だと思いました。自転車通勤や仕事の外回りのときは、「太陽を浴びているぞ」と意識したいと思いました。

三枝さんは、西洋音楽を学ばれる際、西洋人から「西洋音楽は西洋人のものだ。あなたは日本人なのになぜ邦楽や歌舞伎をやらないのか。」と問われ、アイデンティティの危機にさらされた経験と、自分の作品が日本でもなかなか認められなかった経験を揚げ、「アイデンティティの危機」「社会に認められない苦しみ」がココロを追い詰める原因になると語られました。

その中で、西洋人と日本人の音楽のとらえ方は、全く違うというお話が印象的でした。西洋人にとっての音楽は、かく生きるべきかというメッセージが明確に込められており、聞く側も歌う側も、メッセージを介して楽しんでいる一方、日本人は、音楽は慰めであり、癒し、という「情」的なとらえ方をするのだそうです。例えば、ベートーベンの第九は、民主主義を主張する歌で、「人間皆平等、王様も乞食も平等なのだ」というメッセージが込められているのです。君主政治の下では、危険な音楽に他ならない、それぐらい強いものを持っているのです。確かに、日本人は、音楽と思想が常に一緒にあるという発想なないと思います。そんな違いの中で、三枝さんは、自分がどういう音楽家になったらいいのか、45歳になるまでわからなかったそうです。その苦しみの経験は、心を追い詰めてしまったそうです。

自分とは何者か、何がしたいのかが見つからず、なかなか社会との接点を見つけられないという人は多いと思います。しかし、そこから抜け出すためには、自分のやりたいことにたどりつき、社会からも認められなくてはならないのです。そのためには、絶えず自分自身を掘り下げて、納得のいくものをどんどん世の中に出していかなければならないのだと思います

ユング心理学者の宮野さんは、「精神分析学は西洋で生まれた。冬が暗い地域にあって、明るい心の状態を求める営みが精神分析を育てたのです。」と語られました。三枝さんが付け加えられて一言、「冬に光のない国である西洋は、闇に光(文化・芸術)を与えて過ごすことが生活の知恵になっておりて、市の予算の半分はオペラなどに費やされてるのです。」。冬を過ごす上で、文化が何よりも先に来るのは、気分を高めることが生きることにとっていかに重要か、ということだと思います。やる気を出せば、後はなんとかなる。気持ちが元気なら働く意欲や、厳しい時をやりすごす力が湧く、ということなのでしょう。知恵としての芸術、文化がしっかり根付いているのだと思いました。

森川教授は、同じ地域に住んだ経験を持ちながらも、異なった精神性をはぐくんだ宮本武蔵と夏目漱石の例をあげられました。そこで、和田さんが教養があるということは心を救う。なぜなら、多面的に物事を見られるから。物をたくさん知っていれば、こういうこともあるし、違うこともある、と色々と想定できるので、小さなことで窮地に追い込まれない。」と述べられました。色々な人の生き方や考え方を知っていることは、勇気につながります。苦労人のあの人に比べたら、自分の苦労なんて大したことない、と思わせてくれるのも、芸術であったり、学問であったりするわけです。そういった意味で、本や映画、音楽、演劇、伝統文化、芸術を味わうことは、ものの見方をどんどん増やしていくことなのだと思いました。
他方、多角的なものの見方ができなくなる代表例として、マスコミを信じすぎることが挙げられました。マスメディアは、1件の犯罪をクローズアップし、あたかも同様の事件が蔓延しているかのような風潮を作り上げ、犯人像と同様の部類に属する人間を「危険人物」でえあると決めつけ、いたずらに大衆の不安を煽っているにすぎないのです。それにつられて、過剰な予防的行動をとったり、心理的不安に陥ったりすることが、心を痛めつけているのです。マスコミの情報は、根拠がしっかりせず、統計の使い方も恣意的です。自分で調べてみる、情報は自分から取りに行き、多角的に検証すれば、心は健全に保てるのです。例えば、殺人犯罪の統計で言えば、長谷川真理子さんが有名で、ちゃんとしたデータを集めておられるそうです。イメージや風潮にとらわれず、統計で見るという癖もしっかりつけていきたいと思いました。いいかげんな情報で不安になれば、自分や社会の生産性が落ちるだけです。何より自分の心を保つために、自分で情報分析をして判断したいです

実行プラン①:自分の心の状態をつかむ。身体と同じように、コンディションを好調にもっていくように意識する。(光や音楽などの力をかりる方法もある。)

実行プラン②:マスコミを信じると、心がすさむ。情報は自分で取りに行く。主体的に情報と関わる一つの方法は、統計を見ること。統計にも見方がある。
実行プラン③:自分を掘り下げて、自分のやりたいことを見つける。それが世間に認められるよう努力してみよう。

2008年11月6日木曜日

能楽堂で「人間動物園」の前夜祭

エンジン01文化戦略会議が名古屋で始まりました。エンジン01とは、「異分野の専門家が自由な意思を持って集まり、相互に学び合い、新時代の文化を創造していくこと目的とし、この目的を果たすための活動を行う上で、公正と無私の心を基本としている」活動です。無私の心とは、無報酬を表すそうです。一流のアーティスト、文化人らが多様性をもって新しい文化を作ろうとしている動きは、日本人の文化度を高める上でも価値のあることだと思います。

前夜祭の今日は、日本一の収容数を誇る名古屋城に隣接する「能楽堂」で、音楽動物園と題するイベントが開かれました。

太鼓奏者の林英哲さん、元宝塚宙組スター、姿月あさとさん、世界のプリマ、オペラ歌手の中丸三千繪さん、そして、ギタリストの布袋寅泰さんが、1時間半にわたって能楽堂の舞台上で演奏を繰り広げました。

オープニングは林さんの和太鼓が鳴り響きました。大きな和太鼓の正面が、月の表面のように見えました。林さんのダイナミックな演奏が、宇宙に向って太鼓を鳴らしているようにしか思えませんでした。背後に松の木が描かれる、素朴で伝統的な舞台上に宇宙空間が広がったのは、林さんの意識が遠い所にあるからかもしれません。今いる場所から、大きな世界や、宇宙空間まで意識して発信することの素晴らしさ、集中力を極限まで高めると、空間を変化させることができることを感じました。

また、目を閉じていると、戦国時代のような荒々しい、粗野で飾り気のない音だと感じました。和太鼓という単純にも見える楽器が、我々の祖先の生きざまを表現しているような気がしました。眠っていたものが目をさますような感覚。それは、伝統的なものに出会った時に味わう感覚です。

次は、宝塚出身の姿月あさとさんのオペラです。私は、宝塚の舞台そのものをみたことがありませんでした。宝塚の「宙組」は、姿月あさとさんのために創設されたとも言われています。姿月さんは本格的なオペラの訓練は受けたことがないそうです。女性の低音は、同じ女性に安心感を与え、清らかさのある空間になりました。プッチーニの歌劇を、少数のオ―ケストラ楽曲に編曲された神田慶一さんの整理力も発揮されていました。本物のオペラを見たことがないので、オペラのオーケストラの大きさがわからないのですが、膨大な楽譜をシンプルに書き換え、かつ本来の効果を損なわない楽曲にする仕事は大変な想像力、仕事力だと思いました。有名な「誰も寝てはならぬ」を聞いたときは、ぜひ、歌劇の舞台を全編みたいと思いました。

休憩を20分はさみ、第二部はいよいよエレキギターの登場です。布袋さんが、能の舞台の袖から、オペラ歌手の中丸さんをエスコートして舞台に上がられたときは、能の世界以上の迫力を感じました。生き方、情熱がそのまま姿になっているかのような布袋氏の立ち姿、主役になったかと思えば、すっと存在感をひそめて中丸歌姫を舞台の花にするスマートさ。一流の男の立ち方を見せてもらった気がします。エレキギターの音は、木で造られた舞台にやさしく吸収されたのでしょうか、クラシックの楽器のように聞こえ、子守唄のように心をおちつかせてくれました。一つ一つの音のゆらぎが極められており、そこにハートが加わって、いい音だなあと聞き惚れました。

 中丸三千繪さんは、1990年の第4回「マリア・カラス国際声楽コンクール」(RAIイタリア国営放送主催)で優勝されました。イタリア人以外で初めての快挙だったそうです。世界レベルのオペラ歌手の歌声をはじめて聞きましたが、体全体で、声を出す姿に驚きました。林英哲さんの太鼓の世界と同様、宇宙と一体化した人間の姿を目の当たりにしたようでした。布袋さんのギターと、世界的プリマの歌声が重なり合って、上り詰めていく感じは、星空を突き抜けていました。豊臣秀吉の時代の舞台と、それより未来の進化した日本人の融合は、歴史のダイナミズムすら感じさせられました。

時代やジャンルが異なった一流のもの同士の組み合わせは、本質を浮かび上がらせ、それぞれの美しさを際立たせます。

コンサルタントの神田昌典さんによれば、ハーバードビジネスレビューでは、「ビジネスマンはMBAでなくアートに学べ」と言っているそうです。人生でも、ビジネスでも、センスの良い組み合わせによって心を動かす世界を創造できることを実感しました。

アートに触れると、人間の大きさ、可能性に感動します。とてつもないスケールにも遭遇します。そういう意味で、アートに触れる時間は、人間に立ち返るための大切な時間と言えます。

実行プラン①:何かをするとき、宇宙に向かって発信している感覚を持ってみよう。空間はとてつもなく広い。

実行プラン②アートを見るために、積極的に足を運ぼう。自由な発想や人間を感じ取る時間は意識して持つこと。

2008年11月3日月曜日

脳の性質を理解して学びたい~茂木健一郎著「脳を生かす勉強法」を読む~

脳を活かす勉強法
脳科学者の茂木健一郎さんの知的生産生活は、自身の脳研究を生かしたものであるはずです。確かに医者の不養生という言葉もあり、健康に気をつけないお医者さん(健康の専門家)もいます。しかし、茂木さんの研究室に収まらないフィールドの広さや活動実績を鑑みると、自分の脳を使って仮説検証しているのではないかと思われるほどです。

茂木さんの書かれた「脳を生かす勉強法」を読み、「脳」をどういう状態に持っていけば、より効果的に学習ができるのか、考えてみたいと思います。

まず、茂木さんの経験談からわかるのは、学習する上での脳の理想的な状態とは、「脳がずっと興奮している状態にあって楽しいなと思っている」状態だということです。

そのような状態に脳を持っていくにはどうしたらよいのでしょうか。

・時間制限を設ける
時間を極限まで縮めるようね知的生産活動をしたい。読む、聞く、まとめる、アイデアを出すなど。
・早朝起きぬけにブログを書く
朝の脳が活発であることは、多くの著者が述べているとおり。朝1時間早く起きて、布団の中で本を読んで、ブログを書く。
・脳の記憶回路を利用する。書き写すときはいったん暗記してから書く。
英単語や英語の文章は、暗記してから書き写す
・集中力を高めるためには大量にこなすことが必要
とにかくひっきりなしに本を読み、書く。英語学習についても同じ。
・本当に知識の深い人と関わりをもつ
たった一日でもいいそうである。謙虚な姿勢で話をしたい。話をしてもらえるような自分になることも大事。
・苦手なことについては、なぜ解決に導けないのかを直視する
自分には何が足りないのかを分析するようにしたい。
・自発的、主体的に学ぶ。
狩人のような学習でなければ、身につかないということだろう。

そして、茂木さんは「知」について、自己完結したものには意味がない。価値ある「知」を手に入れるためには、人と人とのかかわりの中で育てていかなければならない、と述べています。

実行プラン①朝起きたら、本を読む、ブログを書き始める。
実行プラン②暗記して、書く。暗記して、話す。

勝間和代氏&神田昌典氏の推薦本を読もう

10年後あなたの本棚に残るビジネス書100
「10年後あなたの本棚に残るビジネス書100」神田昌典、勝間勝代著を購入し、来年度の読書計画を立てました。ここでは、本を読む目的と、なぜこの2人の薦める本を読むのかを明確にしたいと思います。

<なぜ、本を読むのか>

人生の大きな目標は、「自分を輝かせる」ことにあります。

小飼弾氏著「弾言」にあるように、機械やロボット、アウトソーシングで代替される仕事をする=「モノ」扱いされる状態から、「ヒト」扱いされるようにならなければ、苦しいままです。せっかく生まれてきたのに、社会において「モノ」的役割しかできないままでいると、つまらない人生になってしまいます。人間の脳をもって生まれてきたのだから、幸せになるために十分使わなくては宝の持ち腐れになってしまうでしょう。

 デスクワークは単純であるほど、代替される可能性も高いはずです。意識の持ち方、普段の習慣一つで仕事の成果が変わってくるのであれば、自分がヒトであることを「見える化」する必要があります。ヒトであるためには、機微がわかるといった意識の持ち方、すぐに問題解決できる対応力が重要だと思います。


 意識の持ち方と問題解決力を鍛えるために必要なのは「本」と「人との会話」だと思います。自分だけでは思い至らなかった意識、考え方、価値観に出会うことができます。それが優れたもの、自分の性質にあったものであり、それを自分の糧とすることができれば、どんなことにも応用できると思います。
 糧は消化しなければ自分のものになりませんから、どんどん消化酵素を出して(=具体的な目的意識を持って)、本の中身を吸収したいと思います。
 本の内容を自分の生活に生かし続ければ、一年後、自分が変化していることは確実だと思います。本を読むことは、一年後が楽しみになることでもあります。


<なぜ、勝間氏、神田氏の薦める本を参考にしたいのか>


勝間氏の著書を読んで、物事の分析の仕方、論理の組み立て方、発想の広げ方には「具体的な方法がある」ということを知りました。コンサルタント的視点、考え方の枠組みは、仕事にも人生で納得感のある判断をする上で非常に有用だと思います。また、論理思考に関する書籍は多くでいていますが、勝間氏の著作は、実績のある女性が、若者のために心をつくして書いてくれていることが伝わってくるため、信頼感が大きいのです。


神田氏は、海外から優れた考えや発想をいち早く日本に紹介されている方です。アメリカの現在は日本の将来だといわれるように、資本主義が進んだ状態で何が起こり、どう対策すべきか、どのような発想で発展していくのか、を教えてくれるのが米国で出版される本だと思います。自分では、海外の本から優れた本を選び出し、内容を理解するためには膨大な時間がかかってしまいます。神田氏の翻訳や著書により、いちはやく進んだ考え方に出会えるので、予想がつかない未来において指標を得ることができます。


2人の薦める本の中から、自分のテーマにあった本を選び、読む目的、何に生かすかを考えてみます。
読みたい本
「ザ・マインドマップ」・・・Argumentative essayをまとめるとき、ブログで文章をまとめる際に使いたいので、基本をマスターしたい。
「ナニワ金融道」・・・実社会を知るため。法律事務所では、知っているべき世界。
「第8の習慣」・・・7つの習慣についてもまだ身についていないが、早い段階で潜在意識に残したい。フランクリンプランナーについても、近いうちに使ってみたいと思う。
「自助論」・・・人としての基本的な考え方に立ち返りたい時のバイブルを1冊持っていたい。
「「原因」と「結果」の法則」・・・因果関係の分析をすることが多いので、役立てたい。

実行プラン①上記の本を読み、得られたこと、実行すべきことをブログにアップする。

味のある助言を得る~小飼弾著「弾言」を読んで~

弾言 成功する人生とバランスシートの使い方
㈱オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)上場時の取締役最高技術責任者(CTO)を務められ、αブロガーとして有名な、小飼弾さんの著書を読みました。ラジオでお話をお聞きしたときの印象は、物知りで凝り性な気のいいお兄さん。いつも自分自身の言葉で語られるのが魅力です。そんな自分の言葉を持っている小飼弾さんから、味わいのある助言を得るべく、この本を手にしました。

 この本には、新しい価値観が認められる業界ならば、すぐに取り入れることができそうな「弾言」が書かれています。しかし、地方銀行員や公務員がすぐにまねをできるかというと、少し関門がありそうな気がします。勢いのある業界とは反対の、お固い業界でいかに弾言を生かすか。考えてみたいと思います。
以下は、弾言から得られた意識の持ち方、実行プランです。

・「自分で打てる手はいくらでもある」
問題解決の上で、手詰まりというのは、単なる思考停止なのですね。
・徹底的に経費節減をしてみる
コスト意識は思いついたときだけでなく、常に持っていたいと思います。
・スキマ時間は内職できる
仕事用のマニュアルや、仕事上の勉強は仕事中の隙間時間でできます。銀行や窓口で待たされるときや、移動中は本を一冊読めるくらい体制にしておきたいです。
・できる人のブログに書き込む
出来る人に、言葉を投げかけるのは非常に緊張しますし、相手にされないことも多いと思います。でも、同じレベルになってから書きこもうと思ったら、一生そんなチャンスはありません。向上する第一歩tとして、優れた人と問答してみます。
・上手な人を徹底的にまねする
尊敬する人物の、文章の書き方、読んでいる本、話し方、考え方を真似してみようと思います。
・お金の余裕より時間の余裕をつくる
安いものを買いに遠くに行っているのは時間の無駄と考えたい。しかし、これは、もっと高給取りにならないと自然に身につかない考え方だとも思います。
・自分と対立した立場に立って考える
相手の心を読む、ニーズを読むことに集中します
・何でも自分のせいだと考える
そうすることにより、自分で解決できると思えるのです。
・強くなりたければ、自分でコントロールできるものを増やす
引き受けすぎるとパンクするので、どうやってコントロールするかは課題。
・力は「見える」形にする
自分の力を可視化する。実績や実力を言葉や図にできるか、やれるところまでやってみます。
・どれだけ時間がかかったか意識する
このブログを書くのに何分かかったか、本を読むのに何分かかったか。どんどん短くします。
・学習意欲がある社員がのびる人
・インターフェイスを開こう「自分のことを説明できて、人の話を聞ける」
オープンな状態をたくさん作っておきたい。打てば響く、と思ってもらえるレベルでオープンに会話します。
・知り合い程度の人が実は一番力になってくれる
親しい人よりも、ちょっと知っている人がたくさんいる方が、大きな力になると思います。
・自分が勝てるゲームをつくる
仕事を新たに始める場合は、自分が勝てる市場を作り出す、相手が勝てないようなルールを先に作ってしまうのもビジネスかもしれません。
・自分を「読む」
自分のことをよくわかっていれば、問題解決への道が縮まります。考え方の癖、学習到達度、人との関わり、戦略を立てる前に自分の考え方、物の見方を認知することが大事だと思います。和田秀樹先生が「メタ認知」を紹介していますが、「自分の認知を認知する」習慣をつけたいと思います。

私にとっては、せのび的要素が多いですが、当たって砕けろで学習していきます。

2008年11月1日土曜日

自分のアウトプットを高めよう~「お金を稼ぐ!勉強法」藤井孝一著を読んで~

「お金を稼ぐ!」勉強法
学生時代は、「将来食べていくために勉強している」という意識が欠落していたように思います。学校で一般常識や読み・書き・そろばん、集団生活を習ったのは、社会生活をスムーズに送り、他者から信頼されて生活を維持していくためであったのだと、気づいたのは社会人になってからでした。

 果たして自分は、今まで学んできたことを、「人が求めている形にして」出せているのでしょうか。自分の中にため込んでいるだけで、何も創りだしていなかったのではないか、と思わせられたのが藤井孝一著「お金を稼ぐ!勉強法」です。

 給与所得者であれば、お金を稼ぐというよりは、昇格して給与アップしたいと思うのが一般的かもしれません。自分の仕事が価値のあるものだと評価されたいという願いは誰にも共通していると思います。この本を読んで私が解決したい課題は、

「自分の仕事・作品について人から具体的に評価され続けたい、きちんと報酬を得たい。そのためにはどうしたらよいか」

というものです。

まず、評価されるには、「人が求めるような形にしてアウトプットする」必要があります。

例えば講演や説明なら、きちんと整理され、聞き手の立場に立った形にしなければ、次から誰にも聞いてもらえません。

この本には、よいアウトプットをするための、①発想の仕方、②訓練の仕方、③学ぶべき分野が書かれています。以下、この本から得た方法論について考察を加えて行きます。

①発想の仕方

「与える」という発想をすること

勉強というと、吸収する、とか、刺激を受ける、という言葉がつながりがちですが、勉強は「与えるもの」だとはじめから認識していれば、インプットの段階から違ってくるのではないでしょうか。例えば、「この分野は、〇〇で困っている人に役立つから学んで教えてあげよう」と考えてみることです。人に教えるには、あいまいさや間違いがあってはいけませんから、必死になれます。また、人に教える過程で、自分の頭の中が整理され、十分にわかっていなかったことを埋めることができます。

②訓練の仕方

・学んだことをすぐにアウトプットする。
アウトプットが目的なので、すぐに、優れた形にして出すことを実践する他ありません。
・ブログを書く
実践の方法の1つは、「誰かが読んでいる」という緊張感をもって書ける場としてブログが挙げられています。正しい情報を整理して、付加価値を添えて出すというレベルを常にめざしたいと思います。
・勉強会で講師、ファシリテーターを務める
人前でプレゼンをする機会が少ない職種の場合は、特に、話すアウトプット法も訓練しておく必要があります。対面でのコミュニケーションは最も人に影響力を与えるものだと思います。よって、話にまとまりがない、堂々と話せない、というレベルでは、「人が求めている形」には程遠くなってしまいます。
・まずは「専門家」を名乗る
自分なんてまだまだと思っているうちに50歳を超えてしまっては、仕事人生の終盤に差し掛かってしまいます。ある程度蓄積ができたら、思い切って「専門家」を名乗って自分にプレッシャーをかける必要があると思いました。
・本を書いて専門家になる
文章を書く作業は、思考や情報のの整理がよくできます。また、補わなければならない知識について調べるうちに、書く前よりもその事柄について随分詳しくなるのは確かだと思います。よって、藤井氏の言う「本を書いて専門家になる」というのは、そのとおりだと思います。その手始めがブログで文章を書くことです。
本を読んだら、自分や身近な人の立場におきかえて応用できるか考えてみる。
学ぶということは、現実に生かして問題解決をするということに他ならないと思います。問題解決ができれば、「人が求める形」になったということができると思います。
・勉強したい分野は、まず全体像をつかむ。
俯瞰的視点は、勉強を始めるときにも役立つと述べられていますが、全体像がわかると、安心して始められるという心理的要素もあると思います。「あとどれくらい勉強しなければならないのか」という不安定な状態から抜け出し、着実に勉強を進めるためには、まず、俯瞰してみたいと思います。
・勉強は、まず3週間続ける。
最初の3週間続けられたら、軌道にのる、無意識のうちに習慣化するのだと思います。勉強しないと不安になる状態になるのが理想です。
・勉強に必要な時間を細分化してスケジュールにおとしこむ
勉強の進度を見える形にしておいた方が、実現しやすいはずです。手帳に、いつ、どこまでやるかを明記したいと思います。

③学ぶべき分野

藤井氏は学んでおくべき分野の一つとして「マーケッティング」を挙げています。

まずは、わかりやすく書かれた基本書を一冊読み、売れるしくみつくりを考えてみることを勧めています。また、学んだことはスーパーやデパートなどの現場で確認してみることだと述べられています。そして、本当に良いと思った他の人のものを売るなど、実践してみる方法があります。

以下、この本から学んだ実行プランです。

実行プラン①誰かに与えるために学ぶ

実行プラン②学んだら、すぐ誰かに教える。中身のあるブログを書いたり、ファシリテーションをする。

実行プラン③学んだら現実に応用する

実行プラン④学ぶ時は、全体像を俯瞰し、スケジューリングし、まずは3週間続ける。