2010年9月29日水曜日

「サムライ」マネージャー佐藤悦子さんの講演に行ってきた!

☆お手本となる女性の話を聞こう!


アートディレクター佐藤可士和さんを公私共に支えられている、佐藤悦子さんの講演(朝日新聞主催・場所:六本木アカデミーヒルズ)に行ってきました。




佐藤悦子さんは、女性誌においては数年前から、佐藤可士和さんの奥様であり、仕事の上で欠かせないパートナーとして、よく取り上げられており、「これからの女性の生き方のロールモデル」として注目していました。

悦子さんは、才色兼備という言葉が陳腐に思えるほど、知的であり、モデルさん以上の美貌で、性格がよくて、愛情に溢れていて…と、数え上げればきりがないほどの魅力の持ち主です。


私が佐藤悦子さんを尊敬している点は、

◆クリエイティブスタジオ「サムライ」のブランディングを世界的に手がけられていること

◆妻として、母としての役割の他に、マネージャーとして才能を活かしきっていること

◆女性らしい感性を大切にされていること

です。

つまり、「愛情」と「才能」に溢れていて、女性としての魅力に富んでいる姿に惹かれています。

☆佐藤可士和さん、悦子さんの著書に見る「クリエイターの考え方」と「ブランディング」について

アートディレクター佐藤可士和さんといえば、ユニクロ、国立新美術館、SMAPの広告、ドコモの携帯など、シンプルなのにメッセージが刺さるデザインで有名です。
また、書店のビジネス書のコーナーで、佐藤可士和さんの本を見かけられた方も多いと思います。

佐藤可士和の超整理術
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佐藤 可士和
日本経済新聞出版社
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おすすめ度の平均: 3.5
4 ある意味、お掃除本、片付け本
5 テクニックではない仕事の本質
5 整理術の先にあるもの
5 デザインとはそぎ落とし分りやすく伝えるもの
1 肩書きほど大したことない

佐藤可士和のクリエイティブシンキング
佐藤 可士和
日本経済新聞出版社
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4 多量のカタカナ語がやっかいだけど伝わる本です。
4 佐藤可士和が好きな人に。
4 クリエイターの装丁は、本の基本の白である、さすが
5 著者の方法論を惜しげもなく公開している本です
5 既成概念から自分を解放することが出発点。その手順がこの本にある。

可士和さんの御著書は、クリエイティブ職だけでなく、あらゆる仕事に共通する考え方が貫かれています。

『佐藤可士和の超整理術』は私も読みましたが、可士和さんがデザイナーとして「どのような価値を伝えたいか」を徹底的に洗練させる方法や、クリエイティブなことに集中するためのシンプルな整理法が具体的に書かれていて、一流の仕事をする人の思考法にまでたどり着くことができる、良質なビジネス書だと思いました。

悦子さんの御著書には、「職人気質」の可士和さんを柔軟に社会と結びつける役割をされている様子が具体的に書かれています。可士和さんが、様々なマスコミで取り上げられるのも、悦子さんが手がけられる「ブランディング」あってのことだということがわかります

SAMURAI 佐藤可士和のつくり方
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4 天才デザイナーをプロデュースされた方のお話。
3 「佐藤可士和」を象徴するような本

「オトコらしくない」からうまくいく
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『オトコらしくないからうまくいく』を読んで、女性ならではの細やかな気配りや感性溢れるサポートが新しい時代を切り開くことにもつながっていると感じましたこれからは、男性と肩をならべてバリバリ働くとか、自営業の夫を経理やスケジュールの管理など、世話焼きお母さんよろしく内輪的に支えるといったスタイルは、憧れの対象にはなりにくくなっていくように思います。

クリエイターに限らず、仕事が出来る人は「いいものをつくれば、誰かが分かってくれる」と思いがちですが、しかし、積極的に自分の価値観や作品を知ってもらわなければ、社会をよくすることはできません。悦子さんが手がけられる「ブランディング」という仕事は、PRとか広報といった従来の情報発信とはまた違う、新しいもののように思いました。 その秘訣は、『佐藤可士和のつくり方』に詳しいです。

☆悦子さんの講演を聴いて印象に残った言葉7つ
第一線で活躍されている方の言葉には重みがあります。インテビュアーのAERA副編集長浜田さんの魅力の引き出し方も絶妙かつ知性的で、悦子さんから素敵な言葉が次々と飛び出しました。

◆ディテールの積み重ねが仕事の本質
◆ビジネスの場で感情を出してしまうと、仕事が出来る人だと思われない

◆交渉の場で、お金の話や権利の話は普通に言う(日本人はこうした重要な事項を口に出すことに慣れていない)。

◆可士和さん曰く、「親兄弟でもわかりあえることがほとんどないので、他人とのコミュニケーションは言葉を尽くすことが大事」

◆ビジネスとは利害関係の調整がすべて。必ずconflictがある。それをどうのりこえるかがビジネス力につながる

◆本当にやりたければ待っていてはダメ。自分から動かなければダメ。

◆ゴルフ部では、上手く行ったり失敗したら、その次の段階を一瞬でイメージする訓練ができた。

特に、一番最初にある、「小さなこと(ディテール)の積み重ね」という言葉が心に刺さりました。
そういった積み重ねから生まれる信用・信頼こそがブランディングの肝なのだと感じます。
☆「まだ見たことがないものを見たい、行ったことがないところに行きたい」が原動力

最後に、佐藤悦子さんが仕事をされる上でのモチベーションとなっている言葉がとても素敵だったので、記しておきます。
「まだ見たことがないものを見たい、行ったことがないところに行きたい」
それは場所であり、世界であり、ステージであり…。新しい世界を求めている人の姿はとても輝いている、と実感した一日でした。

「サムライ」ブランドの価値をますます高めている佐藤悦子さんには今後も目が離せません。

ご関心のある方は、佐藤悦子さんのブログ↓もチェックしてみてくださいね!
http://www.1oven.com/etsuko_sato/

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