2011年5月15日日曜日

料理にも論理が必要!?

☆キムチコーナーがきっかけで学んだ論理的思考力

スーパーのキムチコーナーに行くと、韓流スター風ルックスの男性の顔写真が堂々と掲載されたパッケージを見かけます。物珍しさのせいでついつい買ってしまい(笑)、食べてみると、びっくりするほどおいしい!そこでパッケージをよく読んでみると、「イタリアンシェフ川越徹也イチオシ」とあります。その時の印象は「へー、イタリアンのシェフがキムチプロデュース…なぜ?」ぐらいで終わりました。

☆ビジュアル系シェフかと思ったら、超論理的だった!タツヤ・カワゴエ。

その後、TVで「しゃべくり007」や「深イイ話」、「嵐にしやがれ」に川越シェフが登場されているのを偶然見かけ、「ビジュアル系だから、イマドキの女性に人気が出ているのかな」くらいに思って興味深く見ていたところ、料理の味の説明のあまりのわかりやすさに驚愕しました。


今まで、料理研究家、料理人、石塚さんや彦麿さんのようなグルメレポーターが食べ物について語る場面は数知れず見てきましたが、川越シェフ以上に説得力のある話は聞いたことがありません。(ちなみに、東京・代官山にあるタツヤ・カワゴエのレストランは、予約3ケ月待ちの超人気店だそうです。)

話の流れが論理的で、見た目や食感についても分析的に語り、味についてのイエス・ノーが明確で、聴いていてビシバシ腑に落ちました。
普段の調理人としての仕事の中で、細かな作業まで「なぜ5回」を繰り返して言語化している人でないと、ここまで的確に話ができないだろうと思います。

なぜ、その食材を使うのか
なぜ、ここで塩を入れるのか
なぜ、甘みを加える必要があるのか
なぜ、この調味料のバランスなのか
なぜ、この食材にはこの食感を求めるのか
なにが足りないのか、それはなぜか?

そんな「なぜ」に即答でき、きかれなくてもまず「なぜ、そのように調理するととおいしくなるかの理由」を端的に分かりやすく伝えてくれるのです。(その表現方法も言葉の使い方が独特。「エアリーな食感」「しゃれたネギ」など、説明臭くない感覚的でポップな表現も織り交ぜていました。)料理って、徹底的に論理で成り立っているんだな、と深く納得させられました。

☆論理的に考えつくされた料理だけが合格=「川越スマイル」

料理も仕事と一緒で、「なぜそうするのか」という意味が分かってやるのとやらないのでは、結果に相当差が出ますし
、調和やバランスって、計量器を使って数字で計算できるものなのだということも改めて理解することができました。何事も、「なんとなく」、とか「~のような気がするから」というレベルでは甘いんですね。

難しいビジネス書やマネジメントの本を読むよりも、論理思考を意識して「なぜ5回」を繰り返しながら料理を毎日作っている方が、仕事に役立つのではないかとタツヤ・カワゴエ氏から学ぶことができました(笑)。

☆おまけ

※Youtubeにも川越シェフが登場する動画がいくつかありますが、あまりいいものがありません。かろうじて、1つありました。興味をもたれた方は、今後TVなどで話をじっくり聞いてみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=0ZqVBjFPXxs&feature=related

※この動画の中でも「いい意味での理屈は味の正当化」と述べられています。

2 件のコメント:

花熊武士 さんのコメント...

>料理も仕事と一緒で、「なぜそうするのか」
同感です。

料理は仕事の流れと似ていますね
1 目的の設定 何を作るか
2 食材の選定 何を使うか
3 食材の調達 どこで買うか
4 調理
5 かたづけ

ここに予算など他のパラメータも必要となりますね。

ところで、僕の場合、料理ができるようになって仕事の段取りも上手くいくようになりました。

ただし料理において「なぜを5回」は使いません。
「なぜ妻でなく俺が料理を・・・?」
「なぜ妻でなく俺が料理を・・・?」
「なぜ妻でなく俺が料理を・・・?」
「なぜ妻でなく俺が料理を・・・?」
「なぜ妻でなく俺が料理を・・・?」

ただの愚痴になるからですw

BUSHIDOU さんのコメント...

花熊さん、コメントありがとうございます!

エプロンをしている姿を想像して、思わずクスリと笑ってしまいました。

花熊さんはものすごく料理がうまそうな感じです。特に刺身をさばいたり、包丁が似合いそうですw切れ味抜群!

>料理は仕事の流れと似ていますね


おっしゃるとおりで、料理は

・段取り
・要領
・コツ
・テンポ
・同時並行作業

という、仕事に必要な要素が含まれていて、工夫のし甲斐があります。意外に頭を使うので、仕事の後にご飯作りされているなんて、本当にスゴイ!

機会があれば、ブログでも、作ったご飯の写真なども載せてみてほしいです。

なぜ5回(笑)…花熊さんは理想の旦那様ですよ。

追記:そうそう、お仕事のブログの献血の話が面白すぎて、しばらくお腹が痛かったです。