2013年1月22日火曜日

【おすすめ本】『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之著



私は、数学がとにかく苦手で、高校時代も夏休みに補習に呼び出されていたくらいです(呼び出されたのはクラスで3人だけ・苦笑・・・)。

 

たぶん、複雑な事象を頭の中で整理するのが苦手なんです。

 

日常生活でも、思考が迷子になることがあります。

 

そんな私でも、経済学って面白い!と思えた本をご紹介します。
 
思考の「型」を身につけよう 人生の最適解を導くヒント (朝日新書)
飯田泰之
朝日新聞出版 (2012-12-13)
売り上げランキング: 1,988


 

経済学者飯田泰之さんの、『思考の「型」を身につけよう』です。

 

一言でまとめると、

 

経済学の思考の「型」を身につけて、ビジネスでも人生でも最適な判断を下そう、というもの。

 

例えば、「需要がどこに向かっているか」という問題は、ビジネスを行う上で避けて通れません。

 

そこで、

・経済をMECEに分類する市場の分類方法

・取引には相手があり、必ず二面性があること

 

を考え併せることによって、供給過多(売れないよー)になっている部門の需要(消費者のニーズ)がどこに向かっているのかを市場で発見しやすくなる、という思考法が紹介されています。

 

単純な例だと、アルコールの売れ行きが居酒屋では不振でも、家飲みの回数が増えているから、スーパーで安価な第3ビールが売れている、など

「何かが売れていない」のを手掛かりに、「その代わりに何のニーズが増えたのか」を探りやすくする考え方と似ているなあ、と思いました。


取引の二面性の話などは、経済を飛び越えて

「得をしたと思うときは、必ず何かを失っている」      

という人生訓にまでなりそうで、世の中を見る目までがらりと変わりました。
   

   

 経済って漢字だけ見ると敬遠しがちですが、つじつまが合う場面を発見できると、スカッとするんだなあ、と実感できました。

 
 ところで最近、専門家やオピニオンリーダーの年齢を知ると驚くのですが、飯田さんも1975年と自分と同世代の方です。


 


一見難しい内容でも、自分と同じ年頃の人や年下の人の解説だと、例え話が共感できるものが多く、「ちょっと説明を聞いて(読んで)みようかな」と思えます。


 


私と同じく数学が大の苦手でも、経済的思考や合理的判断に興味がある人にオススメ。


 


★著者の方の情報


 


ニコニコ動画「デキビジ」で、飯田先生のゲストトークが聴けます。


ざっくばらんな経済の話で面白いです。↓




 


著者の飯田さんのブログでも、『思考の「型」を身につけよう』が紹介されています。




 


Wikipediaによると、院生時代に予備校の公務員対策講座の経済学の講師をされていたそうです。解説がわかりやすいのももっともです。


飯田さんの本で次に読んでみたい本は、 この3つです。


 
飯田のミクロ 新しい経済学の教科書1 (光文社新書)
飯田 泰之
光文社 (2012-10-17)
売り上げランキング: 5,553
世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで
飯田 泰之
エンターブレイン
売り上げランキング: 49,422
ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)
飯田 泰之
筑摩書房
売り上げランキング: 34,561


 



 



思考の「型」を身につけよう 人生の最適解を導くヒント (朝日新書)
飯田泰之
朝日新聞出版 (2012-12-13)
売り上げランキング: 1,988

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