2009年8月2日日曜日

中谷彰宏著「なぜあの人は人前で話すのがうまいのか」

なぜあの人は人前で話すのがうまいのか
晴れていたら、ことこと電車に乗って、温泉にでも行こうと思っていた週末。雨が降ってしまったので、読書三昧になりました。

中谷さんの本は、20代前半に「わかりやすさ」と「キャッチコピーのうまさ」につられて結構読んでいましたが、最近はなんだか照れてしまって読んでいませんでした。

久々に書店で手にしたのが、この本。帯のコピーは「情報は1割。伝え方が9割」。
自分の課題にぴったり合致したのですぐにレジに持って行きました。

色々な講演や、人の輪の中での会話で、「話に引き込まれる」機会が増えています。「話し方がうまいな」というのではなく「いい話を聞かせていただいた」と、感動が起きるほど、話題の展開の仕方が素晴らしいのです。

話すことが上手い人は、聞く人の立場になって話せる人、つまり思いやりがあって、聴き手を楽しませたいという情熱がある人だと思います。

私も、アウトプット勉強会に参加している以上、聞いてくださる方にすこしでも役立つ形で伝えたいと思っています。 独りよがりなアウトプットになってしまうと、かなり反省することしきりです。

本書から得られた学びは、
①今ここにいる人たちは何に関心があるのか考え抜く
→相手を良く知るまでは、最初はあくまで推測になってしまいますが、例えば読書会等の共通の目的を持って集まっている仲間同士であれば、「よりよく生きる」「よりよい仕事をする」ための知恵とか知識をシェアすることに集中してみたいと思います。
②自分の生きている世界が狭いとわかっている人は、どこへいってもきちんと自己紹介をする。
→まずは自分の背景をどんな立場の人に知ってもらうことが出来なければ、それ以外のことをうまく語れないと思います。なぜなら自分のことは自分が一番知っているはずなので、それを言語化するのが一番簡単だからです。
③伝えることより伝わること、主体は自分でなく聴き手に置く。聞き手の反応を見ながら話す。
→話すテンポや声の大きさは相手にとって快適であること。会話のキャッチボール、コミュニケーションを意識して、ラポールを築くような話ができるのがベストだと思いました。講義形式でも、「演説型」ではなく、「コミュニケーション型」の方が、聴衆が積極的に聞いてくれると思います。
④話がうまいひとは、言葉がうまいのではなく、考え方がうまい。
→一番ぎくりとしました。
自分に一番欠けていたのは、この「考え方」です。本質をうまくとらえている方の話は、脱線しまくっても充実感がしっかりあります。
ある事象についてまず、きちんと理解する、そして自分なりの考えを持つ癖をつけたと思います。

今後の課題は、
事象を理解していない段階では、謙虚に人に尋ねたり、しっかり調べる。
その事象について、自分のポリシーや哲学に基づいた考え方を持つ。ここで安易な受け売りはダメ。「私はこう思う」というI statementで語ること。

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