2010年8月15日日曜日

コワイ人がいなくなる!『怒らないこと』アルボムッレ・スマナサーラ著

いきなりですが、みなさんは、おこりっぽいですか? そして、周りにおこりっぽい人はいますか?

先日、Twitterで、『怒らないこと』(アルボムッレ・スマナサーラ著)という興味深い本の存在を知りました。
名古屋駅前のジュンク堂書店に行ってみたら、目立つ形で陳列され、「16万部突破」という帯が付いていたので、気になって買ってみました。
怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)

この本、スゴイです。

おこっている自分は醜い!おこらない自分になりたい!という人には必読の本です。
例えば、新入社員の指導や、無意味な会社のシステムに振り回されたりして、怒りたくないのにどうしてもおこっちゃう人にはもってこいの一冊!!

私はこれを読んで、“怒り”ってどんな感情だったっけ?と思えるほどの不思議な感覚に陥りました

さらに、「怒りっぽい他人」に悩まされている人には是非読んでほしいですこの本を読めば、怒っている人に影響されない方法が分かります。

☆怒ることは「頭が悪い人がすること」と考えよう!

大きな声では言えませんが(笑)、「頭の働きが悪いと、人は怒りっぽくなる」というのは当たっていると思います。

ちょっとまてよ、と考えをめぐらさず、ネガティブな決め付けをしている状態です。また、生き詰まったときに色々なアイデアが出ないから、袋小路に入り込んでイライラしているのではないでしょうか。

本書の冒頭では、いきなり、


“最近は「怒るのは堂々とした態度だ」という風潮もあります。けれど「怒り」などという言葉は、本来、気軽に口に出来る代物ではありません。「私は怒りました」などというのは、「私はバカです」と触れ回るようなものですからね。”

とあります。

人が怒っているときというのは、自分だけが正しい!と思い込んで「ヒーロー気取り」なのかもしれませんが、実は「思考がない状態」そのものです

そう考えると、怒っている自分や、怒っている他人がみじめな存在に思えませんか?

知恵がある人には、怒らないで問題解決をする力があります。

☆怒る人は暗い人

本書では、「怒り」とはどんな感情なのか、を丁寧に紐解いていて、いちいち腑に落ちます。

本書によれば、「怒り」とは「暗い感情が強くなったもの」です。

暗い感情には色々あります。怨み、他人の良いところを軽視する感情、張り合う感情、嫉妬、皆で分かち合えない心、反抗、後悔…

怒りとはエゴが生んだ高慢とも言えるでしょう。

こういった暗い感情を抱かないようにするには、自分は何者でもない、という「謙虚さ」が大切だということに改めて気付かされます。

「暗い感情は、傲慢な人ほど強く抱くもの」

そう思うことで、自分への戒めの言葉にもなるし、怒っている人に対して冷静になれると思います。

その他にも、暗い感情を抱かない方法がいくつも書かれているので、読むたびに何か発見が得られる本だろうと思います。

☆怒る人は無視 しよう

私の場合、約10年もの間、仕事上で悪質クレーマーからの電話を受けることも多いため、罵詈雑言や理不尽な怒りを受けることに対しては、感情がかなり麻痺しています(注:一般の苦情電話と悪質クレーマーは全く違う性質のものです)。

私の場合は、適度に返事をしながら、別の仕事に集中して作業を続けています。

本書には、怒る人の影響を受けないためのとっておきの考え方が書いてありましたので、参考までに記しておきますね。


“自分を水晶玉のようにイメージするのもいい方法です。心を、光り輝いている水晶の玉ようにしておけば、相手からどんな色の水をつけられても、たとえすごく臭いものをつけられても、拭けばすっかりきれいになるでしょう?そういう心を持っていれば、外からの攻撃にはだいたい対処できてしまうのです。反対に、スポンジのようにたっぷりと吸いとってしまったら負けなのです。”

本書は、「怒り」に悩まされている人にとって、オアシスになるだけでなく、問題解決も出来る有益な本です。電車の中でさらっと読めて、とてもいい気分になるので、オススメです。

人生は意外とあっという間。愚かな怒りの感情とはさよならして、楽しく喜びあふれる感情だけで笑ってすごせたらいいですね!

4 件のコメント:

masa さんのコメント...

こんにちは。
ブログでの伝え方が上達(?)しているのが目に見えてわかりますね!
すばらしいです。

ちなみに、化粧の筆はためしてみて、やはりひと肌のほうが肌になじむとうことで、手でつけています。

BUSHIDOU さんのコメント...

masaさん、こんにちは!

>ブログでの伝え方が上達(?)しているのが目に見えてわかりますね!
>すばらしいです。

ありがとうございます!
フォームを変えて、見やすくしてみましたが、伝え方ももっと工夫していきたいです!

>ちなみに、化粧の筆はためしてみて、やはりひと肌のほうが肌になじむとうことで、手でつけています。

そうでしたか!私は中学生の頃のニキビ肌が残っているので筆向きなのですが、キメがしっかりしている型には手の方がいいですね☆(*^^*)

虹の父 さんのコメント...

もしかして私のツイット?

実はこの本、5月に買った本なんですが、今回沖縄で読みました。そして、7月に嫁はんの買ってきた本を見て、びっくりしました。同じ本だったのです。夫婦で「怒らないこと」を買うのってどうなんや、ちゅう話しですが・・・。

結構強烈な本でした。
私が印象に残っているのは、怒ってる状態は、人間ではなく、動物よりも下等な存在だという主旨の文章でした。

絶対に怒ってはいけない。そう思いました。

そして、一般に言っている怒るのとは違う、もっと広い意味で怒るということを扱っているので、この本で言う怒っていない人なんていないかもしれません。

まず、自分が怒らないことを実践しようと思っています。

BUSHIDOU さんのコメント...

虹の父さんのツイートです!そのとおり(笑)!

なんだかいかめしいタイトルだなーと思いつつ、仏教の先生が書かれた本なので、解脱できる本なのかな、と思っていたら、書店でも大人気でびっくりしました。2も出ているし、続編もあるみたいですね。日経の広告に載ってました。

私の感想としては、家族同士なら感情のぶつけ合いも理解が深まっていいと思います。ケンカしたことのないカップルや家族というのも寂しいですし。

しかし、人間、正義心が強いから怒るときもあるのですが、やはり動物以下と言われると怒れなくなってしまいますね。ホントに。