2009年8月15日土曜日

香山リカ著「しがみつかない生き方」

ポジティブなスキルアップ本とは真逆の本を発見。精神科医の香山リカ著「しがみつかない生き方」です。


本書は、ふつうの幸せを手に入れる10のルールとして、新聞広告欄に大きく出ていました。


複眼的視点の構築のために、敢えて三点測量法私はふつうの幸せなんてない、と考えており、それぞれが自分に合った生き方をすることが幸せだと考えているからです

本書が述べる10のルールとは、

1.恋愛にすべてをささげない
2.自慢・自己PRをしない
3. すぐに白黒つけない
4. 老・病・死で落ち込まない
5. すぐに水に流さない
6.仕事に夢をもとめない
7.子どもにしがみつかない
8.お金にしがみつかない
9.生まれた意味を問わない
10.<勝間和代>をめざさない

とあります。精神にとって、凪の状態ばかり続くと活性化がないから、生きてる感じがしないなあ、と私なりの批判精神を持って読んでみました。

人生のうちで、恋愛にどっぷりつかる時期があってもいいし、就職活動では思いっきり自分のしてきたこと、誇れることを自己アピールしたりすればいい。「私なんて」ともじもじしている人より、「私はこれが得意です」と教えてくれる人の方が好きだし、その方が社会とつながれるとも思います。

お金や子どもにしがみつかない、というのは納得。

この本を読んだ、一番の理由は<勝間和代>をめざさないってどういうこと!?の解明のためです。

もし、アムラーが、<安室奈美恵>をめざさない、とか、ビジネスマンが<大前研一>をめざさない、というフレーズを目にしたら、おそらく

同じようになれると思っていないけど、才能に魅力を感じるから、外見や考え方を倣って、楽しんだり、仕事を充実させたりしたいんです。めざすとかじゃなく、取り入れてるんですよ」という答えが返ってくると思います。

同様に、私も勝間和代さんと同じような人生が目標なのではなく、勝間メソッドの中で気に入ったものを自分に合った形で取り入れ、試行錯誤しながら自分なりの方法論を築いて、私らしい人生を送ろうと思っています。

勝間さんの方法論のおかげで、なんとなく読んだ本や聞いていた人の話の中に「発見」が多くなったり、仕事上のスキルが加速度的に上がったり、素晴らしい友人に恵まれたり、休日の行動範囲も飛躍的に変わりました。

私が知り合ったカツマーの方々も、それぞれの個性的な人生の中で、勝間さんの効率的な勉強法が気に入った、とか、「時間における投資と消費」の考え方が身についた、とかエッセンスを上手に生活に取り入れて充実させていらっしゃいました。

自分に合った生き方、を模索、構築している人が多い昨今、ふつうの幸せを手に入れるために<勝間和代>をめざさない、という切り口よりも、<メンター>は自分流に取り入れる、の方が訴えかけるんじゃないかと思います。

本書は、言葉の選び方、表現の仕方について考えるきっかけになりました。

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