2010年7月27日火曜日

『つぶやき進化論 「140字」がGoogleを超える! 』発売前レビュー

レビュープラス様より、『つぶやき進化論 「140字」がGoogleを超える! 』(原題『Socialnomics』)
の発売前の原稿をいただきました。御礼申し上げます。


つぶやき進化論 「140字」がGoogleを超える!
エリック クォルマン
イースト・プレス
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原書はこちらです↓

Socialnomics: How Social Media Transforms the Way We Live and Do Business
Erik Qualman
Wiley
売り上げランキング: 24691

本書は、アメリカ、ドイツ、イギリスのAmazonにて1位に輝いた、ソーシャルメディアの必携書です

このたびとうとう日本語版が出版されるのですが、SNSやTwitterなどのソーシャルメディアを用いてビジネスを活性化させようと考えている人なら、原書を既に手にされているかもしれません。

私が初めて、SNSやTwitterなどのソーシャルメディアを利用し始めたきっかけは、リアルで参加している勉強会や読書会の方々との交流や自己紹介を目的としたものでした。

そして、気ままに日記やつぶやき、イベントの告知を眺めていると、そこに属する人達の集合体としての心理の流れが感じられ、不思議な感覚になったことがあります。 時代の空気のようなものが、個人個人から放出されているという感じです。

これをビジネスの視点で考えてみると、マーケッターや経済学者のような「人間の心理」が勝敗を左右する職業の方達にとって、ソーシャルメデイアで「見える化」された群衆の心理を見逃すことはできないでしょう。そしてそこで感じた心理をどのように理解し、扱うべきかが、最優先の課題だと思います。

ソーシャルメディアでは、具体的な商品の口コミ力も大きく、例えば、私がTwitterやSNSで知って、お金を払った商品や参加したイベントはというと・・・


「ドロリッチなう」や「テキサスバーガーなう」につられて、妙に食べたくなって買ってしまったというベタな経験から(笑)、高級ノートのモレスキン、書籍なら、NHKハーバード白熱授業で有名になったマイケル・サンデル先生の『これからの正義の話をしよう』をAmazonで注文したし、映画は『アバター』を観に行ったし、面白い漫画を教えてもらってTUTAYAでレンタルしたり、サイエンスカフェの著名人の講演や、美術館の展示の情報を知って、足を運んだり・・・

このように、日々の新しい行動のほとんどは、Twitter経由で仕入れた情報が元となっています。しかも、情報を得てから、ほぼ一週間以内に、購入しています。情報の鮮度の高さが、行動の早さにも影響していると言っていいと思います。

私の場合は、知り合いの中でも、特に尊敬している人、面白い人が勧めていたり、使っているものを高く評価しています。情報が信頼できるし、あこがれの人が使っているものは、自分も使ってみたくなるからです。

私は、本書を最後まで読んでみて、ソーシャルメディアであらゆることが見える化されていくと、親切なサービス、質のいいもの、信頼される人、だけが生き残る、ということを確信するに至りました

ものや人は、それ自体を磨くしかありません。それは時代が変わっても、普遍的なことだと思います。しかし、ソーシャルメデイアが世界を網羅して行く時代においては、周辺サービス(情報開示や、顧客とのコミュニケーションを含む)は、今まで殿様商売をしてきた老舗ブランドであっても、一から勉強し直さなくてはなりません。

そのためには、ソーシャルメディアを徹底的に有効活用する方法を知る必要があります。
☆あなたはつぶやきをどう活用しますか?

ビジネスであれ、個人としてであれ、ソーシャルメディアを有効活用したい方は、まずは、『つぶやき進化論 「140字」がGoogleを超える! 』 に書かれている内容を既に理解しているかどうか、ひとつひとつ丁寧にチェックしてみることをお勧めします。

私の場合、本書を読んで、人々の「情報の取り方」が変化していっていることに大変興味を持ちました。Googleが競争相手としているのは、もはや他の検索エンジンサイトではなく、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアである、というくだりでは、検索エンジンvsコミュニティの口コミという構図が面白いと感じました。結局、人は、PCの向こうに、人のぬくもりを求めているのかもしれません。
本書『つぶやき進化論 「140字」がGoogleを超える! 』 では、各章の終わりに、キーポイントがいくつも箇条書きになっており、非常に親切な構成となっています。各章から、ひとつづつピックアップしてみましたので、なにかしらひっかかった場合は、是非本書を読んでみてください!

【第1章のキーポイントから】

ソーシャルメディアで時間を潰すと、実は生産性があがる!

【第2章のキーポイントから】

ソーシャルメディアでは、企業は以前よりも容易に批判的なコメントや投稿を探し出せる。だから問題の「発見」に時間を費やす代わりに、「解決」に心血を注ぐことができる。

【第3章のキーポイントから】

ソーシャルメディアがあれば人々はその場で人生を見直し、いつも人々を悩ませてきた 「私の人生はこれでいいのか?」という問題に答えを出しやすくなる。
今までより多くの人が生産的な活動や社会貢献に関わろうとするようになるため、社会にとってもプラスになる。

【第4章のキーポイントから】

インターネットがなければ、オバマは大統領にはならなかった。ビジネス同様、政治家や政府もソーシャルメディアの進歩に遅れを取らないようにする必要がある。政治の場でうまくソーシャルメディアを活用すれば、大きな恩恵を受けられる。

【第5章のキーポイントから】

ソーシャルメディアのおかげで、みんなが同じことを繰り返さなくてよいので労力が重複しない。結果として効率のよい社会になる。

【第6章のキーポイントから】

ソーシャルメディアの世界で勝つのは、派手なメッセージに頼っているだけの企業ではなく、すぐれた商品やサービスを提供する企業だ。ソーシャルメディア内のつながりは世界最大かつ最強のリファーラルシステムだ。

【第7章のキーポイントから】

ソーシャルメディアライフでは何もせずに過ごすよりも、失敗するほうがよい。

【第8章のキーポイントから】

今後、個人や企業がどれだけ業績をあげられるかは、まさに、ソーシャルメディアをうまく利用できるかどうかにかかっている。

基本的には、ソーシャルメディアのユーザース数が増えれば増えるほど、見える化した情報をもとに、カイゼンを繰り返して、高品質、ユーザー本位の商品をつくり、誠実に双方向のコミュニケーションをすることが可能になったと考えるべきなのですね。それをいつ、誰が、どのようにしていけばよいか、そんな具体例も本書では豊富に取り上げられています。

本書のプロモーションにも色々なソーシャルメディアが使われているので、是非覗いてみてください。

☆原書の公式サイトはこちら
http://socialnomics.net/


☆Facebookには、本書のアカウントもあります

http://www.facebook.com/pages/tsubuyaki-jin-hua-lun140zigaGooglewo-chaoeru/131965496815588

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ソーシャルメディアを有効に使って、活発にビジネスをしたい人、私生活をさらに充実させたい人には、是非読んで欲しい本でした。積極的に活用すると最初は失敗も多いかもしれません。しかし、試行錯誤しながら、公私共に成長していきたいですね!

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