2012年11月14日水曜日

大前研一氏の学び論『進化する教育』を読んでビジネスインパクトのある人材になろう!

進化する教育(DVD付) (大前研一通信特別保存版 PARTVI)
大前研一
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★世界的コンサルタントの知見を得て、行動する

 

大前氏の著書を読むと、政府や企業に対する様々な提言を目にする。

 

その約1年後、いやもっと後になって、そのプロジェクトが始動した、と新聞で目にすることがよくあるが、着手が遅すぎるように感じる。

 

せっかく大前氏の知のすべてを結集してアイデアを発表しているのに、誰もすぐに実践しようとしないのだから驚いてしまう。

 

大前氏のような世界的コンサルタントという宝を持ちながら、臆病な日本人は決断ができないのだ。

 

なぜ決断ができないのか。

 

1つには、論理思考が弱いからだろう

 

多くの人を説得できる材料を自分で探して、結論を導くことができないのだ。

 

さらに、「自分で見て考え、分析し、構築でき、新しいものを生み出す」力が育まれていないからだろう。

 

このようなスキルがないことを学校教育のせいにして終わり、でいいのだろうか。

 

このままでは日本は自分で舵取りが出来なくなってしまうのではないか。

 

★学び続けているか?

 

危機感がある人は、学び続けている。

 

しかしその学びの方法は最適だろうか。

 

焦りから、なんでもかんでも吸収しようとしていないだろうか。

 

腰を落ち着けて、体系だったカリキュラムに沿って学びを深めているだろうか。

 

実地ですぐに役立つレベルに、自分のスキルを仕上げているか。

 

本書『進化する学び』は、大前研一氏が「何をどう学ぶべきか」について考えをまとめた一冊である。

 

★理想の学びの場とは?

 

例えば、大前氏は、BBT大学を創設しているが、その教育理念、カリキュラムはさすがに磨きこまれている。今までにない形の教育機関(オールサイバー、株式会社立)であるため、ゼロベースから組み立てられているのだと思う。

 

そのカリキュラムを見てみると、

 

・経営

IT

・問題解決

・リーダーシップ

・英語

 

が柱になっている。

非常にシンプルかつ、どれも世界中で通用するビジネススキルだ。

 

これらの重要性に気付いて、真っ先に身につけた人は、これからのビジネスシーンをサバイバルできるだろう。

 
「伝統的な有名大学を卒業している」という、これまででは優位に立てた人材も、上記のスキルが欠けていれば、付加価値を生む機会さえ与えられなくなるのではないだろうか。
   

人を動かし、ビジョンを描き、実際に仕事を回せるかどうかという本質的な力がますます問われるようになるからだ。

 

その他、本書には、ビジネスパーソンがどのようにスキルを鍛えるべきなのか、具体的な方策も書かれている。

 

・世の中で起こっていることの感度を磨く

・否定しがたい証拠を持ってロジックを固める

・ディスカッションを重ねる

・多様性のある組織を、あらゆる配慮を重ねて運営する

・ケーススタディを行い、色々な立場になりきって考える。

・文句を言う前に、解決策を出す(論理思考を磨く)

 

こういった学びを共有できる場を、会社に居ながらにして積極的に得ていく必要があるのではないだろうか。

 

マインドが高く、スキルを磨き合える仲間と一緒に学ぶ場は、存在する。

 

本書を読めば、そのような場に参加して、自分はどうなっていきたいかを具体的にイメージできるようになるだろう。

 

私自身、ただの資格マニアで、実践的なスキルは何もない人間である。それゆえに本書を読んで学びの方向性がはっきり定められた。

 

このままでは、自分の市場価値が見出せないと悩むビジネスマンには、必読の書だ。

 

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(本書は、レビュープラス様より献本いただきました。)

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