2014年10月27日月曜日

世界観が広がった!『トリリンガルフォトグラファーが語る中南米のリアル』に参加してきました!

★Itoujiさんの世界観を通してみる中南米のリアル!!!


Itoujiさんの感動のフォトを集めたサイト。是非是非ごらん下さい!
※Itoujiさんのフォトサイトhttp://www.uj-image.com/


3年間のメキシコ赴任を終えられ、帰国後も新プロジェクトで多忙を極められるItoujiさんの、中南米の旅を語るトークライブに行ってきました。

Itouji
さんはとても爽やかで、あのコウスケさんがライフハック研究会にナンパしたほど(笑)魅力的な男性です。


そして、科学的かつ人文的な広い視野を持たれています。
お仕事では、ダイナミックな仕組みを構築されている一方、語学力に優れ、自主勉強会を開催されたり、ほぼボランティアで現地の日本語講師を務められるなど、身を削って社会貢献もされる、日本男児の鏡です。


Itoujiさんのその溢れるようなエネルギーと、技術、感性、思慮深さが余すことなく発揮された本イベントは、アイデアフル&プレイフルな名プロデューサーnijinochichiさんの発案により、実現しました。nijinochichiさん、場作りの天才ですよね。


海外がキーワードで集った濃いメンバー

20名の参加者も、海外での起業経験のある方や辺境の地に行かれた方など、驚くほどディープな経験を持つ方ばかりで、これもnijinochichiさんの仕掛けの一つ。


Itoujiさんの南米での経験を咀嚼しつつ、それに関連した独自の体験(海外でのインターンシップ経験、遺跡めぐりのコツや美味しかった食事など)を語り合い、グループディスカッションも時間が足りなくなるほど。
京都や大阪からの参加者もおられ、もうこれは、泊りがけの合宿イベントにしてもいいくらい話題がつきませんでした。

それぞれのメキシコ感を広げられる工夫が随所に
さて、メキシコと聞いて皆さんは何をイメージされますか?

私は、お花の先生の影響でメキシコ民芸に興味があり、メキシコの吹きガラスやピューター、などをインテリアにしています。プリミティブな感じが好きなのです。

一番行きたいけど、2週間の余暇は欲しい行き先、それがメキシコです。

 当日受付には、さりげなく焼き物(セルビン焼き)の呼鈴がおかれていて、時折nijinochichiさんが無邪気にチリンチリンと鳴らしていたのですが(笑)、その品のある美しさにはずっと目を奪われっぱなしでした。
タラベラ焼きは一般的ですが、セルビン焼きというまだ新しい民芸品。ネットで色々検索してみました。わざわざ買いに行く価値がある価値があるほど美しい!


イベントの冒頭では、メキシコの概要紹介がありました。そして、メインはフォトグラファーItoujiさんの写真を見ながらの思い出トーク。

それまで写真に全く興味がなかったItoujiさんは、独学で一眼の撮影技術を磨かれたそうです。

ウユニ湖やグランドサークルなどの地球の神秘は、胸に迫り来る構図・発色だったり、街角の日常は、匂いやほこり、湿度まで伝わって来そうな風合いだったり、現地で感じた主題を最大限に生かす工夫が考え抜かれていました。

表現力が光る写真を見ながら、撮影スポットでの野宿や乗馬のエピソードを聞いていると、日常を忘れて、ストーリーの中に吸い込まれてしまいました。

また、リアルタイムでFacebookに綴った当時の出来事や感情を、スライド上でレトロスペクティブに見て行く試みは、現地の感覚がビビッドに蘇る感じがとても良かったです。


また、目的に応じたカメラの選び方やカメラのしくみ、画素数の理解の仕方など、子どもでも理解可能なほど比喩表現(にんじん畑!)がうまく、私のような素人でもすぐに理解できました。本当に凄いプレゼン能力です。

具体的な撮影スポットまで丁寧に解説されたスライド。数々の資料の完成度が素晴らしかった!
記録写真と表現写真の違いの話には、はっとさせられ、事実を写すよりも、そのとき自分が感じたテーマをメインに写す方が、「自分だけの」写真になるなあ、と感じ入りました。

次回はカメラ講座をやって欲しいという声が沢山あがっていましたよ!


圧倒的な行動力に裏打ちされたItoujiさんならではのライブ

今回のイベントの最大の魅力は、Itoujiさんの世界観、価値観を通して中南米の新発見ができたことです。
TVの海外ドキュメンタリーやバラエティにはない、同世代のビジネスマンが何を考え、何を感じたのかという直球の言葉が、「リアル」に迫って来ました。
そのなかからちょっとだけご紹介します。

 
多角的な視点から語られた中南米。侵略された過去、格差社会、労働意識、家族感など、盛り沢山。

・職場教育で「見て覚えてね」は通用しない。教えてもすぐに転職してしまう風土だと、教育のモチベーションを保つのに苦労しそうです。

・メキシコ人は意外と勤勉これはみなさん意外なようでした。

・国が信用できないので、家族で助け合う→Itoujiさんも言われたとおり、日本に置き換えたとき、家族の絆という意味で再考させられます。社会保障が充実している北欧などはどうなのかも気になります。

・格差が明確な社会でも、下層部に悲壮感がなく、人生を楽しむ術を身につけている富裕層と比較することが不幸の始まりで、自分たちの運命を受け入れる明るい心っていいな、と思いました。


勉強会に参加されている方の共通点として、「視野を広げたい」という熱意があげられます。

今回は遺跡好きな方、南米の風土・文化が好きな方、メキシコ経済、歴史に興味のある方、カンクンなどのリゾートに行きたい方、メキシコで働きたい方、大自然の撮影方法に興味がある方、すべてのニーズを満たしたいました。
さらに、新しい分野にも興味が発掘できる絶妙な構成となっており、完成されたスライドにもItoujiさんが準備に費やされた時間と労力の大きさを感じました。


懇親会などもろもろ雑記

・久々にお会いしたジェリーさんがパワーアップしていました。実はどこかのCEO(で、庶民のフリをしているの)かもと思われるほどの最新知識と洞察力。トークのキレ感がすごすぎます!
・ジョギング王子ヒデアキさんにも久々にお会いできて嬉しかったです。幸せ感と充実感がとっても伝わってきましたよ!
bravebotを自作されたみやさんから、ひとつドミノをいただくことができました。色使いが可愛く、フォルムも愛らしくて、癒されます。年末のライフハック研究会に参加すると、あなたもいただけるかも!
みやさん自作のBravebot。愛くるしい!何か話しかけたくなります。
・バリアフリーについて、再考するきっかけをもらいました。私も、意味のない段差やエレベーターの設計がひどい岐阜駅など、不親切だなあ、と思っています。まずはTwitterなどで呟いてみようと思います。


・コウスケさんがその場でFacebookグループを作って下さいました。行動力、即応力抜群。小学生の頃の渡航体験の話がミステリアスで、気になってしょうがありません(笑)。


・名古屋ライフハック研究会でも、一度、LTコーナーで「旅」というテーマを設けて、旅のTipsや写真、感じたことのシェアを集中的にできたら面白いよね。という話でktamuraさんと盛り上がりました!


nijinochichiさんが、受付や誘導を一人でされていて大変そうだったので、お手伝いできればよかったと反省しています。プライベートでここまで充実したイベントが開催可能なんて、本当に凄いことです。そして、バリアフリーかつむっちゃ美味しい豚しゃぶのお店をチョイスして下さったお心遣いに感謝!

 
刈谷駅前で便利!貸し切り状態でトークも盛り上がりました!久々に夕食をおなかいっぱい食べました。本当に美味しかった!


今回のイベントが発端となり、今後色々な形で展開していくはずです。それが今からとても楽しみです。

Itoujiさん、nijinochichiさん、地球規模の新しい感覚を沢山与えて下さって、本当にありがとうございました!

2014年9月22日月曜日

名古屋ライフハック研究会vol.28堀正岳氏×酒井一太氏から学ぶ、自分メンテナンスの小さな工夫


心待ちにしていた名古屋ライフハック研究会vol28が、9月20日(土)に名古屋駅前ウインクあいちで行われました。
 

お二人の著者の豪華共演は名古屋ライフハック研究会初!
ライフハック研究会の原点回帰へ


名古屋ライフハック研究会は、堀正岳さんのブログ「Lifehacking.jp」に共鳴する方々が集い、2009年にスタートしました。


今回は、その堀正岳さんと、ライフハックの本質を大切にするブロガーである酒井一太さんの共演というビッグなイベントであり、約40名で会場が埋め尽くされました。


酒井一太さんのブログ「Find the meaning of my life」は、独自のテーマに細やかな感性が注がれ、その鋭さと審美眼に鳥肌が立つ思いをします。


お二人にとってライフハックは空気のような存在であり、自分らしくあるために常に共にあるもの。


そんなお二人のお話には、笑いがあり、スパイスがあり、深い教養があり。

 
洗練されたオリジナルワールドにぐいぐいと引き込まれて行きました。


自分を知り、掘り下げることが「ストレスマネジメント」になる

堀さんと酒井さんの共通点は、誠実な表現者ということ。

 
そして人間としての心を大切にされていることです。カテゴリー的にはお二人とも「ビジネス書」を著されていますが、人間理解が深く、感性の人だと私は思います。

酒井さんは、過去にうつになった経験から、いかに日常生活の中で自分をメンテナンスしていくかの「小さな工夫」について語られました。


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リソースが少なく、パフォーマンスが落ちるという観点では、うつだけでなく、あらゆる持病、障害、体の不調や結婚、転職、出産、昇進などの環境の変化などにおいて、誰しも経験する状態です。

そこで、自分の状態をよく知って自分にぴったりのケアをすることで破綻を防ごうという提案がされました。

酒井さんが誠実なのは、人間一人一人の違いにちゃんと目を向けられていたことでした。

“あなただけの”工夫であることが大事

世間を気にしすぎたり広告に踊らされたりせず、情報を遮断して、自分自身が心から没頭できることを見つけて英気を養ったり、自分の体調を毎日簡単に記録して、対処の目安にするなど、小さな工夫はすべて「オリジナルで」というのが酒井さんの主張です


一太さんご自身は、「机の上が散らかったら」、「好きなことをして自分をメンテナンス」するサインになっているそうです。

女性であれば、例えば、朝着ていく服が決まらない(判断力の低下)、化粧が面倒になる(社交性の低下)といったことも指標になるのではないでしょうか。

そういったサインに気づく感性や心の余裕を保つためには、ひとり時間は欠かせないな、と改めて思いました。

酒井さんのお話にも出てきましたが、自転車に乗っている時間は最高の自分時間だと思います。私も毎日通勤で一時間以上自転車に乗っていますので、もっと意識して自分を解放してみます。

酒井さんの提案をまとめると、

・世間と自分を隔離する時間を持つこと
・自分の心体の様子を観察すること
・大好きなことに没頭すること

すべて自分を大切にするための、根源的な考え方であり、よい人生を送るための知恵だと思いました。

それにしても、一太さんの講演、エピソード満載でウィットも毒も効いていて、笑いあり涙あり、叙情的で良質な映画を見た後のような余韻が残りました。

人間心理の癖をメタ認知して変えてしまおう!

執筆や、ライブ配信なども、スマートに楽しまれている、堀正岳さん
 
本職は北極の気候学者であり、現地にも赴かれる堀正岳さんは、思考のスケールがとても大きい方だと感じています。

今回のテーマ、「ストレスマネジメントのための工夫」においても、地球規模の視野で研究をされ、俯瞰的な視点で人類を見つめる堀さんならではのお話を聞くことができました。

まず、講演の最初に、「3つの考え方と19のテクニック」という全体のフレームワークを示された効果は絶大でした。
 
聞き手の思考の整理を考慮されていたため、終始リラックスできました。

3つの考え方とは、

・歪んだ内的独白を外す考え方(例えば、イライラする原因は自分の価値観、考え方に起因するものだから、変えられる)
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・レジスタンス ~打倒しがたい強敵~
(
大事なことに取り組もうとする時ほど強い心理的抵抗が発生し、逃避してしまう。その心理的抵抗(レジスタンス)を理解し、具体化すれば対応可能)
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敵を見える化すれば乗り越えられる例「Brave Bot」

このドミノの裏面には、説明が。病気の少女を救ったエピソードにも感動しました。
 

・戦略的にgiveする(taker ではなく、賢いgiverが最終的には豊かである)
【参考図書】
Give and Take: A Revolutionary Approach to Success
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 私は、この「戦略的に」という言葉は、堀さんならではの照れなのだと思いました。
Giveの一つの例として、難病の幼い子への寄付のお話がありました。堀さんにとって、アメリカ文化の中で育まれたフィランソロピーの精神はきっとごくごく自然な気持ちのような気がします。日本ではまだまだ特別なボランティアや寄付を「構えなくていい、自分の幸せになって帰ってくるから、まずはやってみて」というメッセージのように思えました。
また、搾取されるだけの愚かなgiverでなく、賢いgiverであれという知恵も含んだ「戦略的」という言葉のはずです。


3つの考え方のいずれにも共通するのは、人間心理を理解して、よりハッピーでいられるように対処しましょう、ということだと思いました。


さらに19のテクニックは、ここでは秘密ですが、すべて具体的なライフハック。



1つだけご紹介。自分らしさを取り戻すために、欠かせない大切なこと。

堀さんが、子育て中の奥様のストレスマネジメントについてもちゃんと気にかけられているエピソードも印象的でした。

家族はチームであり、誰かが倒れてしまうと日常生活が崩壊することさえあります。まず自分をメンテした後は、家族のストレスマネジマントにちょっとでも貢献すると、より絆が深まり、安定した毎日が送れると思います。

★堀さんの新刊が9月25日に発売されます。
 

 
知的生産の技術とセンス ~知の巨人・梅棹忠夫に学ぶ情報活用術~ (マイナビ新書)
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講演後には、堀正岳さんの新刊がプレゼントされるジャンケン大会が行われました。私は惜しくも発売前に拝読することはできませんでしたが、堀さんのような知的生産ができることに強い憧れがあります。

堀さんから、本の内容について少し御紹介がありました。


梅棹先生のファンの方は勿論、「情報に新たな付加価値を加えること」が求められている、あるいはそれが趣味という方も、最新の技術を獲得できるはずです。

 
それにしても、堀さんの講演に出てきた参考文献や経験談は非凡で、世界中を視野に入れてピックアップされたものばかりでした。

堀さんのような知的生産のためのセンスを磨くには、視野の広さや、感覚の独自性を持つことも欠かせないように思いました。


 
 
 
 














センスを磨く方法が知りたい!



ずっと楽しみにしていたあまりにも夢のような時間だったので、土曜日のライフハック研究会は現実だったのか、未だにボーっとしています。

名古屋ライフハック研究会の発起人、虹の父さんも感無量のご様子で、懇親会でもいつも以上にテンションアップ。

テンションアップの虹の父さんの靴下柄
靴下をこっそりご紹介(笑)。レッグウォーマーの装着はライフハックのひとつ。体のメンテナンスは大事。

 
いつも誠実に尽力される姿が印象的なスタッフのkomatsunaさんもお二人のお話に感化されて、参加者の方々と今回のテーマをさらに堀下げられていました。


一太さん、堀さん、貴重な休日に名古屋まで出向いて下さって、本当にありがとうございました。今回の講演は後々まで研究会で語り継がれるはずです。

 

2014年9月1日月曜日

あいちワークショップギャザリングに行ってきました!

子どものための約20のワークショップが集う、「あいちワークショップギャザリング」に行って来ました。

美術教育の研究者であり、大学で教鞭をとられている堀さん(本イベントでは、ご本人も素晴らしいワークショップを運営されています。)から情報をいただき、体験を通して感動的な1日を過ごすことができました。

ひとは、好きなことに夢中で取り組んでいるなかで、生きる知恵を得ることができます。しかし、自分一人だけでワクワクの場を追求するには、限界があります。

とりわけ普段知らない世界(コンピュータ、アート、サイエンスなど)や社会とどう関わっていくかについては、他者からの影響を受けながら、アイデアを出し合う場が欠かせません。

★体験を通して、感じて、考えて、アウトプットしていく


「あいちワークショップギャザリング」では、多様な切り口かつ素材を使ったワークショップが集まり、大盛況でした。
スクラッチというプログラム言語のアプリでラジコンカーが動く!どんな風に動くかは動かしてからのお楽しみ!



人の暮らしに欠かせない布という素材を多角的に見つめ直したり、絵本の世界の主人公になってイマジネーションを広げたり、プログラミングでこんなことが出来るんだ!という驚きを得たり。
こども達だけでなく、大人も初めての体験に夢中になっていました。
絵本「からすのぱんやさん」になりきって、ねんどでパン作り
会場の中に色々な仕掛けが!

まず最初に驚いたのが、エントランス部分のディスプレイ。会場に入ってすぐに目の前に数々のワークショップが目に飛び込んでくるなんて最高です。これも1つのワクワクのしかけのように感じました。
古着ひとつひとつにまつわる、ストーリーのカードが。


「古着をさいて糸にしよう」のワークショップを創られた堀さんは、様々なストーリーを持つ古着を、木の枝などを使ってセレクトショップ風に展示されていました。思わず足を止めて、一枚一枚すべてのストーリーを読みたくなるほどです。

ワークショップでは、最初に身近な衣類を、どういう経緯で手に入れ、手放したのか。ものと自分との関わりを内省するきっかけを与えてもらいました。そして古着をはさみで細い糸にしていく作業の中で、また新しい形で生まれ変わる可能性を知ることになるのです。

ディスプレイの傍らには、裂いた糸で出来た織物が展示してあり、リサイクルの知恵や、「一度不要になったもの」の開花を伝えていました。

校庭で計ってみよう!長い糸ができたー!
こども達が楽しく参加できるよう、校庭に出て、出来た糸の長さを競い合う内容を取り入れたりと、ディスプレイにも構成にも細部にわたる工夫がされていました。

この用紙を使ってデザインした電車が走るなんて、ワクワク!!

また、自分でデザインした電車が3Dゲームの中で走るワークショップは、男の子達に大盛況。

コンピュータを使えば、自分が描いたものが立体的になり、それで遊んだり、他の人に見てもらったりできて、それがものすごく嬉しいという感覚が伝わってきました。

「売っているゲームで遊ぶだけ」だった世界から「自分でデザインできるんだ、ボクもつくりたい!!」という心を生み出す、素敵なワークショップでした。

なにより運営されていた先生が「お子さん、すごくいい顔をされてますよ」とおっしゃりつつも、ご本人も最高に楽しそう。

こども達に確実に変化が起こっていく様子に感動されていたのかも知れません。

★優れた創作を生むしかけ

能動的に絵と遊ぶ数々の方法を体験

絵を鑑賞するワークショップでは、こども達が名画にタイトルを付けたり、音楽を聴いてどの絵にぴったり合うか表現したり、アウトプット重視だったのが面白く、答えのない世界こそリアルだな、と感銘を受けました。

各ワークショップでお手伝いされていた学生さん達のサポートも、おもてなし力抜群でした。様々なこども達を考慮するのは、教育現場を経験していないと難しいものだと思いますが、確実に何かを吸収されていたと思います。
カラフルでワクワク感があるデザインのパンフレットも素敵

このほかにも、スクラッチでラジコンを動かしたり、世界で一つだけのお人形を創ったり、和紙、センサー、ラズベリーパイ、スクラッチ、レゴブロックなど、素材も切り口も様々。
パソコンで描いた絵が、不思議な動きをしている!!なぜかな?

オンラインで外国とつながる「ワールド・メイカーズ・プロジェクト」も行われ、地球上の人たちとの交流からアイデアが生まれる場も提供されていました。

★「プレイフル」なラーニングがもっと広がりますように!


また、本イベントには、以前このブログでもおすすめの本として紹介させて頂いた、『プレイフル・シンキング』著者の上田信行さんの「ワークショップについて語り合う」セッションもありました。

勉強会や私塾を運営されている方は、ぜひ、上田さんの学びについての考え方に触れてみて欲しいと思います。私は、『プレイフル・ラーニング』を早速購入しました。
プレイフル・ラーニング


本イベントに参加して思ったのは、日本は、ワークショップ大国をめざすのもいいのではないか、ということ。

いつも街のどこかでワークショップが行われ、通勤前に参加できたり、老後もワークショップを通して地域活性化に貢献するなど、日常生活に当たり前のように学びの場が浸透したらいいなと思うのです。

オリンピックや公営カジノを開いて経済を回そうという構想だけでなく、そこで得た経済的豊かさを、「人間の可能性を最大限に引き出す学びの場」に投資していくことで、もっと面白く活性化した国になるのではないでしょうか。


2014年7月14日月曜日

『企画は、ひと言』石田章洋著は、アイデアの宝庫!

企画は、ひと言。
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テンションが上がる企画には共通点があります。

なんだかわくわくさせるようなタイトルがあるのです。

 

例えば、イベントのネーミングだったり、キャッチフレーズに、心躍るような言葉があると、参加したくなります。逆に、タイトルがダサかったり、コンセプトがぼやけていると、全く心が動きません。

結局、一言で言い表せて、人の心をくすぐる企画が、大成功するのでしょう。

 

本書の著者は、「世界ふしぎ発見!」の企画・構成を担当する石田章洋さん。

よい企画をどうやって生むかの手の内を明かしてくれています。

アイデアが武器の仕事をされている方には、再現性のある、面白い本だと思います。

 

私が特に面白かったのは、アイデアを生むための日常的なインプットの方法です。

多量のインプットなくして、面白いアイデアは生まれないのですが、昨今の情報と言えば、ネットに頼りがちな人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、以外にも、最強のインプットは「新聞」だというのです。

なぜかは、本書を読んでみて下さい。

同じく、書店も社会のニーズが読める場所だそうです。確かに、ベストセラー本には世相が現れます。個人的には、児童書コーナーや旅行ガイド、趣味のコーナーは時代を反映していて面白いと思います。

実体験も大事で、「なぜ自分がそれを面白いと思ったのか」をメモすることで人の心を動かす「本質」がつかめるのだそうです。

 

本書の中で石田さんが唱える企画がうまくいく5つのSは、「企画は、ひと言」を実現するための重要なノウハウです。何か新しい企画を立てたら、本書の5Sの視点から点検してみるといいのではないでしょうか。

 

 

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