2009年7月15日水曜日

照屋華子氏講座~ロジカルライティング~

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)
照屋 華子 岡田 恵子
東洋経済新報社
売り上げランキング: 950

ロジカル・ライティング (BEST SOLUTION―LOGICAL COMMUNICATION SKILL TRAINING)

「ロジカルシンキング」の御著書で有名な照屋華子さんの講座を受講してきました。

公共機関で行われる講座は、非常にお値打ちで、全2日間、午前10時から午後4時半までの講義で3000円で受講できました。

私が照屋氏の著書「ロジカルシンキング」を知ったのは、勝間和代さんの本の中で紹介されていたことがきっかですが、実際読んでみて、プレゼンの際に自分を客観的に評価したり、ビジネス思考の基本を身につける際に、非常に有用だと思いました。

「ロジカルシンキング」は名古屋駅前のジュンク堂でもビジネス書棚に「面」で並べてありますが、「ロジカルライティング」というタイトルの本も書かれているので、ライティングを学ぶ際に便利です。

講師の照屋華子さんについて

↓照屋さんへのインタビュー記事
http://www.nttcom.co.jp/comzine/no021/wise/index.html

照屋さんは、すらりとして非常に可愛らしく知的な雰囲気が漂う女性で、非常にひきつけられました。
同じ女性として、ロジカルな思考力を持ち、常に冷静な判断ができる方は尊敬に値します。

照屋さんは、グレーのパンツスーツのきこなしや、ジャケットを脱がれた際に、真っ白のTシャツに、首の周りが寂しくならないようにブルーの縁取りの白のスカーフとパールをさりげなく身につけられており、フォーマル感を出されていたのが印象的でした。
シンプルで上質な最小限の小物を、こんなにも洗練された付けこなし方をされていた方は初めてお見かけし、知性が光るなあ、と感心しきりです。

ロジカルライティングを学びたいと思ったきっかけ

ずばり英検1級対策とビジネス文書の上達です。構成を見ただけでどこに何が書いているかが分かり、読み手が素早く正しく情報を把握できるようにする、つまり、論理とは、相手の立場に立って発する「思いやり」でもあると感じています。いかに読み手の立場になれるか、が訓練のしどころだと課題をもって挑みました。

以下、ロジカルライティングはどのような過程で書くものなのか、学んだポイントをまとめます。

ロジカルライティングをするための3ステップ

①伝えるための準備をする→問いは何か、何を伝えるべきなのか

②論理的で分かりやすいメッセージを組み立てる
例:情報をMECE(もれなく、ダブりなく)に分ける。

③実際の表現→日本語表現、記述スタイルに留意

これらを、実際ケーススタディをしながら訓練していきました。

この講座では、意識の持ち方がかなり変わったのですが、最も印象的だったのは「読んだ人に変わってもらうために書く」という意識です。
確かに、文章は、読み手がその文章を読む前と読んだ後に変化がなければ、効果がないただの文字の羅列になってしまいます。


・理解してほしい
・アドバイス、判断などのフィードバックが欲しい
・アクションしてほしい

など、どう変わってほしいのかに焦点を当てると、的を射た文章が仕上がるはずです。
そこから「問い」を設定し、その問いに答えられるような要素を集める作業から始まります。

論理思考の方法の代表例MECEには、要素分解のほかにも、プロセスや対象概念という分け方があり、フレームワークの型をたくさんもっていた方が応用が利くし、より効果的な組み立てができるように感じました。

この組立の中から最初に立てた「問い」に答えられるようエッセンスを抽出します。

問いがピラミッドの頂点にあり、初めに集めた要素が底辺にあるピラミッド構造を思い浮かべて下さい。上の次元に行くほど、問いに答えられるようなまとまりができてきます。上に向かってSO WHAT?の関係になっており、下に向かうとWHY SO?になっているピラミッド構造です。


表現の段階では、具体性、簡潔性が大切で、日本語で陥りがちな欠点を補うべく、主語述語の関係をはっきりさせることに気をつけるのが大切だと感じました。誰が、何を、どうするのか、といった責任に関することは特に明確にしなければならないと思います。

ロジカルライティングの3つのステップ
①情報収集の段階
②情報をフレームワークに従って組み立て
③一覧してわかる構造

はすべて揃ってはじめて的確なライティングになってくるものなので、普段から「誰にどう変わってほしいか」を念頭に、問いを設定し、情報収集に励み、最適なフレームワークで組立、相手に最も伝わる方法を選んで表現したいと思います。

このブログも、まとまりに留意しながら、少しづつ「変化を起こすための」ライティングにしたいと思います。


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