私は20代のころ、「このような女性になりたい」と思える方に出会いました。その方は取引先の女性課長さんでした。ファックの送り方、情報を伝えるタイミング、端的で順序だった話し方など、作業ひとつひとつに冷静さと思いやりが凝縮されていており、接するたびに必ず小さな感動の積み重ねがありました。
ファッションセンスも際立っていて、ポイントが効いたシャツやカーキ色のボトム、さりげないアクセサリーをうまく組み合わせたりと、シックでオリジナリティがありました。休日にはスポーツも楽しまれ、顔立ちも美しく、表情が綺麗な方でした。
責任の重い立場で、部下も多く、本当に忙しいはずなのに、愛が溢れている感じの雰囲気が素敵でした。当時その方は40代前半だったと思いますが、「この方のような感覚の優れた女性になりたい」と思えたのは、私にとって貴重な経験でした。
この女性課長さんに出会ったことで、自分がまだまだ相当未熟なことを思い知らされ、一歩づつでも優れた感覚を身につけたいと決意するきっかけになりました。
そのとき、自分自身に対してずいぶん色々な問いかけをしていたことが思い出されます。
・仕事や組織の全体像が見えているか?
・さりげない思いやりを心がけているか?
・知らないうちに人に迷惑をかけていないか?
・人の手間をちゃんと減らせているか?
・やっつけ気味の仕事をしているときはないか?
・1つ1つの意味を考えて仕事をしているか?
・服装は仕事にふさわしく、自分らしさが出ているか?
・体力維持のために、運動をしているか?
・どのような30代、40歳代を送りたいか?
このように、仕事を通じた色々な人との出会いによって、自分自身の方向性について相当考えたり、未熟な面に気付いたりしてきたな、と実感しています。
★「内省」がキーワード
色々な方々との出会いは「内省」のきっかけとなります。
私達が職場で身につけられる能力についての研究書、『職場学習論』を読んでみても、
電車の中で読むとあっという間に読めますし、読後に大きな充実感が得られました。セルフコーチングに密接にかかわる本でもありますし、他者へのコーチングにも役立つと思います。すごくおすすめです。
中原 淳 金井 壽宏
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2 コメント:
お久しぶりです。ぬまがっぱです。
「内省」。いいですね。2年前のプロジェクトにいた時のマネージャーによくいわれました。「寝る前に、目を閉じて、自分に正対しろと。」
今も、悩んだらよく自問自答しています。今の上司にもよく言われます。(気持ちが弱いので)
本を読むのも、内省のきっかけなんだと思います。心の中の自分を増やす。そして、新たな一面を見つけ、次へつなげる。というのがいいですよね。
ぬまがっぱさん、コメントありがとうございます!
おっしゃるとおりで、内省のためには、静かに自分に向き合う時間をつくることが必要ですね。
「心の中の自分を増やす」、いい言葉ですね!
私も、自分自身へのまなざしを増やして、自分をどのように変えれば、周りは変わるのかというアプローチで考えると、どんどんいい結果が出るような気がしています。
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