2010年5月6日木曜日

ケーススタディをしてみよう!『大前研一LIVE』DVD


レビュープラス様より『大前研一LIVE』DVDの月フルプランを2ヶ月間受講させていただきました。
この2ヶ月間、まるで、大学のゼミに毎週通ったような充実感が得られ、時事ニュースへの感度が高まりました。
率直に言えば、一般的なニュース番組では物足りなくなる感じです。情報力を磨くには、視野が高くて広い人から学ばなければ、断片的に「知っている」だけで終わってしまいます。

私は、情報俯瞰力を身につけるための方法の1つとして、『大前研一LIVE』の“リアルタイムオンラインケーススタディを自分でやってみることをお勧めしたいと思います。

つまり、

◆決定権のある人の立場に立ってみる

◆決定権のある人に具体的な提案をしてみる

という思考を常に働かせてみるのです。

これは、ご自身の仕事でも必ず役立つはずです。

さて、次号の『大前研一LIVE』の“リアルタイムオンラインケーススタディ”のテーマは、

あなたは参議院選挙前の民主党にどのような注文をつけるか、一連の事実チェックをした後、要求点を明確にした鳩山首相宛の800字程度の手紙を書いて見よ。

というもの。早速私なりの提案を書いてみたいと思います。
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【鳩山首相への手紙】

まず、10年後の日本の経済を中心として、医療、年金、教育、福祉をどのようにするかという明確なビジョンを政治理念に基づいて示すことが必要である。経済を活性化させるためには、日本の強みを徹底的に生かして、国際競争力を強化する必要がある。日本の技術力と世界的な影響力を考慮すれば、環境事業を優先した産業政策に最も力を入れるべきであろう。

また、子ども手当は即刻廃止し、保育所施設や産婦人科医師の待遇改善に焦点を絞り、子どもを産み育てるためのインフラを将来にわたって維持管理しなければならない。

教育においては、高校を無償化ではなく、収入の少ない家庭の子女に対する奨学金制度を充実させればよい。また、教員免許更新制度も廃止してよい。教育においては、“変化に対応できる力”“多様性の中で生き抜く力”がますます必要となる。国家は人で成り立っている。命と安全の次は教育に重点を置くべきだ。

年金制度については、50年先の高齢者は、公的年金だけでは生活の維持が出来ないであろう。私的年金の加入を促進するためにも、税法上の優遇措置は現段階から設けるべきである。

選挙前には、表面的なパフォーマンスをすべきではない。政治とは、非常に重みのある仕事である。有名だから、女性だからといった安易な候補者の立て方は「その場しのぎの」政党との印象が強まる。第一に国民の信頼・尊敬に値する人物を公認すべきである。また、民主党政権下で、国会議員の定数削減にも踏み切るべきであると考える。

現民主党に最も厳しい要求をつきつけるならば、今後小沢氏に一切のポストを与えてはならない。小沢氏は政治家にとって最も重要な能力の一つである説明責任を持たない。にもかかわらず、大きな権力を手にしている。小沢氏が重要なポストにある限り、誰が首相になっても一緒なのではないか。

今多くの国民は、民主党が50年先の日本を任せられる政党ではないと判断しているだろう。それは、普天間基地移設問題にみられる、決断力のなさ、に注目が集まっているからだ。決められない、というのは何を恐れているのか。政権を失うことなのか、100年後の日本の衰退を恐れてなのか。まずは、基地移転問題について潔い決断をし、その根拠を堂々と自信を持って説明してほしい。

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かなり未熟ではありますが、このように、とにかく考えたことを羅列するだけでもよいと思います。書いたあとで、大前氏の答えと比べてみることが大事で、自分の及ばない部分を発見するのが大切です。その部分を重点的に学んでいく習慣をつけるのが、もっとも大前氏式の「論理思考」を身につける近道だと思います。

政治問題は、色々な分野を総合的に見なければいけないのと、報道されている部分しか問題視できないため、盲点が多くなりがちです。大前氏の骨太な提言が得られる、明日のDVD到着を楽しみに待ちたいと思います(大前氏の回答との比較もブログにアップしたいと思います)。

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☆比較検討

さて、5月2日放送分の『大前研一LIVE』DVDが届きました!大前氏が鳩山氏宛てに書いた手紙の

ポイントは、以下の通りでした。

◆国民は連立政権は望んでいないため、民主党単独政権樹立の舵取りをした方がよい

◆鳩山氏のリーダーシップの下、小沢氏を解任せよ

◆鳩山氏は、政治資金問題、普天間基地問題における自らの責を認め、勇退すべき

◆外交の軌道修正、内政においては行政の無駄を省くこと

◆次期選挙は失われた20年を取り戻す最後のチャンスである

私の書いたものは具体的すぎて、少々グランドデザイン的視点に欠けていました。大前氏の提言は選挙前の国民の心理をよくとらえています。「小沢氏はポストを持つべきではない」「福島氏や亀井氏は独自の発言を繰り返しており、政権としての統一感がない」というのは、国民共通の認識としてあります。これらの負の感情をどうやって薄めていくかを厳しいながらも具体的に提案しています。

番組の中では、大前氏は、「鳩山氏にトップは務まらない」という結論の元、次期リーダーにふさわしい像にも触れます。しかし、具体的な名前を挙げるのは避けています。

私は、鳩山氏の勇退後はやはり、岡田氏がリーダーになるのが好ましいと思います。岡田氏はお金にクリーンなことで有名ですし、政治的信念も感じられ、国民の支持も厚いと思います。ただし、仮に彼に政治資金に関する問題があれば、もはや民主党はリーダー不在のため、政権を維持できないと思います。

今回の大前氏の解説を聞きながら、どの時代にあっても、「お金の管理が出来る」「時代を見越した決断力があり、実行力がある」ことが、政治家としての必須条件だと思いました。

次期参議院選挙は、日本の政治家の信念のレベルを見極める大切な機会ですので、必ず投票しに行きましょう!

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