2010年12月26日日曜日

自炊時代にこんな反抗をしてみた

先日、東京御茶ノ水にある製本で有名な美篶堂(みすずどう)の講師の先生に、製本を習ってきました。
製本工房・美篶堂とつくる文房具---上製ノート、箱、ファイルボックス、アルバムほか13種類のステーショナリー
はじめての手製本 製本屋さんが教える本のつくりかた


☆自分で作ると好きになる

普段何気なく手にしている本ですが、自分で作ってみると、本がますます好きになりました。「何か大切なことが綴られている」本、その「綴る」という文化は、電子書籍では感じ得ないもののように思います。

早速、当日の制作の工程を写真で御覧ください。昔の本は、こんなふうに何度も人の手が加えられていたのですね。

☆自然素材が沢山。工程も沢山。

材料は、本文用の紙から、表紙カバー、しおりに始まり、普段内部に収まっているので、見たことがないパーツもいくつかありました。農業で使う寒冷紗もそのひとつ。

材料は美篶堂さんのオンラインショップで、キットでの購入も可能です。
一枚一枚、竹の板(聖徳太子ごっこができそう(笑))を使って、紙を折る作業からです。1冊分なので、相当時間がかかります。

すべての紙が折れたら、クリップで固定します。この形で固まってしまうので、慎重に。

背中にボンドを塗る作業です。寒冷紗は、農業で雑草予防のために張り巡らすものですが、本の背中にも入っていたのですね。よく、図書館にある古い本の隙間から覗いていますよね。

しおりを挟んで、両脇に花布を貼ります。本の体裁が整ってきました。

さて、表紙となる部分は、寸法どおりに作るのが大事。定規で丁寧に測ります。


うまく、本の表紙部分ができました。ここに、本の中身を貼りつけて、糊付する作業が待っています。
一番緊張した部分です。

完成!竹ひごで押さえて、本の溝の部分を作り、一晩おもしをして寝かせなくてはなりません。寝かせるのって、本当に楽しみですね。効率第一、で速さを要求される日々の仕事とはちがった充実感につつまれました。

☆人生の大切な思い出を綴ろうと思う

開きやすいようにノリのつけ方や折り方を工夫したり、丁寧で細かい作業の繰り返しで一冊の本ができていることに感動しました。

このノート、私の宝物になりました。中身も、完全に自分だけの体験を描きたいので、旅行日記を綴ることにします。

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