2014年1月14日火曜日

【ためになる本】「空気」を変えて思いどおりに人を動かす方法・鈴木博毅著

「空気」を変えて思いどおりに人を動かす方法
鈴木 博毅
マガジンハウス
売り上げランキング: 446,328

  
いい空気vsいやな空気

 

お店に入ったときに、いい感じのお店と、なんだかいごこちが悪いお店があります。

そこには、お店の方の心持ちがかなり影響している様に思います。

 

子どもの頃、あるおもちゃ屋さんが苦手でした。万引き防止と書いた紙を店中に貼り、陰気な顔で子ども達を監視しているお店でした。一年に一度、お年玉をもらった時に行くだけのお店でしたが、行くだけでなんだか暗い気持ちになり、おもちゃの楽しさが感じられなくなるお店でした。

 

人がいるところには、ある種の空気ができます。その空気は、別の人に心理的な影響を与えます。暖かみのある空気、イライラしている人の空気、熱気、反抗的な空気など、私たちは、毎日いろいろな気を感じながら生活しています。

そして、その空気の中で、私たちはいろいろな判断をしています。

 

一番望ましい空気(雰囲気)とは、明るく、活気があって自由な空気です。

頭もよく働くし能力も十分に引き出せ、人と人とが気持ちよくお互いを思いやることもできます。

 

職場の雰囲気とか、仕事の場の雰囲気をよくして、心穏やかに自分の能力を発揮するにはどうしたらよいのでしょうか。

 

いい空気をつくろう

 

本書には、実際に仕事において空気をよくする具体的な方法が書かれていて、とても面白かったです。

 

・ガス抜き(会社への不満を言う会議)によって、風通しをよくする言いにくい雰囲気を作らない

・経営者や幹部は、「監視」をしてはいけない空気が悪くなる

 

というような簡単なことは、すぐに実行できます。

 

また、空気を4つのタイプに分け、それぞれの対策を考えるという非常に科学的なアプローチがされていることが本書の特徴です。

 

  問題への「問い」を設定することで生まれる「空気」

  体験的な思い込みに固くこだわることで生まれる「空気」

  検証、測定による偏った理解に固執して生まれる「空気」

  選択肢を限定してしまうために生まれる「空気」

 

一見難しそうですが、仕事上ではこれらの空気を自分で動かす必要があります。

一言で言えば、違う視点を示して、マインドセットする力が求められます。

 

空気を変えることは問題解決の第一歩だと言うことがわかっただけでなく、自分の心理をほぐし、頭をやわらかくすることにも役立つ内容でした。

 

漠然とした嫌な(抑圧的な)「空気」の実態を理解して、対策をとりたい人におすすめです。

 

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鈴木 博毅
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