2010年12月31日金曜日

ゆく年くる年

(ドライの木の実と、ヒバの葉を使ってアレンジしました。いい香りがします。クリスマス&お正月兼用の飾りということで、年始まで部屋に飾ろうと思います。)


皆様、2010年も大変お世話になりました。

今年は、色々な方から影響を受けて、沢山のことに出会うことができました。

色々な趣味や特技の話をお聞きするのは本当に楽しく、私も好きなことを極めたくなりました。

☆好きなことを思う存分やってみる一年にする

2011年は、仕事の目標以外に、自分が好きなことを思う存分やってみようと思います。

具体的には

・海外で学ぶ

・英語のディベートサークルに参加 (英語+論理思考)

・ものづくり(デザインをして、実際に使ってみる)

・インスピレーションが得られる本・映画・ドラマに触れる

・スパイスを使った料理を極める(チャイ、カレー、各国料理など)

その中で気づいたこと、感じたことを、ブログに書いていこうと思っています。



また、皆さんと刺激し合いながら、楽しみながら世界を広げていくことができたら幸いです。




2010年、どうもありがとうございました。



そして、2011年もどうぞよろしくお願いします。

BUSHIDOU

2010年12月30日木曜日

私が今年読んだベスト本10~ジャンル別に1位を集めてみた~

@stiloさんが企画されている、「今年読んだ本から10冊選んでブログで発表しよう!#10book2010」に参加すべく、私の10冊を選んでみました。

私がいいと思う本は、2010年の新刊とは限らず、その時の私の課題にピッタリはまり、価値観を揺るがし、行動を変えた本です。

全体で順位をつけるというよりは、各ジャンルの中で1位のものをピックアップします。

☆哲学書部門1位

ヒルティの『幸福論』 (全3部)

幸福論 (第1部) (岩波文庫)
幸福論 第2部 (岩波文庫 青 638-4)
幸福論 第3部 (岩波文庫 青 638-5)

三大幸福論といえば、アラン、ラッセル、ヒルティによるものですが、その中でも、ヒルティは、一番マイナーかもしれません。私は図書館の書庫から出してきてもらって読みました。ぼろぼろの岩波文庫でした。きっかけは、職場の後輩の勧めです。一般に、哲学とは観念的な理想論で、小難しそうとも捉えられがちですが、実際読んでみれば、難解ではありません。心の琴線に触れる名言の宝庫なのです。また、名言にはひとそれぞれの好みがあると思います。私は、アランとラッセルの幸福論には、現在のところ、なぜか心が動きませんでした。本を開いたときに乾いたスポンジに水が吸収されるような感じがする哲学書が、自分にぴったりの哲学書だと思います。

☆ロジカルシンキング部門1位

『究極の思考術』


究極の思考術―あなたの論理思考力がアップする「二項対立」の視点15

ロジカルシンキングの中でも「二項対立」という究極のフレームワークが15も学べる本。
自分の考えや議論を整理をするときに、とても役立ちます。
ロジカルシンキングというと「頭固そう」とか「感情はないの?」とか言う人がいますが、ロジカルシンキングは「究極の思いやりそのもの」です。要するに相手の立場に立って、相手にわかりやすいように話を組み立てることなので、主体は完全に相手です。他方、独りよがりな感情論は、自分主体のわがままとも言えます。以上「論理vs感情論」について、二項対立の考え方でまとめてみました。

※当ブログに書評も書いていますので、ご参考まで。
http://senobidou.blogspot.com/2010/12/blog-post_11.html


☆ライフハック部門1位

「ひとつ上のGTDストレスフリーの整理術 」
ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編 仕事というゲームと人生というビジネスに勝利する方法

ライフハック研究会&nomicoさんコラボ企画「GTD講座」に参加させていただいて、本格的にGTDをシステム化させた本年。本書を読んだことでシステムの循環に拍車がかかりました。何かを初めるときは、集中して理論&実践方法を学んだほうが行動に移しやすいと思います。GTDを始めたい方は、デビッド・アレン氏の本一気読みすることをお勧めします。デビッド・アレン氏のHPで登録できるメールニュースも是非購読してみてください。私は本書を読んで、仕事におけるひとつひとつの作業の「意味」をしっかり確かめながら進める習慣がつきました。

更に言えば、「意味があまりない」と思うことに対して、バッサリ切り捨てる割り切りのよさも定着してきました。本書を読んで実行すると、クリアになることが増えるので仕事にリズムが芽生えます。

☆英語学習部門1位

「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」

20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ

語学は、本人の弛まぬ努力がないとマスターできません。そして、実際使えなければ、意味がありません(私は全く使いこなせていませんでした)。TOEICのスコアが高くても、英語ができるとは言えないということを、真摯に語り、本物の英語力を身につける方法論を具体的に開示しているのが本書です。書店にあるほとんどの英語学習の本の表紙には、「10日間で身につく」とか「すぐペラペラになる」などという甘い言葉が踊っていますが、そういった本には骨格がありません。それらは軟派本です。しかし、本書は読者にまったく媚びておらず、本当のことが書いてあるので、とても信頼して勉強を勧めることができます。じわじわと本物のやる気が芽生える本です。

※当ブログ書評はこちらhttp://senobidou.blogspot.com/2010/09/20.html

☆プレゼンテーション部門1位
「プレゼンテーションzen」
プレゼンテーションzen

プレゼンは、スライドも話す言葉も、盛り込み過ぎはダメ。いいたいことは1つに、という究極にシンプルなプレゼンの極意を学べた本。確かにあれもこれも盛りこむと焦点がぼけ、なにがいいたいのか分からなくなってしまいます。この本おかげで、気楽にプレゼンすることができるようになりました。プレゼンでついつい欲張りすぎてしまう人にはおすすすめの本です。

☆クリティカルシンキング部門1位
「反社会学講座」
反社会学講座 (ちくま文庫)

なんでも人の言う事を鵜呑みにして行動してしまう人には必読の書です。高校時代からとても優秀だった友人が、「高校時代は、民放のニュース番組のコメントにかなり影響を受けていたけど、大学生になって、自分が愚かだったことがわかった」と話してくれましたが、性格が素直でいい子ほど、二次・三次情報の影響を受け易い気がします。例え本当のことが解らなくても、「本当にそうなの?」という気構えと「他にも色々な可能性がある」と一旦考える方が、自分が納得のいく行動が取れると思います。脳は洗脳されるためにあるのではなく、自分自身で考えるためにあるということを面白おかしく教えてくれる本です。
※当ブログ書評はこちら。http://senobidou.blogspot.com/2010/02/blog-post_25.html

☆雑誌部門1位


「クーリエ・ジャポン10月号」
~1日でわかる“カリスマたちの新理論”知性を鍛える「白熱講義」~
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 10月号 [雑誌]

この号1冊で、世界の最強講師陣に学ぶ「世界一の集中授業」になっています。例えば、モチベーション3.0(労働心理学)、SNSと脳内物質オキシトシンの関係(神経経済学)、「銃・病原菌・鉄」(歴史実験学)、ゲーム理論等々、世界で最も注目されている各分野の新理論のダイジェストを読むことができます。すべて完全に理解できなくても、誰がどのような新理論を唱えていて、なぜ世界が注目しているかさえわかれば、自分の仕事に直結するような何らかのインスピレーションを得ることができるでしょう。巻末には「現代を知るための新・「世界の名著」」というベストブック100を紹介する付録が付いています。紹介されている各本の解説を読むと、非常に厳選されていることが伝わってきます。この付録自体も永久保存版です。

☆洋書部門1位


「Art of Non-Confortmity」
The Art of Non-Conformity: Set Your Own Rules, Live the Life You Want, and Change the World

@mehoriさんのブログ「Lifehacking.jp」で紹介されていた本です。ピンときて、すぐ購入しました。
「自分らしい人生を生きること」の大切さに改めて気付かされた一冊でした。人生の大局観だけでなく、「モチベーションを保つには、日常的にどこかからインスピレーションを得ている必要がある」といった、魅力的な人生を送るための具体的なヒントも得ることができます。周りが望むような自分を演じて生きている人には是非読んで欲しい本です。周りの人は自分の人生の責任を取ってくれません。本書を読めば自分の原点を発見でき、自分の道を堂々と進んでいく力が湧いてきます。英語も平易ですので、高校英語で十分読解可能だと思います。洋書に初めてチャレンジしたい人にもおすすめ。

※Lifehacking.jpの紹介記事はこちら http://lifehacking.jp/2010/10/art-of-nonconformity/


☆心理学部門1位
「ライフハック心理学」

ライフハック心理学 ―心の力で快適に仕事を効率化する方法

心理学というと、「心の癖を発見して修正し、現実をよりよくする学問」というイメージがあります。今回、名古屋ライフハック研究会の方のオススメで、佐々木正悟さんの「ライフハック心理学」を読んだのですが、一読して率直に思ったのが「読みやすいのに意味が深い」本ということです。一番印象的だったのは、“心には、何らかの形で「じっくりと納得が行くまで検討する」時間を与える必要があるのだ”という所です。なんだかほっとしました。即決即断が求められる世の中、納得行くまで考えることは心にとって大切なことだと勇気づけられました。自分の人生においては、決断の速さよりも納得感を大切にしたいと思うことができました

☆ガイドブック部門1位
「地球の歩き方」

D13 地球の歩き方 ソウル 2011

真摯に作られている究極の旅行ガイド本と言えば、「地球の歩き方」です。私は、いい仕事をしている本が大好きです。旅行ガイド本を選ぶなら、他のガイド本の写真の多さや派手さに騙されず、「地球の歩き方」を選ぶのが絶対にオススメ。地図の信頼度が最も高く(細かい路地と店の位置まで調べつくされています)、お店や観光スポットの営業時間や定休日も、出来る限り最新の情報を載せています。マニアックだけど現地ですごく役立つ情報も掲載されています。私は、現地を歩くときは、必要な部分のみ切り離してカスタマイズし、手に持ってガンガン街を歩きます。いい本を作っている会社は心から応援したいです。これからも、バックパッカーの方々のために、伝統を継承し続けて欲しいです。


改めて感じるのは、人から勧められた本は良書が多いということ。また、自分で本を買うときは、「自分の感性に合う」、「その時の課題にぴったり」というものを選ぶと、最もいい出会いになるということです。勘が働いてくると、本屋さんでぱっと開いたページの言葉並びだけで自分に合う本がわかるようになるので、本選びの楽しみが増します。

今年は、色々なことを整理できた年だったので、来年は『創造』(あたらしい何かをつくること)テーマとして本選びをしたいと思っています。

2010年12月26日日曜日

自炊時代にこんな反抗をしてみた

先日、東京御茶ノ水にある製本で有名な美篶堂(みすずどう)の講師の先生に、製本を習ってきました。
製本工房・美篶堂とつくる文房具---上製ノート、箱、ファイルボックス、アルバムほか13種類のステーショナリー
はじめての手製本 製本屋さんが教える本のつくりかた


☆自分で作ると好きになる

普段何気なく手にしている本ですが、自分で作ってみると、本がますます好きになりました。「何か大切なことが綴られている」本、その「綴る」という文化は、電子書籍では感じ得ないもののように思います。

早速、当日の制作の工程を写真で御覧ください。昔の本は、こんなふうに何度も人の手が加えられていたのですね。

☆自然素材が沢山。工程も沢山。

材料は、本文用の紙から、表紙カバー、しおりに始まり、普段内部に収まっているので、見たことがないパーツもいくつかありました。農業で使う寒冷紗もそのひとつ。

材料は美篶堂さんのオンラインショップで、キットでの購入も可能です。
一枚一枚、竹の板(聖徳太子ごっこができそう(笑))を使って、紙を折る作業からです。1冊分なので、相当時間がかかります。

すべての紙が折れたら、クリップで固定します。この形で固まってしまうので、慎重に。

背中にボンドを塗る作業です。寒冷紗は、農業で雑草予防のために張り巡らすものですが、本の背中にも入っていたのですね。よく、図書館にある古い本の隙間から覗いていますよね。

しおりを挟んで、両脇に花布を貼ります。本の体裁が整ってきました。

さて、表紙となる部分は、寸法どおりに作るのが大事。定規で丁寧に測ります。


うまく、本の表紙部分ができました。ここに、本の中身を貼りつけて、糊付する作業が待っています。
一番緊張した部分です。

完成!竹ひごで押さえて、本の溝の部分を作り、一晩おもしをして寝かせなくてはなりません。寝かせるのって、本当に楽しみですね。効率第一、で速さを要求される日々の仕事とはちがった充実感につつまれました。

☆人生の大切な思い出を綴ろうと思う

開きやすいようにノリのつけ方や折り方を工夫したり、丁寧で細かい作業の繰り返しで一冊の本ができていることに感動しました。

このノート、私の宝物になりました。中身も、完全に自分だけの体験を描きたいので、旅行日記を綴ることにします。

2010年12月24日金曜日

名古屋ライフハック研究会vol.11【その③:アクティブ化】

名古屋ライフハック研究会vol.11の最終レポートです。

参加者の方々が発表されたライフハックのうち、これまで、「①ストレスフリー」「②心に滋養」についてのハックをご紹介しました。

今回は、③アクティブ化に関するものを集めてみました。

☆アクティブ化

・目的と行動を書く


マインドマップアドバイザーの資格も取得されているコウスケさんは、「目的」と「行動」を書くというハックを紹介されました。これは日々、人生において「本当にやりたいことを実現」をするのには、欠かせないことだと思います。仕事においてもプライベートにおいても、「目的」に立ち返ることはついつい忘れがちなので、私も実行したいと思いました。特に本を読むときと、タスクにとりかかる時に有効だと思います。
コウスケさんのブログは、いつも情報が先端を行っていて、みなさんの生活変化のきっかけとなります。

言わずと知れた、コウスケさんの超人気ブログ「ライフハックブログKo’s Style


・今興味が有ることを一生懸命やる

ご近所の奥様から小学生にまで大人気の和製ジョブズ、しんりんさんは、スピーチの本から得た「点と点を結ぶ」という言葉を意識されているそうです。点が線になるには、今興味があることを一生懸命やって掘り下げることが重要だと語られました。しんりんさんは、大学時代からテニスに打ち込まれ、集中力維持、試合での駆け引き、トレーニング方法など、試行錯誤されながらいつも何かを発見されています。しんりんさんのブログには、そんな発見を綴ったエピソードに溢れています。

しんりんさんのブログ「Blog Forest」:http://morimorishop.com/

・マウスを捨てよう

水道屋の長谷川高士さんがご紹介されたのは、「ショートカットキー」をもっと使いこなそう、という提案です。確かに、ノマドワークスタイルでは、マウスをいかにつかわないかが大事ですよね。Ctrlキーを中心として、少しずつ覚えていきたいと思いました。ネットで検索すると、ショートカットキー一覧が出てくるので、印刷して目につくところに貼っておきたいと思います。

長谷川高士さんのブログ(情報感度抜群で、話題が幅広い長谷川さんは、西三河朝会開始前の時間に語らう「朝からトクする朝トーク」でも色々な面白い話をしてくださると思いますので、西三河近隣の方は、是非参加してみてください!)http://ameblo.jp/fukyoubanzai/

・共有前提のログ作り

いつも、仕事のことを真剣に考える姿が印象的な深希さんは、共有前提の記録を付け続けることに努力をされています。職場での緊急事態において、誰でも対応できるようにするためだそうです。私も、今までは自分用のマニュアルしか作っていなかったので、誰が見てもわかるようなログをとっておきたいと思いました。特にイレギュラーなことが発生したときは必須ですね。
深希さんのブログでは、その具体的な方法を非常に分かりやすく解説していただいています!必見ですよ!

everblue 「共有前提で仕事のログをとる。」
http://bluedeepmoon.blog105.fc2.com/blog-entry-193.html


・「ありがとう」「おねがいします」をエレガントに

お洋服選びも本選びも美的センスが光るSHINOさんご紹介の発音方法です。「が」をそのままの音で強く発音してしまうよりも、一度飲み込むようにして優しく鼻濁音を発音すると、相手に気持よく通じるそうです。コミュニケーションには、やさしい声のかけ方が大切ですね。私も綺麗な発音に少しでも近づきたいと思います。

SHINOさんの読書に関する素敵ブログ「私の本だな MY Book  Shelf」
http://ameblo.jp/shino-mei/

・イテミヨ

メディアマーカーのcoanmmさんが開発された「イテミヨ」は、イベントや勉強会の情報管理にお役立ちの新サービスです!詳しくは、 コウスケさんのブログ「ライフハックブログKo’s Style」へ!!

ツイッターからイベント登録&超簡単検索!『イテミヨ』が便利!
http://kosstyle.blog16.fc2.com/blog-entry-1338.html

・iPadの黒板アプリ

iPad&ガジェットに詳しいochikunさんが開始時間前に周りの皆を驚かせたiPadの「黒板アプリ」には目が釘付けでした。

チョークの音や、キキキキーという引っ掻き音(苦手な方ゴメンナサイ!)まで再現されていて、懐かしい限りでした。

黒板消しをタッチすると、手でするする消せたりして、お子さんがいらっしゃるご家庭ではお絵かき板にもなりそうですよ!

ochikunさんのブログ「おちくんのライフハックBLOG」は、使い勝手のよいガジェットの紹介がされています。情報が吟味されていて、実際に使ってみた感想が率直に書かれているので、購入に迷っている方には指針となりますよ!
http://ochikun.blogspot.com/

☆私が紹介したハック

・消しゴムはんこで脱デジタル年賀状

年賀状に、すこしだけアナログ要素をプラスして、心のやりとりをしてみませんか、という提案です。


ウサギ、エバーノートのぞうさん(ほったら逆さになることを忘れていて、逆になってしまいました。)、虹の父さん、の3つの消しゴムハンコを作りました。

応用すると、このようなお年玉袋を作ることができます(笑)。

・朝の10分で同時に5つ+2のことをするハック

①朝日を浴びて骨を強くし②ストレッチをしながら③英語で④ニュースを聞き⑤キシリトールガムをかんで虫歯予防+⑦シルクさんの顔体操+⑧美顔パック

☆忘年会




私のテーブルでは、コアなITトークを沢山お聞きすることができました(8割以上理解あやふやでしたが…)。お風呂でiPhoneが使える装置まで見せていただくことが出来ました。私もiPhone買おうかな~。すごいデジタル音痴だからなんとかしたいです。

二次会では、今年の反省会&来年の抱負を各自が発表。虹の父さんを中心とした企画会議もスパーク!

☆次回の予告

名古屋ライフハック研究会のよさは、参加者の意識の高さ、個性の強さ(笑)、参加者が自然に打ち解ける空気感です。今回もその良さが最大限に発揮された1日でした。 スタッフの皆様、ありがとうございました!

次回以降の予定は、


【企画中】1月29日(土曜日)著者イベント


【企画中】2月12日(土曜日)こじんまりLT練習会


【確定】2月26日(土曜日) 名古屋ライフハック研究会vol.12

です。

ご興味のある方は、名古屋ライフハック研究会のgoogleグループに登録して、情報をお待ちください。Twitterでも#nagohackで告知があります。

お時間が許しましたら是非一度参加してみてくださいね。

大前研一著『お金の流れが変わった!』を読む

レビュープラス様より、大前研一著「お金の流れが変わった!~新興国が動かす世界経済の新ルール~」を献本頂きました。 いつもありがとうございます。

お金の流れが変わった! (PHP新書)

☆世界経済の変化を的確にとらえよう

大前研一氏の本を読むと、決まって得られるのが、「危機感」と「今後どうしたらよいかのグランドデザイン」です。

本書は、「新興国が世界経済を動かしている中で、今後日本が経済成長するには、どのような戦略が必要か」についての強力なガイドラインと言えます。

世界的コンサルタントの大前氏が、実際に新興国の現地を訪れた上で語る提言には、説得力があります。「数年前と比較したり、今後の発展を予想する」には、大前氏のように長期間にわたって流れを観察したり、実際に何度も訪問しないと見えてこないものがあると思います。

日本のすべてのビジネスマン、学生は、現地に出向いて世界経済を分析し、提言するプロフェッショナルの視点に、必ず触れておく必要があります。そして、発展のカギがどこにあるかを、自分なりにシミュレーションしてみることが大切です。

私自身は、実体経済、バーチャル経済、どちらについても知識がほとんどなく、一般的なニュースを見ることによって、「活性化している国」と「衰退している国」をざっくりとらえている程度でした。そんなレベルでも、大前氏の端的な説明と解決法を読み、頭の中で経済発展地図がイメージできるようになりました。

☆キーワードとして頭に入れておこう

本書には、これからの経済を語るのに欠かせない、いくつものキーワードが出てきます。 今後の経済発展のシナリオを描くには、これらの理解が欠かせません。私自身が本書を読んで気になった言葉は以下のとおりです。皆さんも本書を読んで、自分なりのキーワードを拾い出してみてください。

◆ホームレス・マネー

投資先を探して世界をさまよっている、不要不急で無責任きわまりないお金のこと。主に3つの出処があり、1つはOECDに古くから加盟していた国々の余剰資金、2つ目は中東産油国につみあげられた多額のドル=オイルマネー、3つ目は、中国マネー。
◆「BRICs」だけでなく「VITAMIN」の時代へ

今後世界の投資マネーが集まるであろう国々。VITAMINとは、ヴェトナム、インドネシア、タイとトルコ、アルゼンチンと南アフリカ、メキシコ、イランとイラク、ナイジェリアのこと。
◆原子力発電
明らかになっているだけでも、世界中で100炉以上の原子炉が求められている。日本にとって大きなチャンスだ。
◆日本の鉄道モデルの輸出
JR東日本のビジネスモデルのように、駅ビル型ショッピングセンターと電子マネーのSuicaを連動させて、乗客に様々なサービスを提供するパッケージ。地域・コミュニティ・総合サービス産業である日本の鉄道事業は、他国も是非取り入れたいと思っているモデルである。
◆貧困層需要~企業の社会的責任と利益活動の融合
社会的責任と企業戦略を両立させている貧困層向けビジネス。バングラディシュ出身の経済学者ムハメド・ユヌスが創設したグラミン銀行が有名。
本書では、こうした事例が多く紹介されている本として、ミシガン大学のC・Kプラハラード教授著、『ネクスト・マーケット』を挙げている。
ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略 (ウォートン経営戦略シリーズ)

◆内外から投資したくなるような物語をつくれ

☆ 行動しなければ、変わらない。

世界経済の流れを知り、構想を描けたところで、自分にはいったい何ができるのでしょうか。実際に行動を起こさなければ、何も変わりません。本書では、企業にとっては、新興国の開拓が最重要課題となっているにもかかわらず、それに見合った能力や準備にも欠けていると指摘されています。

本書を読んで、私が真っ先に思い出した「行動する日本人」は、マザーハウスの山口絵理子さんです。TV番組「情熱大陸」で初めてその存在を知りました。

彼女は、バングラディシュに単身乗り込み、途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念のもと、バングラデシュのジュート(麻)やレザーを用いた高品質なバッグを作り、現地の自立した経済活動を目指そうとブランドを設立されました。デザイナー兼経営者をされています。

「アジア最貧国に安定的な雇用を生み出し、労働者に誇りを持たせ、良いデザイン・高品質のブランドを作って販売する」

言葉で語るのは簡単ですが、これを現実化させたのが日本人の20代女性、山口絵理子さんなのです。つまり、私が上で挙げたキーワードのうちの、少なくとも2つ(最貧国需要・ストーリー)を行動にされています。

◆情熱大陸HP:http://www.mbs.jp/jounetsu/2008/03_16.shtml
◆山口絵理子さんの書籍「裸でも生きる2」
裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける (講談社BIZ)

◆バッグブランド「マザーハウス」HP
http://www.mother-house.jp/


☆自分にできること

私は、できるだけ世界を広く見渡して、社会的に意義のあることを応援したり、日本の強みが失われない政策を支持したい考えるようになりました。自分自身が社会起業家になることができなくても、健全に経済が回ると思うことにお金を使ったり、場当たり的な政策にNoを突きつけることはできます。

大前氏の「お金の流れが変わった」を読んで、日本人が努力の方向性を定めるための意識改革が促されました。


あとがきでも述べられているように、恐れず「外向き、上向き、前向き」に進む勇気を、我々日本人は身につけなければなりません。

お金の流れが変わった! (PHP新書)

2010年12月22日水曜日

名古屋ライフハック研究会vol.11【その②:心に滋養】

名古屋ライフハック研究会vol.11「私のライフハック2010」レポートの続きです。

まず最初に、素敵なお菓子をいただいた方々に御礼申し上げます。

☆おいしいお菓子をいただきました !

スイーツのことならこの人に聞こう!”スイーツ王子ひろぽんさんがDEAN&DELUKAでお買い求めくださった、さくさくのお菓子です。さりげない甘さと香ばしさで、男女ともに大人気でしたよ!

ワタナベさん、たくさんお菓子を持ってきてくださって、ありがとうございます!

二次会から飛び入り参加のセブンさんが、ニッキとお芋のめずらしいお菓子を持ってきてくださいました。遠方から来られるだけでもとても大変なのに、素敵なお心遣いをいただいて、本当にありがとうございます。ニッキのアクセントが効いていて、やさしい甘さで美味でした。

では、ライフハックレポートの続きです。

皆さんから紹介されたライフハックは、ざっくりと①ストレスフリー②心に滋養③アクティブ化に分けられました。

今日は②心に滋養のカテゴリーをご紹介します。


☆心に滋養

・名言
sazanamiさんの心の琴線に触れた名言は、何度も反芻したくなるものばかりでした。

・勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。(松浦静山)


・自分でない自分になろうと思った頃の日々が今思うと一番しんどかった。どのみち生き続けることは楽々としたものじゃないとしたら、気持だけ楽にしていようと思っている。(やまだ紫)


・疲れるだろうそうゆうのも どうせ死ぬまで生きる 気楽にやれ 気取るな(松本太洋)


日々自分にプレッシャーを掛け、出来なさそうなことまで頑張りすぎてしまう我々にとって、とても癒しになる言葉だと思います。

手帳フェチ(笑)のいっぽさんは、マザーテレサの言葉を読んで自分を奮い立たせていらっしゃるそうです。 会社で挫けそうなときに読みたい言葉です。

「人は不合理、非論理、利己的です。

気にすることなく、人を愛しなさい。


あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。

気にすることなく、善を行いなさい。 (続く) 」


他にも名言を紹介された方が複数いらっしゃいましたのでご紹介します。

「身を捨ててこそ浮かむ瀬もあれ」・・・自分を大事と思って、我(が)に執着していてはなかなか道は開けてこない

「超訳ニーチェの言葉」

超訳 ニーチェの言葉

ニーチェの言葉は、刺激的かつ心にすっと入ってくるので、私も好きです。

・マンガでライフハック

東京大学物語・・・(なんでも捨てる主人公)断捨離

東京大学物語 (1) (ビッグコミックス)

ゴールデンボーイ・・・(何でも記録する主人公)ユビキタスキャプチャー


GOLDEN BOY 1 (1)

ベルさんご紹介のライフハックです。ストーリーを楽しむうちに、自然と大切な事に気づくことができるというのはいいですね。映画やドラマには、生活や生き方のヒントがちりばめられていているものが多いので、私もストーリーの中に潜むハックを探してみたくなりました。

・お風呂で深呼吸

komatsunaさんご紹介のハックです。お風呂に肩までつかって深呼吸をすると、リセット効果が高いそうです。(それはそうと、超硬派なkomatsunaさんは韓流ドラマにハマって夜更かししてしまう、おちゃめな一面もお持ちです。今後、韓流ドラマの中のライフハックというテーマのLTにも期待したいと思いますので、チャングムファンの主婦の方々もどしどし名古屋ライフハック研究会にご参加下さい(笑)。)

・5年日記

スポーツマン&超硬派なKentoさんは、「5年日記」を紹介されました。
毎日書く分量が少ないので負担がないのと、前年との比較が出来る点で、普通の日記よりも有意義だと思います。日々のキャプチャーがまめに出来ると、行動の質がどんどんレベルアップしそうです!

・朝一番に心を浄化するオーディオブックを聞く

ijitakaさんは朝一番に、気が引き締まる言葉が豊富なオーディオブックで心を整えられているそうです。いつも真摯な気持で仕事に取り組むことができるように、「朝一番に、浄化される話を心に入れる」という習慣を私も身につけたいと思いました。名言集を読むのもいいですね。


※次回最終レポートでは、③アクティブ化と、私がご紹介させていただいたハックについて報告します。


2010年12月19日日曜日

名古屋ライフハック研究会vol.11に参加してきました【その①:ストレスフリー】

名古屋ライフハック研究会vol.11「私のライフハック2010」に参加してきました!
(スタッフ虹の父さんお手製!クリスマス仕様ウェルカムボード。色使いが素敵です)
(皆さんにプレゼントされたameiさんデザインのステッカー。ありがとうございました!)


今回の内容は、「おすすめのライフハックを1人2つ紹介する大ライフハック発表会 」というものです。


【流れ】
・37人の参加者が「モノ」と「行動」、の各1つずつのライフハックを紹介する(1つにつき1分)
・隣の人が発表したハックについてコメントする(1分)

合計74個のライフハックは、ざっくり分ければ「①ストレスフリー」「②心に滋養」「③アクティブ化」の三つに分類されました。 その中から、特にインスピレーションを得たものをご紹介しますね!

☆①ストレスフリー

・カギのしまい方

ひろぽんさんご紹介の「カラビナ」を使ったカギの持ち歩きハック。男性ならズボンのベルトにつなげてポケットに入れるのに便利です。女性もバッグの中でゴソゴソするのはとても面倒なので、かばんの持ち手につなげておくと便利だと思います。私も早速、カギを輪っかで繋げました。

・~しない日をつくる

Sivaさんおすすめのハックです。例えばTwitter。私も、ネット時間を制限して、なるべく英語の勉強などの集中力を維持したいと思います。応用編として、「~しない月」を作るのもいいですね。

・社内メールの作法

会ったことがない人には、最初は「会って話す」か「電話で話す」。これは本当に大事だと思います。相手の思考回路やペースや言葉のニュアンスを知らないと、行き違いが多くなりますので、最初は対面式のコミュニケーションを大切にしたいですね!

・問題や悩みは声に出す

虹の父さんご紹介のハックです。メタ認知、自己客観視に有用です。声に出すときのコツは、人に話すのではなく、ひとりごとを言うことといいそうです。自分に対して語りかけることで、一旦客観視でき、新たな視点が生まれるきっかけになるのですね。私も壁にぶつかったら、早速してみたいと思います。

・しかるべき場所に然るべきものを

ものの置き場所がしかるべき場所にあれば、ストレスは感じないというお話が出ました。何か不便な時は「置き場所」に問題がないか考えてみましょう。


※次回は、 ②心に滋養についてレポートします!年の瀬で、雑事が多いため、少々お待ち下さいね。

栄早朝会議で「漂流本」を体験してきたよ!

12月15日(水)、@kakobonさん主宰の栄早朝会議(読書交流会)に参加しました!名古屋のビジネスパーソン合計7名(うち女性3名)が参加。栄のマクドナルドで新鮮な刺激溢れる朝時間をすごしてきました。

ぐるぐるマインドマップで有名な@kakobonさん主宰の「栄早朝会議」は、一味違った読書交流会です。


「漂流本」と題して、各自が持ってきた本から好きな本を持ち帰ることが出来るしくみなのです


本の交換会、といっても良いでしょう。どんな本に出会ってお持ち帰り(笑)できるのか、ワクワクしますね!

☆朝からいい話を交換

会の開始後、まずは、「最近あったよかったこと」を各自発表しました。
「よかったこと」の話を聞くのは、朝からテンションが上がります。個人的なことから、行ってよかった場所、買ったものの話など、ポジティブな話ばかりでいいですね

☆本を漂流させる方法

「漂流本」のシステムは、各自が持参した本を紹介した後、それぞれが好きな本を持ち帰るしくみです。
【漂流本の流れ】
①スタンプを押す



(私が持参したのは、村上龍さんの「eメールの達人になる」です。サッカーの中田英寿選手などのeメールの実例が沢山あって、センスも形式も身につく本です。)
eメールの達人になる


②本の紹介をする

③並べる
↓ 
④誕生日の順番に、ほしい本を選んで持ち帰る


こちらは、当日参加者が持参された本です。小説から自費出版の本に到るまで、本当にさまざま。


☆出勤時間まで熱いトーク

閉会後も、会社の営業時間までに余裕がある参加者が残って、情報交換や趣味の話で盛り上がりました。今回は、マラソン、トライアスロン、自転車の選び方まで、ストイックかつ体育会系の話で持ちきりでした。フルマラソン出場経験者の方の言葉がとても印象的でした。

「社会人が自力で大きな達成感を得るには、マラソンが一番!」

☆こんな人におすすめ


・今まで読んだことのないジャンルの本に出会いたい
・ぐるぐるマインドマップのkakobon!さんに会いたい 
・一冊の本の内容を要約したものを知りたい
・ポジティブな人達と知り合いたい
・読み終わった本を整理したい

朝一番に、全く別業界の方達と語らうと、一日全く違った印象で過ごすことができます。毎日仕事がマンネリ化している人は、是非一度、栄早朝会議にご参加下さいね。

栄早朝会議URL: http://blog.livedoor.jp/sakae_kaigi/

2010年12月17日金曜日

「いい質問ですね~!」といわれるための3つの方法

質問力 ちくま文庫(さ-28-1)

齋藤孝さんの「質問力」を読みました。
この本を買って良かったです。大満足でした。

私が人と話した後で、「いい時間だったな」と思えるのは、お互いの価値観や趣味への理解が深まったときです。そういうときは、大抵、いい質問のやりとりができています。

☆私が「いい質問ですね~!」と思う質問、思わない質問

私は、次のようなことが感じられる質問は、いい質問だと思います。

・目のつけ所のよさ
・何かに深い関心を寄せていること
・楽しく、充実した人生につながる

逆に、苦手な質問のタイプは

・ 興味本位でプライベートを根ほり葉ほり聞き、他人に吹聴する
・ お店をぶらぶらしていて、こちらが何も聞いてないのに、「何かお探しですかあ?」と答えを強要される(笑)。
・ 職場仲間において、自分で調べる能力のない人からのあまりにも初歩的な質問
(マニュアルを見る、グーグルで検索するなどで、
すぐわかるような質問)

つまり、不躾な質問が苦手です。

皆さんは、どんな質問が好ましく、また苦手に思いますか?

☆ 良い質問をするための3つの方法

齋藤孝さんの「質問力」を読んで、私は、3つのことを意識しようと思いました。
結論から言えば、「心がある+会話の価値を高める質問」が良い質問だと思います。

① 自分の質問をメタ認知しよう!

まず、自分が何を話しているか、常に自分を客観視する事が必要です。

いいかげんな質問、適当な質問、質問のための質問、などしていないか、気を配ってみましょう。
質問をする際、本当にそのことに心から関心をよせていると、心が通う会話ができると思います。

② 理解力・文脈力を磨こう

仕事の場や、専門家との会話では、相手の時間を奪うことになるので、勉強不足の質問は禁物です。

質問される側にとっても有意義な質問ができるレベルになるには、本・新聞・雑誌など、 情報には幅広く目を通しておく必要があります。読書で文脈力を磨き、要点をつかめるようになると的を射た質問ができるようになると思います。

③発展的な会話を心がけよう

話をしていて、自分が面白いな、もっと知りたいと思うキーワードに出会ったら、聞き流さずにつっこんでみたり、議論を深めるリードをしてみるといいと思います。


面白いつっこみ、いい堀下げができると、会話が豊かになります。質問力があれば、表面的な会話にとどまらない、充実した時間がすごせそうです。
質問力 ちくま文庫(さ-28-1)
☆ おまけ

わかりやすい解説で有名な池上彰さんが、特に「いい質問をするなあ」と思っているのは、お笑い芸人の土田 晃之さんだそうです。

きっと、本質をつかむのがうまいからでしょう。池田さんの番組を見るときは、土田さんの質問力に着目すると、質問力のヒントが見つかりそうです。

(池上彰vs津田大介対談Ustの中で語られています。)
http://www.ustream.tv/recorded/10468341?lang=ja_JP


2010年12月14日火曜日

お正月を正しく迎える7つの方法

お正月を日本人として正しく迎えてみませんか。お正月は親戚や家族が揃ってご挨拶を交わしたり、おせち料理を囲む方も多いと思います。

その際に、準備やしつらえなど、ずっと年長者任せにしたままだと、いざ自分が場を切り盛りする番になって、苦労すると思います。若いうちからしきたりをちゃんと知っておき、現代的に略式であっても、ある程度の伝統は継承できるようにしておきたいものです。

先日、「お正月のしきたりと和モダンのおもてなし」の講座に参加してきました。以前から、器やテーブルコーディネイトには興味があったのですが、
陶芸作家さんの作品を使って、モダンなお正月を演出する方法を学びました。

そこで、今日は、講座で学んだ中から、特に印象的だった「7つのお正月の迎え方」をご紹介します。


  (屠蘇膳の置き方などにも、きまりがあります。)

   (中央には、松と胡蝶蘭をシンプルかつモダンな黒の器に生けて)
☆これだけは知っておきたい7つのお正月の迎え方

① お正月のお料理は、お雑煮が主役
みなさん、お正月のお食事の主役は、お雑煮だとご存知でしたか?汁物と炭水化物で出来ているのに、「メイン」なのだそうです。先生曰く、「お雑煮だけは、必ず自分で作りましょう。地域由来のものを継承しなさい。」ということでした。味噌で作る地域もあるみたいですし、餅の形も丸や四角など様々。ちなみに、私の家の雑煮は、焼きもちを入れて、醤油出汁でいただきます。ほうれん草とかまぼこをいれますが、私は卵を落として半熟にするのも好きです。

(重箱、お菓子の数、奇数が基本です。モダンにするなら、ワイン用のデキャンタも用意して。)

② 三段のお重、どこに何を詰めるか

一の重・・・田作り、黒豆、数の子などの祝い肴、お口取り
二の重・・・焼き物(魚や肉)
三の重・・・煮しめ

③ お屠蘇(清酒とみりんを6時間寝かせて、屠蘇散という漢方を入れる)は年少者から飲む。

三三九度で日本酒をいただくのですが、年少者からのパワーを年長者が貰うために、一番年齢が下の人から飲むそうです。間違っても「年功序列」ではないので、家長が一番最初に飲まないよう注意してください。屠蘇散はデパートで売っているそうです。

④ 「奇数」で揃える

日本文化では、何かを揃えたり飾ったりする際、奇数にしたり、左右非対称にすることが多いそうです。例えば、テーブルに向かい合う人が真正面にならないよう、ちょっとずらしてテ-ブルセッティングする、というシャイな部分があります。お菓子の数も、お皿の数も、奇数で並べましょう。一方、西洋文化は偶数が基準となることが多く、シンメトリー(左右対称)の揃える風習があります。

⑤ しめ縄を自作する場合は、京都の家庭のものを参考に

しめ縄は、買ってくる方も多いと思いますが、手作りにして、自力で「邪気払い」をしてみるのも気が引き締まります。京都の家並みで見かけるしめ縄は、それぞれ個性があって、とても上品だそうなので、デザインの参考になるそうです。

⑥ 漆の器は、朱塗りが最上級
本物の朱塗りの食器を扱えるようになりたいものです。黒よりも朱色のほうが格が上なので、まず買うなら、朱色を買うと良い、と教わりました。


(菊墨飾り・・・三つの墨を和紙で包み、水引が巻いてあります。)

(お餅の下には、譲り葉(ゆずりは)がしいてあります。次世代のために生きる“譲り葉”は、命の継承を表しています。)

⑦ 箸置きを自作してみよう

今回の講座では、両細のお箸を入れるための箸袋を作りました。 熱田区にある熱田の「紙の温度」というお店で入手できる紅白の和紙を使って、簡単に作ることができます。箸袋の表には、それぞれの名前を書き入れるそうですよ。

まず、17センチ×24センチの和紙を用意し、端を3センチ残して、二つに折ります。
箸を入れるところを基準にして、折り返します。


折った角を反対側に折り返します。


最後に、箸袋の底となる部分を後ろ側に折り返します。

水引で留めまて出来上がり。高級感たっぷりで、華やかです。水引は、左が銀、右が金となります。水引の左右も、陰(左)と陽(右)を意識しましょう。古くからのしきたりには意味があり、定位置があるのです。

伝統行事においては、肩の力を抜いて、ポイントとなる伝統だけでも取り入れて楽しむのがコツだと感じた一日でした。
☆ご紹介

・熱田区にある、「紙の温度」という和紙の専門店。 紙を使った工芸の教室も開かれているようです。
https://www.kaminoondo.co.jp/