2010年2月3日水曜日

『大前研一LIVE』DVD

『大前研一LIVE』のDVDをレビュープラスさんより献本(正確には献DVD?)頂きました。御礼申し上げます。

近頃、「論理思考力」を集中して学んでいる私にとって、非常にタイムリーな教材でした。



BBT on DVD 大前研一ライブお試し版期間限定1,050円



ヴィジョネア株式会社 (2009-12-21)
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おすすめ度の平均: 5.0
5 地上波とは一味違った番組



☆生き残りたい人は考え、学び続ける

スカパー!の、BBTチャンネル(757ch.)で人気のある、『大前研一LIVE』は、

元マッキンゼー日本支社長、現ビジネス・ブレークスルー大学院学長等を務められる

経営コンサルタントの大前研一氏が、最新ニュースの分析をする番組である。

地上波のニュース番組のキャスターやコメンテーターの発言に物足りなさを感じている方は、

大前氏の豊富な経験や情報筋との交流に裏付けられた、鋭い分析や提言を一度聴いてみて欲しい。

大前氏の解説は、一貫して「個人や企業がサバイバルするためにはという視点で語られるため、

一般論に落ち着いたり、思いつきや感覚でコメントしているニュース番組とは、決定的に違う。

大前氏が気になった国内、国外の最新ニュースの背景、今後の予測が語られるとともに

グラフや数字を使って、「何が変化をしているか」、「どこに注目すべきなのか」を明確にしてくれる。

しかも、地上波では放送出来ない様な、リアルな情報や、鋭い指摘があり、有料番組の醍醐味を

味わうこともできた。

他にも、「リアルタイム・オンライン・ケーススタディ」というコーナーでは、

“もし、自分が、ある会社の経営者だったら”、という仮定のもと、現状の中でどうすべきか、

という経営判断を下す訓練ができる。

本DVDでは「日本ガイシ」を取り上げているが、会社の成り立ちから、

世界の中での会社の位置付け、現時点での問題点を等についてひととおりの

説明が得られるので、基本的な判断材料は番組内に揃っている。しかし、それ以外の判断材料は

自分が知る限りの情報、知識を総動員させなければならない。非常に頭を使う番組である。

政治家や経営者について、勝手な評価をする人は多いが、自分がその立場だったら

どうするかを常に考えなければならない。現実は目に見えない事だらけで、正解などない。

それでも、考え続けなければ、その先に待っているのは、依存か、服従だけである。


さて、このDVDを見て、まっ先に思ったのが、“高校生”にも是非見て欲しいということ。

進路選択をする上で、どの分野が伸びるか、どの分野で自分が活躍出来るかが発見出来ると思う。

世界規模の視点を持つ、リアルタイムの動きを追う、経営分析の仕方など、

サバイバルに必要なスキルのベースには、英語、数学、教養、

小論文の能力等があることがはっきりわかるのだ。学ぶことのモチベーションが高まるはずである。

☆右脳と左脳を刺激する大前氏のプレゼン力が結集されている

さて、本DVDでは、大前研一氏が干支のネイルアート!(勝間さんの影響か!?)をしていたり、

新しいものを面白がる様子や、大前氏のプライベートショットが見られたりと、

視聴者の感性を刺激するのも忘れない。

スピーチの構成でも、最初に聴衆との心の距離を縮めて、共感を生むことは大切だと気付く。

このDVDには、ダイヤモンド社「Harvard Business Review」創刊30周年記念における、

大前氏の「ニュー・グローバル・リーダーの条件」と題する講演が納められている。

その中で、非常に印象的だったのは、日本の教育に必要なのは

「世界でリーダーシップをとることができる人物を育てる」という視点だということ。

一部私立高校などで、教育目標を「エリートの養成」などと謳っているところがあるが、

エリートではなく、リーダーが必要なのだと大前氏は強調する。

リーダーとは、フォロワーがいて初めてリーダーたりうる。日本人は、今後、様々な国籍や文化

を持つ人の考えを傾聴し、合成し、新しい構想をいち早く打ち出し、動かなければならない。

大前氏は、世界のリーダーとなるための条件を3つ掲げている。

・コミュニケーションが英語でとれること

・世界の共通言語であるロジック(論理思考)を身につけること

・自分で答えを考えること

大前氏は、ビジネス・ブレークスルー大学院大学(MBAを取得出来る経営大学院)の他、

この春、文科省より正式認可を受けたビジネス・ブレークスルー大学を開校されるが、

その目標も、グローバルリーダーを育てる、という非常に明確なものだ。

大前氏の理念が隅々まで行き渡ったこのDVDを見て、私が決意したことは、英語、論理思考は勿論、

まずアウトプットの品質基準を高くすること、そして、様々な商業施設やニュースポットの

現場を見て、何が、なぜ起こっているかを考えることだ

このように、どの角度から見ても、非常に学びが多いので、「大前研一LIVE」DVDは、

何度も繰り返し見ることをお勧めする。

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【リーダーシップを考えるための参考に】

※2010年2月号の『ハーバード・ビジネス・レビュー』のテーマは“ハーバード流リーダーシップ”

Harvard Business Review ( ハーバード・ビジネス・レビュー ) 2010年 02月号 [雑誌]

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